梅雨も近く、1週間の半分は雨模様ですが
水分をたくさんもらって、緑が茂っています
駐車場から続く小径、ちりばめたように白い花が咲いて
お出迎えしてくれました。ドクダミの花です
道が竹林へ入ると色合いが一変
ベージュの絨毯は、笹の枯れ葉です
竹林を抜けると遊歩道の下側に湿地が見えます
菖蒲が競うように咲き始めました
ウッドデッキに枝を伸ばす、オオヤマレンゲ
大きな花のつぼみが膨らんできました
建物側にはヤマボウシの花が満開、
菱形の大きな白い花、今まさに見頃です
階段を登って邸内へ入ります
こちらはガレージのオープンカフェ。白洲次郎が車庫にしていた建物で、
次郎ゆかりのクラッシックカーPAIGEが常設展示されています
(奥で、館長が何やら打ち合わせ中のようです)
柿の葉の緑が鮮やかさを増しています
門の奥へ入ると、いっそうすっぽりと緑に包まれた邸内
雨の日は緑の気配を一層強く感じます
今日は茅葺のミュージアムに入ってみましょう
一番広い囲炉裏の間、正子の好んだ器をいろいろ見ていただけます
春展後半を開催中です(本展は5月末まで)
花入れになっているのは、江戸時代の火消壺
奥に掛けてある羽織りは読谷山織、裏地の紅型が鮮やかです
奥座敷には、きものや和装小物を展示
床間の花入れには先ほどのヤマボウシが
湿度の高い梅雨の季節、大きな窓のある茅葺の家で
雨の音を聞きながら、次郎と正子はどんな風に過ごしていたのでしょうか