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2018年9月4日 『武相荘の秋』展 2018〈開催終了いたしました〉

武相荘の秋

会期:2017年9月3日(火) 〜 11月25日(日) 10時~17時 (入館は16時半までとなります)

「武相荘の秋」展(2018年)

土ものの器、木のぬくもりを感じる器を多くお出ししました。
正子が愛した「麦わら手」をこれでもか、とご覧頂きます。
柿の実が色づき始めている武相荘、秋のしつらいを是非、ご堪能下さい。

「武相荘の秋」展2018年—詳細

夏も終わりに近づき、木犀の香りが漂いはじめ
秋の気配が感じられる頃になると、正子は気持ちや
身の回りを秋に向かって切り替えていくのでした。
ガラスの食器など夏を感じさせる品々は
秋を迎えるのにふさわしくないと、隅に追いやり
替わりにぬくもりの感じられる木地の品々や
秋草を活ける花器などで身辺をかため、
日本に四季のあることを喜んでおりました。

牧山桂子

2018年6月6日 『武相荘の夏』展〈開催終了いたしました〉

涼しげなガラスの器をたくさん、たくさん展示しました。
古代ガラスをアクセサリーにして身につけるなど、
宝石よりガラスを好んだ正子が愛用した品々です。
きもの展示の奥座敷では、沖縄や越後の上布、浴衣など、
夏の織り、染めをご堪能下さい。

会期:2018年5月29日(火) 〜 8月26日(日)
ミュージアム開館時間:10時~17時 (入館は16時半までとなります)

ガラス・伊万里 - 2018年「武相荘の夏」
手前左「染付千鳥文皿」小林秀雄旧蔵でもあります。右奥「伊万里古印判手富士型皿」

浴衣3種 - 2018年「武相荘の夏」
浴衣三種~左から「紅梅地麻の葉模様」「長板中型牡丹模様」「むじな菊模様」

武相荘の夏 開催にあたって

夕方、カナカナ蝉が騒がしくなる頃です。
きまって山盛りの蚕豆の鉢とビールを目の前にならべ
いつの頃からか毎年植えるようになった
刻々と花びらをひろげていく夕顔を眺めながら、
人生でも夕方を迎えていた次郎と正子の二人は
過ぎ去った昔を語り合うのが常でした。

2018年「武相荘の夏」

2017年5月25日 写真レポート 井手麻理子さん スペシャルコンサート

2017年5月20日(土)に武相荘で開催いたしました、
井手麻理子 スペシャルコンサート in 旧白洲邸 武相荘 より
素敵な井手麻理子さんとバンドの皆さん。

井手麻理子 スペシャルコンサート in 武相荘 2017
Vocal – Mariko Ide 井手麻理子
Piano/Keyboard – Atsushi Abe 阿部篤志
Bass – Kiichiro Komobuchi 菰淵樹一郎

ご来場の皆さま誠に有難うございました!

井手麻理子 スペシャルコンサートお料理 2017
【協賛】
宮崎県えびの市(宮崎牛、宮崎産いもこ豚)
大海酒造(本格薩摩焼酎)

【共催】
株式会社YCグループ
旧白洲邸 武相荘

2017年5月18日 黄花菖蒲、オオヤマレンゲ

黄花菖蒲
武相荘の小さな草原に、黄花菖蒲がきれいに咲いています。

オオヤマレンゲ
オオヤマレンゲも咲き始めました。大福のようなまんまるの蕾を沢山つけています。

鈴鹿峠のツツジ
鈴鹿峠はすっかり緑に覆われました。

春展終了間近
春展は来週5月28日(日)まで。
5月30日(火)からは夏展が始まります。

2017年6月30日 武相荘の陶芸教室〈第4教室/全3回〉2017年

陶芸教室の開催・募集情報は武相荘イベントページをご確認ください。
2017年第4教室は終了しております。

白洲次郎・正子の娘婿、牧山圭男による陶芸教室です。
初心者から楽しめる陶芸教室。全3回で、おひとりずつ小皿2枚と陶印を作ります。
継続してご参加の方はぜひ新しい作品にもチャレンジして下さい。

講師の牧山圭男は正子の影響もあり、1970年代後半に独学で陶芸をはじめ、銀座で作陶展を開くまでになり、武相荘のショップでは作品も販売しています。
次郎や正子との「焼きもの」に関するエピソードなども披露しながら、少人数でわかりやすく、楽しい会にできればと考えております。

牧山圭男
牧山圭男

これまでの教室に参加した方は2,000円引きで参加できます。

武相荘 牧山圭男 第1回陶芸教室の様子
1回目の様子。基本の土コネから始まり、小皿や箸置きを成型しているところです。これを素焼きして、2回目に絵付けと釉薬をかけて、本焼きとなります。

ショップで販売中の圭男作品
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開催概要
〈陶芸教室 2017年第4教室 全3回〉

継続参加の皆様へ:今回より1回目の開始時間が変わりました。また沢山作られる方向けに大玉(土)オプションを設けました。

  • 1回目:9月16日(土)
    土をこねて成型する(ロクロではなく、手びねり板作り)+陶芸のイロハの話
    〈初めての方〉14:00~
    〈以前に参加した方〉14:30〜
    いずれも16時頃まで
  • 2回目:9月30日(土) 14時~16時頃
    素焼きしたものに絵付け・釉薬掛けをする
  • 3回目:10月7日(土) 14時~15時頃
    完成した焼きもののお渡しと茶話会

※全3回で、おひとりずつ小皿2枚と陶印を作ります。
※1回目と2回目の参加は必須とさせていただきます。3回目は、欠席の場合、宅配便(着払い)で完成した焼きものをお送りします。

持ち物・準備

  • 当日は汚れてもよい靴や服でご参加ください。
    エプロン、タオル、筆記用具などもお持ちください。

募集人数

  • 10名~15名

    先着順で人数になり次第、締め切らせていただきます。

    ※お子様だけの参加はできません。大人の方との参加をお願いします。

料金・お申込み

下記のリンク先のフォームよりお申し込みください。

  • ¥10,000税込(全3回分) 小学生以下のお子様 ¥3,000
    武相荘ミュージアム入館券1枚付き〜正子の愛した骨董の器なども多数展示中〜
    ※以前の教室に参加している方は2,000円引きで参加できす。(但し、お子様料金は割引の対象となりません。)
    慣れた方で、大きなものや数を沢山作りたい方は土の追加が必要となります。
    お申込み時に大玉(+2,000円)の利用人数をご記入ください。
    ※武相荘の倶楽部メンバーは別途1,000円引きとなります。

    ※焼きものをつくるための材料や道具などはすべて含まれます。
    ※3回目の茶話会(お茶とお菓子)の代金も含まれます。
    ※3回目不参加の場合も料金は変わりません。

  • 定員に達したため締切となりました。ご参加の皆様どうぞお楽しみに!
    お申込み後、万が一キャンセルされる場合には開催1週間前までに必ずご連絡お願いいたします。

2017年6月29日 吉川忠英 ギター・ライブ in 武相荘 2017

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。

吉川忠英 ギター・ライヴ in 武相荘 2017

アコースティックギターの第一人者、吉川忠英さん。

イルカ「なごり雪」、松任谷由実「やさしさに包まれたなら(魔女の宅急便の主題歌)」、中島みゆき「わかれうた」、海援隊「贈る言葉」、山口百恵「いい日旅立ち」等々。といったら思い出す、やさしく切なく印象的なギター。

その忠英さんのライブをこの夏も開催いたします。
武相荘にて最高のギターサウンド、楽しく心地よい時間、ぜひ楽しんでいただきたい。

お申し込みは下記より。

(ライブ終了後はスペシャルディナーも開催致します、こちらもぜひお楽しみに!)

〈吉川忠英プロフィール〉
1947年東京都生まれ。
72年、“EAST”のメンバーとして全米デビュー。
帰国後、シンガーソングライター・スタジオミュージシャン・アレンジャー・プロデューサーとして活動開始。
アコースティックギターの第一人者として、中島みゆき・松任谷由実・矢野顕子・福山雅治・夏川りみ・Chageなど、ニューミュージック系アーティストを中心に数多くのレコーディングやコンサートに参加している。
MartinとYAMAHAより「Chuei Model」ギターを発売。
季刊誌「ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE」(リットーミュージック)に『チューエイのスタジオ日記』連載中。
毎年、北海道から沖縄まで、全国ソロライブツアーも精力的に行なっており、その旅の音風景とも言える楽曲を集めたアルバム「Relax & Slow ~Natural Style~」を2014年夏に発売している。


吉川忠英 ギター・ライブ in 武相荘 2017〈開催概要・お申し込み〉

  • 【日 程】8月20日(日) 17:30開演(約90分)
  • 【会 場】武相荘 能ヶ谷ラウンジ
  • 【定 員】40名
  • 【料金1】ライブ:¥5,400/税込 ワンドリンク付

    武相荘の倶楽部メンバー※は¥4,320

    受付は17:00までにショップ窓口にてお済ませください。
    当日は17:00よりガレージのカフェにドリンクカウンターをオープンいたします。
    ドリンク片手に開演までごゆるりとお寛ぎください。

  • 【料金2】スペシャルディナー:¥5,400/税込

    ライブ終了後武相荘レストランにて、お食事代・ドリンク代すべて込みです。
    (1時間半程度)

  • 【お申し込み】定員に達したため締め切りとなりました。ご参加のみなさまどうぞお楽しみに!

    お申し込み後、万が一キャンセルの場合には開催1週間前までに必ずご連絡お願いいたします。

※武相荘の倶楽部とは
メンバーの集いをはじめ1年を通して様々なイベントを開催、共に楽しむメンバーズ倶楽部です。会費制で武相荘へのフリーパス、会員専用ルームの利用、武相荘開催イベントの先行告知・優待が受けられます。ようこそ、武相荘の倶楽部へをご参照下さい。

2017年8月31日 開催レポート 第4回お能への誘いの会「野宮」

2017年8月6日(日)に武相荘で開催致しました、お能への誘いの会「野宮」のレポートです。
お能への誘いの会「野宮」武相荘

出演者
能楽師 シテ方喜多流 友枝雄人氏
能楽師 小鼓方幸流 成田達志氏
解説・司会 青柳恵介氏

1. ものがたり

青柳先生の解説をもとにご紹介

野宮(ののみや)の主人公は六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)という女性ですが、源氏物語の登場人物です。

お能では下じきになる物語を「本説」と言いますが
野宮は、源氏物語の賢木(さかき)の巻と、その前の刊である葵の巻を本説にしています。
源氏物語のお話は二巻ずつワンペアとなっていることがままあり、この葵と賢木もペアとなっています。

舞台となるのは、京都の嵯峨野、
野原と森があるだけで何もないような場所です。
しかし昔、ここには野宮という館が建っていました。

源氏物語の時代、都から伊勢神宮へ皇族女性を派遣する「斎宮」という制度があったのですが、
野宮は、この斎宮に選ばれた女性が伊勢へ下る前に一定期間を過ごし、
身を清め、また斎宮としての教養を身につけるところでした。

ですが、謡曲「野宮」が舞台とする時代(室町時代)には、すでにこの斎宮は無くなっており
野宮も旧跡として名をとどめるばかりで、今はただの森になっています。

曲は、嵯峨野に見えるその森を一人の旅僧が訪ねていくところから始まります。
旅僧が森にたどり着いてみると、黒木の鳥居や小柴垣が整っており昔と変わらぬ様子です。
不思議に思いつつもお参りしていると、美しい女性がいて旅僧に話しかけます。
やがて、この人が実は六条御息所の化身であったことが分かります。

六条御息所という人は、源氏物語の中では
源氏が若いころの最初の方の恋人で、7歳年上の彼女です。
亡くなった前東宮の正妻であり身分も高く教養もある美しい人なのですが、
その分プライドも高く、源氏はそれが疎ましくなって足が遠のき疎遠になってきます。

葵の巻には「車争い」の場面があります。
六条御息所は、加茂の御禊(ごけい)という盛大なお祭りを見物に行った先で
源氏の正妻「葵の上」が乗る車と鉢合わせしてしまいます。
葵の上はこの時お腹に源氏の子を宿しています。権勢を誇る左大臣の娘でもある葵の上の
従者たちはひどい態度で、六条御息所の見物の邪魔をしてきます。
結局、六条御息所は加茂の御禊を見物できず、この時非常に口惜しい思いをします。
—曲の中で後シテはこの車に乗った設定で登場する—

この一件の後しばらくして、出産をひかえている葵の上の容体が悪くなりはじめます。
沢山の祈祷やお祓いが行われるのですが、
ただひとつの「物の怪」だけが、いくらお祓いしても葵の上から離れません。
ひとり葵の上を見守る源氏。その前に正体を現したのは、
まぎれもない六条御息所その人の生霊でした。

葵の上は安産はしたものの、ほどなくして亡くなってしまいます。

六条御息所は自分がしてしまったことを病んで、
折しも斎宮に選ばれていた自分の娘に同行し、京を離れる決意をします。
伊勢へ向かうために、野宮での潔斎生活に入るのです。

つぎの賢木の巻には、
源氏があらためて恋人を思い、野宮を訪ねた時の物語が描かれています。
秋も後半にさしかかった旧暦9月7日。旅立ちの日の直前でした。
源氏は榊の枝を贈り、歌を交わす二人ですが、この日、野宮で別れることとなります。

今まさに旅僧が野宮を訪れた日でもあります。

2. 鼎談・実演

ナビゲーター青柳恵介氏
(青柳先生は原作の源氏物語における秋の嵯峨野の表現に注目します。)
花も草もうら枯れて、松風がひどく吹き合わせ、物の音は絶え絶えに聞こえる…そう形容したあとでこれを『いと艶なり』と言っているんですね。『いと艶なり』…能の作者は源氏物語のこの感性にビビビ!と来たのではないかと思います。

シテ方 友枝雄人 氏
Q.野宮はどんな曲ですか?

曲の完成度が高い。
この曲の作者は、源氏物語の作者よりも源氏物語のことを理解していると思います。

Q.そこまで深く理解された上で、主役をどのように演じられますか?

実は、源氏物語自体を強く意識しすぎることは無いんです。

たとえば、後シテに『昔にかえる花の袖〜〜』と言って、六条御息所が昔の華やかだったころを思い出す場面があります。非常に感傷的な場面ですが、シテ方の訓練としては自分の感情を載せない。そういうことをやっているんです。
一挙手一投足決まっている『型』を表現することに徹することを大事にします。

野宮は『品』の高さが求められる曲です。どのような形であったとしてもシテ方の感情が入ってしまうと品が落ちる。

それでも舞っていると『こうなのかな…』という思いが萌芽して来ることがあります。
でもそれを出すとダメで、それをぐっと身の内におさめていくことなのかなと思う。

小鼓方 成田達志 氏
Q.囃子方である成田さんにとって、野宮はどんな曲ですか?

野宮が来ると、まず大変な曲が来たな、と思います。

昔から、井筒・野宮と言いまして、この二つがお能を代表する純愛物語なんですが、
井筒がしたたかに愛を貫くイメージがあるのに対して、野宮には弱い女性のイメージがある。
六条御息所は黒木の鳥居を結界として、そこを出ることが出来ない。
ここに彼女の弱さがあると思います。

さまよえる魂にもかかわらず、旅僧に『帰れ』と言っているところ…救ってほしいという心情であり、六条御息所らしさが出ている部分だと思う。

野宮は秋の曲ですが、秋でも初秋・仲秋・晩秋で感じが違って来ます、僕らは小鼓を稽古し始めた頃から—季節感の出し方—風情を出すんだ。と言われ稽古していっている。・・・なんて偉そうに言っているけど、出来てて言っているわけではないんですが(と笑いをとりつつ…)

序破急というが、野宮は後半に行くほどだんだん苦しくなってくるイメージがあります(これも打てたらいいな、なんですが笑…)でも暗いだけじゃなくてどこかに明るさもある。暗〜いだけだと、作品として成り立たないんだと思います。

謡と囃子の実演
序の舞の後半部分をお聞かせいただきました。
こうした中でお聞かせいただいた実演は一段と心に沁みるものがありました。
シテ方 友枝雄人 氏・小鼓方 成田達志 氏

お能の深さ面白さに触れることができた素晴らしいイベント、レポートは以上です。

野宮の本番は、9月9日に喜多能楽堂(東京目黒駅近く)で開催されます。
詳しい情報はこちら

出演者の皆様、ご参加の皆様、誠に有難うございました。

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