2025年の記事一覧

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2025年12月25日更新武相荘の骨董市(第28回)

2026年1月25日(日) 朝10時開場・入場無料

武相荘の門前に所狭しと骨董屋さんが立ち並ぶ、楽しい骨董市。和骨董、西洋骨董から、仏教美術までさまざなジャンルの骨董が武相荘に集います。

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今回は真冬の開催、骨董屋さんは季節に合わせての出品です。
にぎやかに並んだ骨董、つぶさに見ていくと、現代が忘れ去ってしまった生活の知恵や工夫、美意識を再発見できるかもしれません。

会場となる武相荘邸内は冬〜春にかけて花の季節。1月末は、有楽、数寄屋、村下など赤や桃色の椿が花の盛りを迎える頃です。遊歩道を歩けば、蝋梅の品の良い香りも感じていただけるかもしれません。

武相荘の骨董市、眼で見て触って、ぜひあなただけの「ほんもの」を見つけてください。どうぞお楽しみに。

お車でお越しの皆様へ
当日、武相荘の駐車場は混雑が予想されます。満車の場合、路上でお待ちいただくことはできませんので、あらかじめ近辺のコインパーキング利用もご検討ください。武相荘近辺のコインパーキング参考情報はこちら

開催概要

日程

2026年1月25日(日)開催
開始時刻: 朝10:00 ※1,※2


終了時刻: 品物がなくなり次第終了(最終15:30頃)
会場 武相荘邸内4カ所に展開
  • 瓦門までの通路沿い
  • オープンカフェスペース
  • 外階段下の『能ヶ谷ラウンジ』
  • 武相荘ショップ
入場料 入場無料・予約不要
※通常500円の庭園入場料が骨董市の日は無料です。尚ミュージアム観覧は別途チケットが必要です。

※1) 入口2箇所(ユニクロ側・駐車場側)は同時刻に開門致しまします。
※2)「武相荘の倶楽部」メンバーは開場15分前よりご入場いただけます(同伴者は不可)。会員証をお忘れなく。

2025年12月18日更新椿・白侘助が満開です

今年もあと半月ほどとなりました。武相荘、年内の開館は12月25日(木)がラストです。

今年最後のイベント『骨董市』も終わり、今はとっても長閑な雰囲気の邸内。

年末の忙しい時間を縫って、足を運んでくださるお客様方、
武相荘へ来ると不思議と、忘れていた昔の出来事など思い出されるようです。

寒さが厳しくなってきましたが、その分、日向では暖かさを感じます。
こんな日は時間がゆっくり流れているように感じます。

風もなく、囲炉裏の炭も穏やか。

瓦門を潜って、レストランや茅葺の母屋ミュージアムのある方へ。

手前に見える建物が武相荘のレストラン。ランチ・カフェが11時〜です。
年末はお客様も少なめで、ゆったりご利用いただけそうです。

レストランの手前の建物、階段を登ると、小展示室 Bar PlayFast です。

こちらでは白洲次郎にまつわる品物や資料を展示しています。

階段の下、海上がりの信楽の大壺に、
サルトリイバラやスズメウリ、暴れた枝と赤い実が見事です。

武相荘の冬は、これから、白洲正子が好んで植えた椿が美しい季節。

一番最初に、サザンカの花が終わるころから咲くのが、この椿・白侘助です。

年末までは、この美しい姿を見せてくれるかと思います。
この季節だけの武相荘の景色です。

2025年12月4日更新『武相荘—冬』展 2025-2026

会期: 12月2日(火)〜12月25日(木) その後冬季休館を挟んで、
2026年1月10日(土)〜3月1日(日)まで。
尚、祝日を除く月曜は休館日です。
ミュージアム開館時間:10時~17時 (入館は16時半までとなります)

左上:赤絵同心円文皿(加藤静允 作)・朱漆螺鈿重箱(関野晃平 作)
左下:〜特別展示『韋駄天お正の取材旅』〜より『西行』の原稿
右:紬地辻が花風染胴服(織・田島隆夫/染・古澤万千子)
左:羽織、帯各種(田島隆夫 作、柳悦博 作ほか)
右上:奥座敷の展示/きもの ①染・芹沢銈介 ②織・柳悦博/染・古澤万千子『梅二月』
右下:次郎のウィスキーグラス、ゴルフクラブセット
左上:桐製茶壺・漆桶・籠(いずれも年代不明)
左下:リビングのテーブルの展示/デルフトジョッキ(17−18世紀)ほか
右:白磁壺(加藤静允 作)、正子の冬の洋装(イヴ・サンローラン製)

家に居るよりも、それぞれ別々に外を駆け巡ることのほうが多かった父・次郎と母・正子ですが、晩年はこの「武相荘」で二人は静かに暮らしておりました。 父はガレージで大工仕事に励み、母は書斎で読書をする。ごく親しい人とだけ付き合い、静かで平和な暮らしを楽しんでおりました。

二人の趣味(hobby)は異なっているように見えますが、趣味(taste)は多分に共通していたと思います。二人のhobbyとtasteとを遺愛の品々から、見て取って頂ければ幸いです。

牧山桂子

2025年11月22日更新森は秋色に、山茶花が満開

11月も半ばを過ぎ、秋らしく気持ちのよい日が続いています。

今日は、駐車場のある側の入口から邸内をめぐってみます。
武相荘邸内もだんだんと紅葉が進んできました。入口の左手、黄色に紅葉しているのは、大きくなった山椒の木。

道は竹林へ。
木々の中を抜け、竹林の中を歩いて行くと、空気が一辺に変わるのが感じられます。

長いウッドデッキを渡り、階段をを上へ。

石垣の上の建物は休憩所になっています。(元は白洲次郎のガレージだった場所)

寒い日は、囲炉裏に炭をおこしています。
小さな本棚があり、読書をしながらくつろいでいただけます。

正面、瓦門をくぐって奥へ進みます。

門の脇を彩るカエデの紅葉が見事です。

門を入ってすぐ、視線を上にあげると、茶梅(さざんか)の花が満開でした。
もうすぐ冬です。

レストランテラスの向かい側、石仏の前にはミヤコワスレの紫の花。
今年は花が小さく、そのかわり沢山咲いています。

茅葺き屋根の母屋はミュージアム。
開催中の秋展は11月30日まで。

赤と黄色の実をつけているのは、千両。

ミュージアム奥側は、散策路になっています。小さな森の中をぐるっと巡っていただけます。

枯葉やどんぐりの落ちる音、どこかで鳴く鳥の声、静かな中にいろいろな音が聞こえてきました。

玉箒(たまばはき = コウヤボウキ)の花、山道沿いに沢山咲いています。
1.5cmぐらいの可愛らしい花です。ぜひ探してみてください。

散策路から戻ってきました。
ミュージアムの脇にある、大きな椿の樹。蕾が膨らんできていました。
12月後半になると、枝いっぱいに真っ白の、美しい花を見せてくれます。

色とりどりの秋色に囲まれた武相荘邸内です。
年末が近づき、何かと忙しない時期ではありますが
ぜひ暇を見つけて、リフレッシュにいらしてください。

レストランは、ランチ・カフェを11時から営業中

2025年11月7日更新武相荘の骨董市(第27回)

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、InstagramFacebook でもお届けしています。

2025年12月14日(日) 朝10時開場・入場無料

武相荘の門前に所狭しと骨董屋さんが立ち並ぶ、楽しい骨董市。和骨董、西洋骨董から、仏教美術までさまざなジャンルの骨董が武相荘に集います。

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12月、武相荘は山側の散策路が鮮やかなモミジの紅葉に染まる頃。茅葺き屋根の母屋ミュージアムの前には白洲正子が愛した白椿(白侘助)が花開き、庭の大変美しい季節です。

骨董屋さんも季節に合わせての出品です。今回は、昔の人が冬を飾り、年の瀬〜新年を楽しんだ品々にもご期待ください。

眼で見て触って、ぜひあなただけの「ほんもの」を見つけてください。

お車でお越しの皆様へ
当日、武相荘の駐車場は混雑が予想されます。満車の場合、路上でお待ちいただくことはできませんので、あらかじめ近辺のコインパーキング利用もご検討ください。武相荘近辺のコインパーキング参考情報はこちら

開催概要

日程

2025年12月14日(日)開催
開始時刻: 朝10:00 ※1,※2


終了時刻: 品物がなくなり次第終了(最終15:30頃)
会場 武相荘邸内4カ所に展開
  • 瓦門までの通路沿い
  • オープンカフェスペース
  • 外階段下の『能ヶ谷ラウンジ』
  • 武相荘ショップ
入場料 入場無料・予約不要
※通常500円の庭園入場料が骨董市の日は無料です。尚ミュージアム観覧は別途チケットが必要です。

※1) 入口2箇所(ユニクロ側・駐車場側)は同時刻に開門致しまします。
※2)「武相荘の倶楽部」メンバーは開場15分前よりご入場いただけます(同伴者は不可)。会員証をお忘れなく。

2025年10月16日更新〈第三回〉武相荘 古美術展示即売会

2日間の開催
2025年11月22日(土)10:00〜17:00、23日(日)10:00〜16:00

会場:旧白洲邸武相荘 邸内・能ヶ谷ラウンジ
(会への入場は無料/但し武相荘入場時に庭園入場料500円がかかります)

第三回目となる今回は4プラス 1

海老屋美術店古美術猫に加え、antiques Glory直感とテレパシーが参加いたします。また、特別ゲストとして骨董コレクターT氏のコレクションも展示即売致します。
個性豊かな4プラス1をお楽しみ下さい。

お問い合わせ:ギャラリー辰巳
TEL.045-985-5966

2025年10月11日更新深まる秋を歩く

落ち葉も多くなり、日々深まっていく秋が感じられる、武相荘邸内です。

萩の白い花が風に揺れて季節を伝えてきます。

門の前は、小菊やミズヒキの花が色づいて、なんだか賑やかです。

門より高いところには、ギンモクセイが咲いています。
気をつけると、良い香りに気づきます。

レストラン、今日は団体でのご来館もあり、11時オープンから賑わっている様子です。

足元にも秋の花。紫色のゲンノショウコ。昔は一般的に胃腸の薬として用いられました。

散策路を登った上からの景色。紅葉はまだまだ青々としています。

こちらはコウヤボウキの花。山側に自生する昔ながらの山野草です。

どんぐりやカシの実もパラパラと落ち始めました。きのこも生えていますね。

茅葺き屋根の母屋、武相荘ミュージアムへ

現在は秋展を開催中。展示内容についてはこちらをご覧ください。

さてイベントのご案内です。来週10月19日(日) には久しぶりの骨董市を開催いたします。第26回武相荘の骨董市 朝10時開場・入場無料

上の写真のカフェスペースや、外階段下のイベントスペース「能ヶ谷ラウンジ」に、骨董屋さんが所狭しと出店します。粋な骨董屋さんたちの、季節にあわせての出品をお楽しみに。

武相荘ショップ(チケット販売所)
階段下はイベントスペース「能ヶ谷ラウンジ」

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