2021年8月2日更新大鉢のハス
今年は終わったと思っていた大鉢のハスに、また二つ蕾がふくらんでいました
撮影は7月31日、8月頭に開花しそうです、出会えた方はラッキーですね
8月3日追伸:見事に花ひらきました
遊歩道の長いウッドデッキ、石垣側に面白い姿の花、秋海棠(シュウカイドウ)です
こちらもウッドデッキの階段の近く、真紅の大輪はモミジアオイ
〜お花の報告でした〜
今年は終わったと思っていた大鉢のハスに、また二つ蕾がふくらんでいました
撮影は7月31日、8月頭に開花しそうです、出会えた方はラッキーですね
8月3日追伸:見事に花ひらきました
遊歩道の長いウッドデッキ、石垣側に面白い姿の花、秋海棠(シュウカイドウ)です
こちらもウッドデッキの階段の近く、真紅の大輪はモミジアオイ
〜お花の報告でした〜
オリンピックも始まりましたが、武相荘の緑も競うように勢力を増しています
遊歩道の下側の湿地、菖蒲の後、今は夏水仙が咲いています
遊歩道を進むと、カチャ、カチャッ、と小気味良いハサミの音が聞こえて来ました
庭師の北住さんが梅の木を剪定中。暑い中ご苦労様です
階段のコーナーに大鉢のハス。少しですが今年も花が咲きました
柿の木の木陰、清涼感ある姿を見せているのはヒオウギ
オープンカフェにはアイスシェーバーが出て来ました
今は展示品ですが、昔は
夏が来ると次郎はこれでかき氷を作って、子供たちを楽しませたそうです
瓦門をくぐってレストランとミュージアムのある邸内へ
暑い時期に元気な、ルドベキア・タカオ
白洲次郎と白洲正子の住居だった、茅葺のミュージアム
8月29日まで「武相荘の夏」展を開催中
小さなお花はヤブラン。裏山の遊歩道の入り口あたり、探してみてください
暑い季節になりましたが、豊かな緑の中で、正子と次郎の趣味などもお楽しみいただきながら
リフレッシュいただけたらと思います
梅はずいぶんすっきりしました
このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、Instagram、Facebook でもお届けしています。
ワインに対する見方、味わい方が一段深まる。
ソムリエ岡島直樹さんによる武相荘のワイン講座、第10回です。
今回は「おうちで楽しむワイン」と題し、ヨーロッパでの生活経験も豊富な岡島さんが、本場の家庭におけるワインのお話などを交えながら、ワインのうまい選び方、楽しく美味しい飲み方のコツを伝授してくださいます。
岡島さんセレクトのワイン5種を順番にテイスティングしながら、お楽しみいただきます。
1956年9月18日生まれ
高校入学する春休みにアルバイトとして飲食業に従事し、いつの間にか本業となる。フランス パリ、リヨンにてコックとして修行、イタリア プーリアでイタリア料理を修行も、コックとしての才能に見切りを付け、酒好きも手伝っていつしかソムリエの道へ。
日経レストラン第一回メニューグランプリ入賞1999年首都圏最優秀ソムリエ受賞。サントリーワインスクール、赤土ワインスクール、鶴見大学オープンカレッジ等で講師を務める。際コーポレーション統括ソムリエを経て現在、ワイン食堂 Cantinetto Giglio(世田谷区奥沢)オーナーシェフ
〈特典〉茅葺の武相荘ミュージアムを2割引にてご観覧いただけます。
ミュージアムにて入場チケットをお求めの際、当イベントの参加者であることをお伝えください。
※ミュージアムは17時閉館ですので、必ずイベント開始よりお早い時間にご観覧ください。
会場にはウイルス対策を充分に施して開催致します。皆様におかれましても体調管理とマスクの着用をよろしくお願い致します。
お申し込み後のキャンセルにつきまして
お席の準備がございますので開催1週間前までに必ずご連絡お願い致します。
大鉢に植わった一株のハス
大きな葉にたまった水がガラス玉のように光って綺麗です
雨のオープンカフェも、独特の良さがあります
11時オープンのレストラン。白洲家ゆかりのメニューでお楽しみください
レストランテラスに咲く朱色の花、姫緋扇水仙
茅葺のミュージアムでは夏展を開催中です
茅葺の建物のさらに奥へと続く遊歩道
加藤清正の旗立石が、水を含んで黒光りしています
正子が実家の薩摩の樺山資紀伯爵家から移設したものです
遊歩道を戻ると、竹林の前にモミジの青葉が見事でした
このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、Instagram、Facebook でもお届けしています。
古美術や能楽などを通して感じられる、日本に生まれた美。
白洲正子とは、その美の本質を追いかける同士として意気投合し、長きにわたり非常に近しい関係にあった青柳恵介氏によるお話会シリーズ、第3回です。
今回の名宝は「大井戸茶碗 筒井筒」 ——かの豊臣秀吉の愛用の品であり、伊勢物語の古歌にちなんだ名を持つ茶碗です。
白洲正子は、芸術新潮の400号記念号 日本の百宝(1983年刊)の誌上で、自分にとっての百宝を問われた際に、45番目としてこの筒井筒をあげています。
また「私のお茶」という随筆では、冒頭、次のようにも述べています。
日本文化の粋(すい)は、(茶室の)あの小さな空間に集約されつくしていると思う。
「お茶」に対してそんなふうにも言っていた正子が100宝の一つに選んだ茶碗。
この筒井筒は、その眼にどのように映っていたのでしょうか?
今回も青柳先生がこの宝について、いろいろな面からのお話をお聞かせくださいます。
第1回「聖林寺の十一面観音」では、制作年代の近い他の仏像との比較、当時の政府体制や外国との交流状況に至るまで、聞いているうちに仏像を見る目が幾重にも増していくような体験をさせていただきました。
また時折こぼれる正子とのエピソードがたいへん新鮮でした。今回もどうぞご期待ください。
緑の森にシンシンと蝉の声がしみいる、夏の武相荘で開催。
初めての方もどうぞお気軽にご参加ください。
お申し込みは下記リンク先よりお願いいたします。
古美術評論家。五蘊会会長。觀ノ会発起人。
1950年生まれ。東京都出身。
成城大学大学院博士課程修了。専門は国文学。古美術評論家。成城学園教育研究所、成城大学、東京海洋大学の講師を務めた。
著書に「風の男 白洲次郎」(新潮社 1997)、「骨董屋という仕事」(平凡社 2007)、「白洲次郎と白洲正子―乱世に生きた二人―」(新潮社 2008)などがある。
会場にはウイルス対策を充分に施して開催致します。皆様におかれましても体調管理とマスクの着用をよろしくお願い致します。
〈参加特典〉茅葺の武相荘ミュージアムを2割引にてご観覧いただけます。
ミュージアムにて入場チケットをお求めの際、当イベントの参加者であることをお伝えください。
※ミュージアムは17時閉館ですので、必ずイベント開始よりお早い時間にご観覧ください。
お申し込み後のキャンセルにつきまして
お席の準備がございますので開催1週間前までに必ずご連絡お願い致します。
このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、Instagram、Facebook でもお届けしています。
お能を知りたい、体験したい、という方に絶対おすすめの武相荘の能楽講座。
今回は勇壮絢爛な舞踊が特徴の「石橋(しゃっきょう)」がテーマです。
今回のテーマは「石橋 しゃっきょう」です。——この演目の主題は、獅子舞。
獅子の存在は、仏教の伝来と共に日本に伝えられてきました。百獣の王としての獅子(ライオン)が古来より権力の象徴として装飾に使われていましたが、仏教の世界観では文殊菩薩を乗せる想像上の神獣となりました。獅子頭を載せて舞う獅子舞も大陸より日本に伝来して、中世より追儺や悪魔祓いとして民間に広く流布していた様です。能楽にもその獅子の舞が取り入れられた事は、自然な流れです。
能にその舞を取り入れるあたり、作者は創意を加えております。獅子が文殊菩薩にお支えする伝承を元に作能しました。
文殊菩薩の住む極楽浄土に俗界より続く石の橋。それは人の作ったものではなく自然と現れた、底も見えぬ深谷に跨がる細く長く、苔蒸した橋です。長く修行を積んだ高僧や貴僧たちも容易に渡りおおせる事も出来ないその橋の向こうでは、この世のものとは思われぬ音楽が聞こえ、菩薩の家来の獅子が牡丹に戯れ、舞遊ぶ景色が見えてきます。
本曲は、前段の目も眩むばかりの谷と異界に続く橋の荘重、霊巌な様子、後段は対照的な勇壮で華麗な音楽と舞、演劇性よりも舞踊性に富んだ演目となっております。今回の会ではその獅子舞の音楽性に親しんで頂く予定です。是非お運びくださいませ。(友枝雄人)
講師は、シテ方喜多流 友枝雄人さんと小鼓方幸流 成田達志さん。お二人は以前より数々の大作を共にされている間柄です。舞踊性・音楽性が強く全体を通してコントラストの激しい「石橋」の面白さについて、じっくり伺っていきたいと思います。実演にもぜひご期待ください。
ナビゲーターは青柳恵介さん。今回は舞台が中国の秘境です。極楽浄土に続く当時の信仰や、獅子の存在について紐解いてくださることと思います。
お能の世界に触れ体感していく楽しい会です。初めての方もぜひ奮ってご参加ください。
お申し込みは下記より。
過去開催のレポートもご覧頂けます。
前回「三井寺」、「田村と白田村」、「お囃子の魅力」、「実盛」の会、「山姥」の回、「井筒」の回
会場にはウイルス対策を充分に施して開催致します。皆様におかれましても体調管理とマスクの着用をよろしくお願い致します。
〈特典1〉本会と同時申込みで、9月4日開催の能舞台「五蘊会」の観劇券を1割引でお求めいただけます。
五蘊会の詳細は下記リンク先をご確認ください(座席表あり)。
五蘊会二十五周年記念大会 友枝雄人「石橋」友枝雄太郎「巴」
〈特典2〉茅葺の武相荘ミュージアムを2割引にてご観覧いただけます。
ミュージアムにて入場チケットをお求めの際、当イベントの参加者であることをお伝えください。
※ミュージアムは17時閉館ですので、必ずイベント開始よりお早い時間にご観覧ください。
お申し込み後のキャンセルにつきまして
お席の準備がございますので開催1週間前までに必ずご連絡お願い致します。
梅雨も近く、1週間の半分は雨模様ですが
水分をたくさんもらって、緑が茂っています
駐車場から続く小径、ちりばめたように白い花が咲いて
お出迎えしてくれました。ドクダミの花です
道が竹林へ入ると色合いが一変
ベージュの絨毯は、笹の枯れ葉です
竹林を抜けると遊歩道の下側に湿地が見えます
菖蒲が競うように咲き始めました
ウッドデッキに枝を伸ばす、オオヤマレンゲ
大きな花のつぼみが膨らんできました
建物側にはヤマボウシの花が満開、
菱形の大きな白い花、今まさに見頃です
階段を登って邸内へ入ります
こちらはガレージのオープンカフェ。白洲次郎が車庫にしていた建物で、
次郎ゆかりのクラッシックカーPAIGEが常設展示されています
(奥で、館長が何やら打ち合わせ中のようです)
柿の葉の緑が鮮やかさを増しています
門の奥へ入ると、いっそうすっぽりと緑に包まれた邸内
雨の日は緑の気配を一層強く感じます
今日は茅葺のミュージアムに入ってみましょう
一番広い囲炉裏の間、正子の好んだ器をいろいろ見ていただけます
春展後半を開催中です(本展は5月末まで)
花入れになっているのは、江戸時代の火消壺
奥に掛けてある羽織りは読谷山織、裏地の紅型が鮮やかです
奥座敷には、きものや和装小物を展示
床間の花入れには先ほどのヤマボウシが
湿度の高い梅雨の季節、大きな窓のある茅葺の家で
雨の音を聞きながら、次郎と正子はどんな風に過ごしていたのでしょうか