2021年の記事一覧

2021年11月6日更新武相荘 梅八流 江戸文字日和

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。

縁起もの”梅八流” 江戸文字の実演販売、体験会。

今から300年以上前の江戸の城下町。
町中のそこかしこに張り出された、太く個性的な文字の看板、
これら全てが職人の手描きによって成り立っていた時代。

書道とは一風変わった、紙面一杯に黒々と描く書体は、
当時の風情を物語っています。

描く対象を”客席”、墨を”客の頭”に見立てるその心は、
客席を埋め尽くす”満員御礼”を表し、”千客万来” ”商売繁盛”の縁起が込められていたのでした。
この他、そのまま読めない”とんち”が効いた熟語や文字など、
職人の粋な計らいから生まれた”縁起文字”が、今に伝わる江戸文字でございます。

伝聞によると当時は数百もの工房が切磋琢磨していたようですが、
印刷の普及により、僅かな人気工房だけが残り、現在は日本中でも数十人、
プロとして活動しているのは数える程まで減少。
現在は文字を書く機会も減り、失われつつある伝統技術でございます。

この度、武相荘では江戸時代に一世を風靡した江戸文字の”梅八流”実演・体験会を開催いたします。
落語でならした軽快な口調と、豪快な運筆の実演は一見の価値あり。
江戸で大流行したデザイン文化に触れる企画でございます。
また、江戸文字に関するトークセッションを梅八氏と牧山圭男で実施いたします。

粋なとんちが効いた継承されるべき無形伝統文化をぜひご体験くださいませ。
武相荘の体験会に参加頂いた方向けの特典もご用意しております。

武相荘 梅八流 江戸文字日和(講師 梅八氏)
2021年12月11日(土)11時〜開催

  • 11:00〜14:00
    江戸文字実演販売

    ガレージのカフェにて、梅八氏による実演販売
  • 15:00〜17:00
    江戸文字体験会

    【梅八氏による講座 + 江戸文字体験ワークショップ】
    1. 梅八氏・武相荘 牧山圭男トークセッション(江戸文字にまつわるお話)
    2. いくつかの文字から自分の描きたい一文字を選び、梅八氏に習いながら練習します
    3. 最後は、色紙かはがきへ本番の一文字を描きます
    梅八氏作成のオリジナル「武相荘」木札プレゼント!(裏面には梅八氏からの一言)
    会場: 能ヶ谷ラウンジ/受付開始14:30(会場入口にて)
    要チケット事前購入 税込6,000円(お申し込みは下記より)
  • 17:00頃〜
    座談会

    ワークショップ終了後、梅八氏を囲んで

江戸文字体験会 参加申し込み

参加費 6,000円(税込)/江戸文字体験 + 梅八氏作成オリジナル木札/定員25名
チケット販売2021年11月12日(金)10:00 — 12月6日(月)
お申込受付は先着順とし定員になり次第締め切りとさせていただきます。

  • お申し込みはこちらから/PassMarket
    クレジットカードまたはPaypayでの決済
  • 銀行振込がよろしい方は下記のお問い合わせ先までメールでお問い合わせください。尚、銀行振込でのお申込みをキャンセルされる場合には、返金時の振込手数料を差し引かせて頂きますので、予めご了承ください。
  • 本イベントに関するお問い合わせ先
    email: lounge@buaiso.com
    TEL.070-8474-8282(受付時間: 10:00-17:00日曜を除く

尚次の場合、本会はキャンセルとなります。その場合にはご連絡の上払戻しを行います。
(1)参加応募が最少催行人数に満たない場合。
(2)新型コロナへのさらなる緊急対応が必要とされた場合。

会場にはウイルス対策を充分に施して開催致します。皆様におかれましても体調管理とマスクの着用をよろしくお願い致します。

講座後に武相荘レストランでディナーはいかがですか?

ディナーをご希望の方は、レストランへ直接ご予約ください。 レストランご案内ページはこちら
ぜひ武相荘での一日を、心ゆくまでお楽しみください。

2021年10月28日更新武相荘が「新美の巨人たち」に登場します

ユニークな視点で美を紹介するテレビ番組「新・美の巨人たち」に武相荘が登場します。

シリーズその人、その暮らし③ 白洲次郎・正子「武相荘」

「美の巨人たち」ならではのカメラワーク、新鮮な切り口で、
次郎と正子、そして武相荘が特集されます。
2021年11月6日(土)放映です。どうぞお楽しみに。

新美の巨人たち公式ウェブサイト
https://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/

2021年10月15日更新ホトトギスが咲いています

雨の日は、緑が色濃く匂います

ガレージのオープンカフェに作小さな花はルコー草です

こちらはミズヒキ、なかなか新鮮ないでたちです

階段を降りると

左手に、小粒の実をたわわに、ロウヤガキ
「老爺柿」と書くそうです

次郎と正子の遊びが随所にみられる、武相荘の空間

カフェには数組のお客様の姿

テラスから庭側には、ホトトギス
正子も好んだ花です

今日はお庭の仏様もしっとりと潤っているようです

今月30日には武相荘開館20周年記念イベント「室町@武相荘」を開催します
実は、竹林を背景にしたこの庭にも着々と準備が進められています

静かで心落ち着く武相荘も、賑やかに初めてのイベントを開催する日も、
どちらも、お楽しみいただけたらと思っております


2021年10月8日更新吉川忠英Live@旧白洲邸武相荘

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。

アコースティックギターの第一人者、吉川忠英さん。

イルカ「なごり雪」、松任谷由実「やさしさに包まれたなら(魔女の宅急便の主題歌)」、中島みゆき「わかれうた」、海援隊「贈る言葉」、山口百恵「いい日旅立ち」等々。といったら思い出す、やさしく切なく印象的なギター。

忠英さんが今年も武相荘でライブを開催くださいます!

〈吉川忠英プロフィール〉
1947年 東京生まれ。
72年、和楽器を取り入れたフォークロック・グループ“EAST”のメンバーとして全米デビュー。
帰国後シンガーソングライターとしてアルバムデビューし、ギタリスト・アレンジャ ー・プロデューサーとしての活動を開始。
アコースティックギターの第一人者として、中島みゆき・松任谷由実・イルカ・山口百恵・松田聖子・大滝詠一・福山雅治・夏川りみ・加山雄三など、数多くのヒット作品に参加し、 様々なアーティストへの楽曲提供、CM音楽なども多く手がけている。
17年より、WEBでのギタースクール「Masters Laboオト塾」を開講。
20年、オリジナルアルバム「僕を変えたもの」を発表している。
オフィシャルサイト https://chuei-yoshikawa.com

開催概要

2021年11月13日(土)『吉川忠英Live@旧白洲邸武相荘』
参加料:お一人様 ¥5,000(税込)
会場:旧白洲邸武相荘内「能ヶ谷ラウンジ」
15:30開演 約100分(途中休憩あり)

*スペシャルディナー¥5500(税込)※お食事・ドリンク込
ライブ終了後18:00より「レストラン武相荘」にて。完全ご予約制

問合せ・お申し込み先

定員に達したため、お申し込みは締め切りとなりました(10月17日)。ご参加の皆さまどうぞお楽しみに。

☆チケット代金は、当日会場入口にてお支払いいただきます。
☆お申込後のキャンセルは、3日前(11/10)までにお知らせ下さい。

2021年10月21日更新青柳恵介さんお話会 〜白洲正子 日本の名宝100〜 その4「信貴山縁起絵巻」

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。

美の楽しみを広げる武相荘の講座
シリーズ「白洲正子 日本の名宝100 〜青柳恵介氏お話会〜」第4回開催のお知らせです。

今回のテーマは「信貴山縁起絵巻(しぎさんえんぎえまき)
現在も奈良県の信貴山山頂に立つ、朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)に伝わった全3巻の絵巻物です。中には信貴山の中興となった命蓮上人の活躍ぶりが、当時の市井の人々や生活風景とともに、非常にいきいきと描かれています。

カメラもテレビも無かった遠い昔に描かれた絵巻。
作者は不明とされていますが、絵巻物が生まれた平安末期は、まさに乱世のさなか。一方、文化の面では様々な分野で、貴賤の垣根を超えた新しい潮流が生まれた時代でもありました。

白洲正子は、数ある宝物の中からこの絵巻物を自分の百宝の一つに選んでいます。
正子の眼はいったい何を捉えていたのでしょうか。今回も、日本の歴史と古美術の専門家である青柳恵介先生が、宝の見どころ、そして宝の生まれた時代や人物に迫るお話しを、お聞かせくださいます。
聞いているうちに、当時の人々が往来が聞こえてくる様な、遠い昔の世界が見えてくるような青柳先生のお話しです。時折こぼれる正子とのエピソードも必聴です。

冬にさしかかり、武相荘の庭には、椿が咲き、紅葉がピークを迎える季節です。ぜひこの機会に足をお運びください。
皆様のご来場をお待ちしております。


青柳恵介氏プロフィール

古美術評論家。五蘊会会長。觀ノ会発起人。
1950年生まれ。東京都出身。
成城大学大学院博士課程修了。専門は国文学。古美術評論家。成城学園教育研究所、成城大学、東京海洋大学の講師を務めた。
著書に「風の男 白洲次郎」(新潮社 1997)、「骨董屋という仕事」(平凡社 2007)、「白洲次郎と白洲正子―乱世に生きた二人―」(新潮社 2008)などがある。

青柳恵介氏
新潮社刊「古伊万里 磁器のパラダイス」より

会場にはウイルス対策を充分に施して開催致します。皆様におかれましても体調管理とマスクの着用をよろしくお願い致します。

開催概要

青柳恵介さんお話会 〜白洲正子 日本の名宝100〜 その4「信貴山縁起絵巻」

  • 【講師】青柳恵介氏
  • 【日程】2021年12月4日(土) 15:30—17:00
    15:10受付開始(会場入口にて)、開始5分前までに受付をお済ませください。
  • 【参加料】
    1. 講座参加
      3,500円(税込)
    2. 講座参加・ミュージアム鑑賞券セット
      4,100円(税込)
      当日ミュージアムをご観覧の方向け(計500円分のご優待)。
      武相荘ミュージアムのご案内
      ※尚ミュージアムは17時閉館ですので、ご観覧はイベント開始前にご予定ください。
  • 【会場】旧白洲邸 武相荘 能ヶ谷ラウンジ
  • 【定員】30名
    次の場合、本会はキャンセルとなります。その場合にはご連絡の上払戻しを行います。
    (1)参加応募が最少催行人数に満たない場合。→開催決定致しました(11/26追記)
    (2)新型コロナへのさらなる緊急対応が必要とされた場合。
  • 【締切】2021年11月29日(月)締切日を変更致しました: 12月2日(木)締め切りです。

お申し込み

  • お申し込みは締め切りとなりました(12月2日)。ご参加の皆さまどうぞお楽しみに!
  • 武相荘イベント専用窓口
    email: muromachi@buaiso.com
    TEL.090-4367-9708(受付時間: 平日10:00-17:00)

講座後に武相荘レストランでディナーはいかがですか?

  • ディナーをご希望の方は、レストランへ直接ご予約ください。
    レストランご案内ページ
    イベント終了後 17:30〜。武相荘での一日を心ゆくまでお楽しみください。
    完全ご予約制。お支払いは当日となります。
    レストラン直通 TEL.042-708-8633

キャンセルにつきまして
レストランのキャンセルは別途直接ご連絡いただく必要がございます。
お席の準備がございますので開催1週間前までに必ずご連絡お願い致します。