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2024年3月8日 服飾ジャーナリスト山本晃弘さんの
「装いと暮らし。変わるもの、変わらないもの」vol.3

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、InstagramFacebook でもお届けしています。どうぞお見逃しなく!

クラシックなのに現代的! スタイリッシュなのにユーモアがある!!
ソリマチアキラさんと語る「イラストとファッション」

日曜日の午後、友人の家を訪ねるような気持ちで武相荘にいらっしゃいませんか。もとは養蚕農家だったという建屋の風情や庭に繁る竹林には、白洲次郎と正子が暮らしたころの雰囲気が感じられます。緑が薫る春の日に、ゆっくりとした時間を共に過ごしましょう。

服飾ジャーナリスト山本晃弘さんがゲストを招いて語り合うトークイベント「装いと暮らし。変わるもの、変わらないもの」。今回のゲストは、イラストレーターのソリマチアキラさんです。

数多くのメンズファッション誌で描かれる、クラシックな装いの紳士。広告や書籍の装丁を飾る、どこかユーモアを感じさせるキャラクター。その幅広い画風は、ソリマチアキラさんご自身の「装いと暮らし」から溢れ出てきているように感じます。じつは、山本晃弘さんの著書「仕事ができる人は、小さめのスーツを着ている。」の表紙イラストも、ソリマチアキラさんが描いたもの。

ウェルドレッサーであり、旧車に乗り続ける車マニアであり、ラテン音楽バンドのボーカリストの顔も持つソリマチアキラさん。素敵な絵を生み出す、現代のジェントルマンの審美眼に迫ります。

プロフィール

ソリマチアキラ

ソリマチアキラ
1966年、東京都出身。広告やCM、国内外の雑誌、書籍の表紙、ロゴデザインなどを数多く手掛けるイラストレーター。コミカルなタッチやファッションイラストレーションなど、幅広い画風で制作を続けている。

山本晃弘

山本晃弘
服飾ジャーナリスト。「メンズクラブ」「GQ JAPAN」などを経て、2008年に編集長として「アエラスタイルマガジン」を創刊。現在は、エグゼクティブエディター兼 WEB編集長を務めている。2019年にヤマモトカンパニーを設立し、編集、執筆、広告制作を手掛ける。

開催概要・お申し込み

タイトル 服飾ジャーナリスト山本晃弘さんの「装いと暮らし。変わるもの、変わらないもの」Vol.3〈ゲスト〉ソリマチアキラさん
日程

2024年4月21日(日) 14:00~15:30

13:30開場 ※開演5分前までに入場ください。
会場 旧白洲邸 武相荘 能ヶ谷ラウンジ
定員 全席自由・30名
参加費
お申し込み
  • 3,300円(税込)
  • 【参加特典】イベント終了後、武相荘ミュージアムを無料で観覧いただけます。
    ※イベント受付時にミュージアム観覧パスを配布いたします。
  • お申し込みはこちらから/PassMarket

    クレジットカードまたはPaypayでの決済
    銀行振込がよろしい方は下記イベント専用窓口までメールでお問い合わせください。尚、銀行振込の場合、キャンセル時の返金手数料は自己負担となりますので予めご了承ください。
  • 当イベント専用窓口
    email: money-m@ponycanyon.co.jp
    TEL.080-3482-8908(受付時間: 平日10:00-19:00)
募集締切 2024年4月20日

2024年3月5日 【開催レポート】
第15回 お能への誘いの会「三輪 神遊」

第15回お能への誘いの会「三輪 神遊」を2月24日(土)に開催いたしました。
講師は、4月に国立能楽堂でこの「三輪 神遊」舞台本番に挑まれる、主人公を舞うシテ方の友枝雄人氏と、小鼓方の成田達志氏、そして国文学者の青柳恵介氏です。

まず最初は、青柳先生から能作者の世阿弥が下敷きにした、三輪山の神々の伝説と、実在の人々のお話。世阿弥が何を描こうとしたのか。舞台への理解が数段深まった想いがしました。

シテ方の友枝雄人氏からは、能「三輪」の特別な演出を表している小書「神遊(かみあそび)」について「能の格と江戸時代の封建制度との関連性」についての興味深いお話、またこの能は天照大神の天岩戸(あまのいわと)伝説を表してもおり、日本の舞踏の原初の形を取り込んだ能であることが語られました。

囃子方の成田達志氏は、能の五流における「三輪」の相違について、また喜多流の三輪は非常に華やかな曲であることとともに、小書「神遊」がついた場合の、一の笛からはじまる始めの演奏が、一般の能と違う演出になっていることなど、実際の発声も添えて分かりやすく教えてくださいました。

後半には友枝氏・成田氏による実演、さらに参加者ワークショップとして小鼓の演奏体験もさせていただきました。駆け足にも感じるような濃密な90分間となりました。

武相荘 お能への誘いの会 次回開催もどうぞお楽しみに。
(最新情報は当ウェブサイトおよび、Facebookでお知らせいたします。)

2024年3月5日 【開催レポート】
青柳恵介さんお話会 ~白洲正子 日本の名宝100~ その9「法隆寺の五重塔と救世観音像」

“白洲正子の眼” を手がかりに、青柳恵介先生のお話で日本の名宝を巡る、武相荘の大人の講座 シリーズその9を、2024年2月4日(日)に開催いたしました。

今回のテーマは「法隆寺の五重塔と救世観音像」。二つの宝をテーマにしたこともありますが、これまでの回に比べて一層厚いお話の会となりました。

宝の本質を観る、楽しむ上で、欠かすことができない史実、またそれを記録しよう、研究しようとしてきた人々の足跡。創建1400年の五重塔には、こういったものが数多く積み重なっており、

青柳先生は、現代に至るまでに分かってきた大切な発見や情報に、一つ一つ複数の角度から光をあて、紐解いてくださいました。

たとえば、聖徳太子をモデルに造られた救世観音像には百済の様式と北魏の様式が混ざりあっており、それこそが他の国にはない日本らしさの特徴、というお話は大変印象的でした。

青柳先生がご用意くださった資料も豊富で、話に聞き入りながらみなさんしっかりメモを書き込まれていました。外は寒さの厳しい真冬の開催でしたが、会場はたちまち参加者の熱気に満たされていました。ご参加の皆さま誠に有り難うございました。

引き続き次回「その10」の開催もお楽しみに。
(最新情報は当ウェブサイトおよび、Facebookでお知らせいたします。)

2024年3月1日 『武相荘の春』展 2024〈開催終了いたしました〉

会期: 2024年2月27日(火)〜5月26日(日)
尚、祝日を除く月曜は休館日です。
ミュージアム開館時間:10時~17時 (入館は16時半までとなります)

『源氏庭遊』(京都・丸平大木人形店製)
白洲正子の実家である樺山家誂えの日本人形
奥座敷/お雛様に替わって4月1日より展示中

正子は、毎年春の訪れを楽しみにしていました。冬が終わりを告げる頃、雑木林が芽吹く直前に淡い紫色に染まってくると、冬から春への季節の変貌を感じ、窓を大きく開け、眼を閉じて微かに漂う春の香りを嗅ぎ逃さないように神経を研ぎ澄ますのでした。

この様な楽しみが味わえるのは、長く寒い冬があってこそと冬感謝しておりました。木々や草花が花をつけ始めると、毎日時のたつのも忘れて眺めいり、「年を取ると次の年にはもう見られないかも知れないと思うと若い頃に眺めていた花々より数倍うつくしく見えるようになった」と、春の訪れと同時に年を重ねる事をも楽しんでいるようでした。

牧山桂子

2024年2月21日 春雨

1月末からの好天もあり、よく咲いて楽しませてくれた梅の花です。

さらさらと細く降り続く春の雨が降り注いでいます。

崖の上に立つガレージの休憩所からは、梅の木がよく見えます。

クラッシックカー PAIGE

遊歩道のウッドデッキ、周辺ではあちこちで椿が咲いています。

こちらは「村下」という種類。

ぽってりとした桃色の花が艶やかな「聚楽」はこれから、蕾が色を見せてきました。

レストランや茅葺のミュージアムがある、瓦門の先にも何本もの椿があります。

「大唐子」今年はよく咲いています。

野の花も春を告げています。これは菜の花ですね!
土手にはフキノトウが生えていて、武相荘レストランの貴重な食材となっています。

寒さが和らぎ切る前、春のはじまりを見つけに、ぜひご来館ください。

2024年1月26日 茅葺きの今とこれからVol.2 〜薄暮か黎明か〜

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、InstagramFacebook でもお届けしています。どうぞお見逃しなく!

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持続可能性、脱炭素、SDGs、サーキュラーエコノミー、エシカル、リジェネラティブ。環境に関する言葉がこんなにたくさん社会の表層まで浮かび上がった時代は、未だかつて無かったのではないでしょうか。
近年の世界規模の気候変動によって、否が応でも自分達の暮らしている地球環境について考えなければならないそんな時代。草を刈って、屋根に葺いて、土に還すという、言葉の本当の意味で持続可能だった茅葺きという知恵が、夏の平均気温の上昇と正比例するようにして、注目を集めてきています。
しかしながら茅葺き屋根の棟数は、それと反比例するように年々減少しているという事実もあり、手放しに喜んでいる場合ではありません。

果たして茅葺きという古来からの知恵は、
現代社会の中で失われつつあるのか?
それとも受け継がれつつあるのか?

日本と海外の最新事例を元に、お話しさせて頂きます。

講師・相良育弥氏


武相荘の屋根葺き替えにも関わった相良育弥さん、今は親方として日本だけでなくヨーロッパをはじめとし世界にも活躍の場を広げていらっしゃいます。伝統的な茅葺きだけでなく様々なインスタレーションにも挑戦されている相良さん、今回は一体どんな話が飛び出すでしょうか。最古で最新の「茅葺き」のお話しをぜひお楽しみに!お申し込みは下記より。


相良育弥(さがら・いくや)

1980年生まれ
株式会社くさかんむり代表。茅葺き職人
平成27年度神戸市 文化奨励賞
第10回地域再生大賞 優秀賞
ジャパンアウトドアリーダーズアワード2020優秀賞
令和4年度 日本文化藝術財団 創造する伝統賞受賞

相良育弥

開催概要・お申し込み

日程

2024年3月31日(日) 15:30—17:00

(開場15:00/途中休憩有り)※開演5分前までに入場ください。
会場 旧白洲邸 武相荘 能ヶ谷ラウンジ
定員 全席自由・40名
参加費
お申し込み
  • 4,000円(税込)
  • 【参加特典】武相荘ミュージアム鑑賞券2割引
    ミュージアム入口でチケット購入の際、当イベント参加者であることをお伝えください。
    ※ミュージアム鑑賞はイベント開始前のお時間をご予定ください。ミュージアムは17時終了のため。
  • 満席にて受付終了いたしました。

    クレジットカードまたはPaypayでの決済
    銀行振込がよろしい方は下記イベント専用窓口までメールでお問い合わせください。尚、銀行振込の場合、キャンセル時の返金手数料は自己負担となりますので予めご了承ください。
  • 武相荘イベント専用窓口
    email: contact@buaiso.com
    TEL.090-4367-9708(受付時間: 平日10:00-17:00)
その他
  • イベント参加者ディナー開催!
    ※要別途お申し込み 7,700円 (お食事・ドリンク代込/税込)
    イベント終了後、参加者だけでのディナーを開催いたします。武相荘での一日を心ゆくまでお楽しみ下さい。17:30〜19:30/限定20席 ※お支払いは当日となります。
  • ご予約はレストランへ直接お願いいたします。
    TEL.042-708-8633(レストラン直通)
    「3月31日・相良育弥氏お話会のディナーを希望」とお伝えください。
    キャンセルは1週間前までに必ずご連絡ください。
    (以降はキャンセル料金が発生いたします)
募集締切 講座3月29日締切、ディナー3月24日締切