日々録(みどころ)

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2026年3月20日 春の野の匂い

遊歩道を歩いていると、春の野の独特の匂いに気が付かれることでしょう。

数え切れないほどの木々や草花が、一斉に新芽を伸ばし、花を咲かせています。
左手の大きな木は土佐水木(トサミズキ)、開花すると鮮やかな黄色の花でいっぱいになります。

邸内への入り口となる瓦門です。大壺にスモモの花を生けました。

レストランテラスの綺麗な黄色の花は雲南黄梅(うんなんおうばい)。

春の椿も咲き始めです。こちらは大輪の椿・大唐子(おおからこ)

茅葺き屋根の母屋はミュージアム。
「武相荘—春」展を開催中。3月末まで限定で、白洲正子のお雛様を展示中です。

ミュージアムの奥側、椿・黒侘助(くろわびすけ)。こちらも咲き始めです。

茅葺きの大屋根の正面の竹林

遊歩道のある、裏側へ回ると、高木の椿・有楽(うらく)が満開です。

地表の草も、空を仰ぐ背の高い木々からも新芽が伸びて、なんとも春らしい色合いです。昔の人は、これを春霞と言ったのでしょうか。

白洲次郎のガレージに停めてある、クラッシックカーPAIGE

庭に楽しみの多いシーズン。春の匂いを感じに、ぜひお出かけください。

2026年2月14日 三寒四温

先週の雪の日から続いた寒さも和らいで、長閑な雰囲気につつまれた武相荘です。

庭の紅梅をなにやらメジロが熱心についばんでいます。

花はもうすぐ終わりですが、毎年、散った花びらに染まる石畳も綺麗です。

こちらは遊歩道の竹林。差し込む光も、だんだん柔らかになってきた気がします。

竹林か側から、茅葺屋根の母屋・ミュージアムが覗きます。

竹林を抜けると、長いウットデッキへ。正面に見える建物は能ヶ谷ラウンジ、武相荘のイベントスペースです。

ラウンジの前の白梅が満開です。

ウッドデッキ全体が梅のよい香りに。

上へ戻ってきました。正面の瓦門の奥に、レストラン、Bar PlayFast、ミュージアムがあります。
左手は、クラッシックカーの停まるオープンカフェ(休憩所)となっています。

PAIGEは、この家の主、白洲次郎が中学生の頃乗っていた車です。(100年前の同型車)

雪解けに、二月の花『福寿草』

レストランの建物の向かい側の庭に咲いています。
季節を代表する花ですが都会ではあまり見ることのない花かもしれません。
2月末ぐらいまでは見られるかと思います。ご来館の際ぜひ探してみてください。

2026年2月8日 積雪

選挙の日、東京は久しぶりの本格的な積雪となっています。
町田にある武相荘もすっかり雪に包まれました。
(通常通り、開館しております)

雪国の皆さんの比ではありませんが、長いウッドデッキや外階段の雪かきは一仕事。

満開に近い紅梅も、すっかり雪の帽子をかぶっています。

2026年1月21日 大寒

暦の上では、一月の二十日〜二月二日は大寒(だいかん)です。

雪こそ降っていないものの、寒い日が続いています。
クラッシックカーPAIGEの停めてあるオープンカフェには、囲炉裏に炭を熾してあります。

白洲次郎が中学の時に乗っていたのと同型のこの車は1916年製なので、ちょうど今年で110年を迎えることになります。しっかりメンテナンスされており、実は今ででもエンジンのかかる現役の車です。

こんな寒い日は、どんな出で立ちで乗り込んでいたのでしょうか?

ガレージの休憩所の奥側、門をくぐると邸内です。門の向こう側、赤い花が見えますか?

紅梅の花です。蕾も赤いので、もうずいぶん咲いているように見えますが、二分咲きになっていました。すっきりとした冬の邸内に色を添えています。

椿・佐渡侘助
椿・数寄屋
駐車場側の入口に咲く、寒椿
椿・聚楽の蕾(三月頃、たっぷりとした桃色のはなが咲きます)

椿は白洲正子が特に好んだ花のひとつ。
邸内では春まで次々に咲いて、景色を彩ってくれます。

遊歩道には水仙が、こちらも可愛く咲いていました。

邸内の最奧、茅葺き屋根の母屋はミュージアム。

ミュージアムでは現在、『武相荘—冬』展を開催中

レストランは11時オープン。温かいメニューをご用意してお待ちしております。

まだ見えませんが、二月頃には、レストランテラスの向かい側・石仏の周りには福寿草が咲いてきます。寒いですが、冬もゆっくり楽しみたいですね。

2025年12月18日 椿・白侘助が満開です

今年もあと半月ほどとなりました。武相荘、年内の開館は12月25日(木)がラストです。

今年最後のイベント『骨董市』も終わり、今はとっても長閑な雰囲気の邸内。

年末の忙しい時間を縫って、足を運んでくださるお客様方、
武相荘へ来ると不思議と、忘れていた昔の出来事など思い出されるようです。

寒さが厳しくなってきましたが、その分、日向では暖かさを感じます。
こんな日は時間がゆっくり流れているように感じます。

風もなく、囲炉裏の炭も穏やか。

瓦門を潜って、レストランや茅葺の母屋ミュージアムのある方へ。

手前に見える建物が武相荘のレストラン。ランチ・カフェが11時〜です。
年末はお客様も少なめで、ゆったりご利用いただけそうです。

レストランの手前の建物、階段を登ると、小展示室 Bar PlayFast です。

こちらでは白洲次郎にまつわる品物や資料を展示しています。

階段の下、海上がりの信楽の大壺に、
サルトリイバラやスズメウリ、暴れた枝と赤い実が見事です。

武相荘の冬は、これから、白洲正子が好んで植えた椿が美しい季節。

一番最初に、サザンカの花が終わるころから咲くのが、この椿・白侘助です。

年末までは、この美しい姿を見せてくれるかと思います。
この季節だけの武相荘の景色です。

2025年11月22日 森は秋色に、山茶花が満開

11月も半ばを過ぎ、秋らしく気持ちのよい日が続いています。

今日は、駐車場のある側の入口から邸内をめぐってみます。
武相荘邸内もだんだんと紅葉が進んできました。入口の左手、黄色に紅葉しているのは、大きくなった山椒の木。

道は竹林へ。
木々の中を抜け、竹林の中を歩いて行くと、空気が一辺に変わるのが感じられます。

長いウッドデッキを渡り、階段をを上へ。

石垣の上の建物は休憩所になっています。(元は白洲次郎のガレージだった場所)

寒い日は、囲炉裏に炭をおこしています。
小さな本棚があり、読書をしながらくつろいでいただけます。

正面、瓦門をくぐって奥へ進みます。

門の脇を彩るカエデの紅葉が見事です。

門を入ってすぐ、視線を上にあげると、茶梅(さざんか)の花が満開でした。
もうすぐ冬です。

レストランテラスの向かい側、石仏の前にはミヤコワスレの紫の花。
今年は花が小さく、そのかわり沢山咲いています。

茅葺き屋根の母屋はミュージアム。
開催中の秋展は11月30日まで。

赤と黄色の実をつけているのは、千両。

ミュージアム奥側は、散策路になっています。小さな森の中をぐるっと巡っていただけます。

枯葉やどんぐりの落ちる音、どこかで鳴く鳥の声、静かな中にいろいろな音が聞こえてきました。

玉箒(たまばはき = コウヤボウキ)の花、山道沿いに沢山咲いています。
1.5cmぐらいの可愛らしい花です。ぜひ探してみてください。

散策路から戻ってきました。
ミュージアムの脇にある、大きな椿の樹。蕾が膨らんできていました。
12月後半になると、枝いっぱいに真っ白の、美しい花を見せてくれます。

色とりどりの秋色に囲まれた武相荘邸内です。
年末が近づき、何かと忙しない時期ではありますが
ぜひ暇を見つけて、リフレッシュにいらしてください。

レストランは、ランチ・カフェを11時から営業中

2025年10月11日 深まる秋を歩く

落ち葉も多くなり、日々深まっていく秋が感じられる、武相荘邸内です。

萩の白い花が風に揺れて季節を伝えてきます。

門の前は、小菊やミズヒキの花が色づいて、なんだか賑やかです。

門より高いところには、ギンモクセイが咲いています。
気をつけると、良い香りに気づきます。

レストラン、今日は団体でのご来館もあり、11時オープンから賑わっている様子です。

足元にも秋の花。紫色のゲンノショウコ。昔は一般的に胃腸の薬として用いられました。

散策路を登った上からの景色。紅葉はまだまだ青々としています。

こちらはコウヤボウキの花。山側に自生する昔ながらの山野草です。

どんぐりやカシの実もパラパラと落ち始めました。きのこも生えていますね。

茅葺き屋根の母屋、武相荘ミュージアムへ

現在は秋展を開催中。展示内容についてはこちらをご覧ください。

さてイベントのご案内です。来週10月19日(日) には久しぶりの骨董市を開催いたします。第26回武相荘の骨董市 朝10時開場・入場無料

上の写真のカフェスペースや、外階段下のイベントスペース「能ヶ谷ラウンジ」に、骨董屋さんが所狭しと出店します。粋な骨董屋さんたちの、季節にあわせての出品をお楽しみに。

武相荘ショップ(チケット販売所)
階段下はイベントスペース「能ヶ谷ラウンジ」

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