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2024年12月9日 開催レポート
食で長浜市に親しむイベント “Nagahama Tradition”

2024年12月5日、長浜市と武相荘の観光連携協定のキックオフイベントとして “Nagahama Tradition” と題し長浜の食を楽しむ・発見するイベントが開催されました。

「武相荘を通じて長浜の情報を発信していく企画」第1弾をレポートいたします。
伝統ある長浜の食材にご興味をお持ちの方、次の旅先を検討されている方、長浜に行きたいな、というみなさんにご参考いただけましたら幸いです。

長浜食材を武相荘レストラン流に料理する

武相荘館長・牧山より

「武相荘は次郎と正子が、古い農家だった日本家屋に、若い頃をイギリス・アメリカで学んだ彼らなりの西洋の気持ちを持ち込んで暮らしていたところです。
実は、今日の料理も、食材は長浜を中心に琵琶湖の周りでとれた豊富な食材を使いTraditionと言いながら、西洋風に新しい試みを入れているようです。長浜市さんにも今回の新しい感じを何か持ち帰っていただけたら、嬉しく思います。」

Nagahama Tradition in 武相荘 お料理

解説:長浜観光協会 副会長 山本享平 氏(上部写真・右)
下記のほか、零余子ご飯 が供されました。

鮒寿司
山本さんのお父様が漬けた鮒寿司。鮒寿司は家々の味があり、漬ける人によって味が違う。蔵を持つ所では、蔵に住んでいる菌でそれぞれに個性的な鮒寿司に仕上がる。こちらは米と塩と酒のみで漬けてある。

琵琶鱒のミキュイ
琵琶鱒は琵琶湖の固有種。別名アメノウオ。現地では普段、お刺身で食すことが多い。個体によって、白っぽい身になるのは鮎を食べている。赤っぽいものはエビを食べている。脂がのっていて一般的な鱒に比べ芳醇。※ミキュイは半生の意

近江牛のカルパッチョ
近江牛は滋賀県で3年以上肥育した牛が名乗ることができる。但馬牛を源流にしていることが多い。真剣に取り組んでおり、農家さんによっては消化に良い蒸し草を与えたり、脂の質が高く、3大和牛の中でも融点が最も低い。口に入れたらトロけるよう。

大沢ワインズ
長浜出身の大沢泰造氏が夢の実現として55歳を機にニュージーランドに当時放牧地であった土地を購入し(ワインの好適地と見込み)始めたワイナリー。FLYNG SHEEP というブランドで近年好評かを受けている。

鴨のロースト・自然薯添え
(美味しい鴨のため味付けは塩と胡椒のみ)滋賀は特に北の方では鴨を食べる。地元の人にとっては冬の滋養の大事な食材。漁の網に鴨がかかるので漁師が鴨肉を扱っていた。今でも魚屋さんで売っている。今でも網で獲る。

デザート
伊吹大根・柚子皮の蜜煮添え
短足大根
伊吹山の麓で栽培されてきた伝統野菜で、辛味が非常に強いため、そばの薬味や、鍋のおろしに良い。今回はボイルして絡みを抜き、冷やした状態で供された。繊維感の少ないなめらかな食感。

長浜観光協会 会長 前川和彦 氏(上部写真・左)

「白洲正子さん、長浜では有名ですが、もっともっと、これからも知ってほしい。」
「今回、滋賀の食材でしたが本当に美味しかった。あらためてこういう場所で、皆様とお話しながら食べられて、そういったことが本当にごちそうかなと思いました。正子さんもそういうことが言いたかったのかなと思いました。」
「ぜひ次回は、滋賀県で開催させていただけたらと思います。
お越しいただきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。」

協賛:ご協力いただいた皆様、誠に有り難うございました。

  • 鮒寿司:旅館紅鮎
  • 琵琶鱒:鮎茶屋かわせ
  • 近江牛:本家 まるさ
  • 鴨:長浜 魚三
  • 自然薯:小澤農園
  • 農家:久次郎(伊吹山)
  • ワイン: 大沢ワインズ
  • 日本酒、奈良漬(お土産):山路酒造
  • 浜ちりめんのポケットチーフ(お土産):吉正織物工場
  • ラングドシャ(お土産):道の駅 湖北みずどりステーション

白洲正子が愛して止まなかった近江。記憶に残る風景に、旅してみませんか?

長浜への旅行・観光につきましては長浜観光協会ウェブサイトをご覧ください。

  • 長浜観光協会ウェブサイト
    長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト。琵琶湖の観光をもっと楽しく。長浜・米原を中心に北びわ湖の観光情報が満載です。

2024年11月22日 武相荘の骨董市(第23回)

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、InstagramFacebook でもお届けしています。

2025年1月26日(日) 朝10時開場・入場無料

武相荘の門前に所狭しと骨董屋さんが立ち並ぶ、楽しい骨董市。新年の1回目開催のご案内です。和骨董、西洋骨董から、仏教美術までさまざなジャンルの骨董が武相荘に集います。

画像をタップして印刷用PDFを表示

現代では作ることの出来なくなってしまった品々との時代を超えた出会い。
眼で見て触って、あなただけの「ほんもの」を見つけてください。

1月末の園内は、椿が花開き、早咲きの梅が香りはじめる頃。冬は意外と、花の楽しみが多い季節です。買い物が一段落したらぜひ邸内ゆっくり散策してみてください。

お車でお越しの皆様へ
当日、武相荘の駐車場は混雑が予想されます。満車の場合、路上でお待ちいただくことはできませんので、あらかじめ近辺のコインパーキング利用もご検討ください。武相荘近辺のコインパーキング参考情報はこちら

開催概要

日程

2025年1月26日(日)開催
開始時刻: 朝10:00 ※1,※2


終了時刻: 品物がなくなり次第終了(最終15:30頃)
会場 武相荘/参加無料・予約不要
※通常500円の庭園入場料が骨董市の日は無料です。ミュージアム観覧は別途入場料が必要です。

※1) 入口2箇所(ユニクロ側・駐車場側)は同時刻に開門致しまします。
※2)「武相荘の倶楽部」メンバーは開場15分前よりご入場いただけます(同伴者は不可)。会員証をお忘れなく。

2024年11月26日 造り手とともに日本酒を味わう 
武相荘×酒舗まさるや 「蔵の会」第三回 
加賀の菊酒 菊姫

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、InstagramFacebook でもお届けしています。

日本各地のこだわりの酒造から、酒造りに携わる蔵人(くらびと)をお招きして、お酒と料理を楽しむ会。酒舗まさるやとの共同開催です。
今回の造り手は、安土桃山時代に創業、以来加賀で伝統の酒造りを続けておられる『菊姫』です。

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手法の多様化した現代においても代々受け継いだ酒造りの道を決して踏み外さず、「本物の酒」を追求し続ける硬派の酒蔵、菊姫。
原料米、そして大幅に時間のかかる自家製米へのこだわり。管理の難しい山廃仕込みを選び、雪をたくわえた山々からの伏流水の恵に預かり、日々最上の酒造りを目指されています。
しかし中でも興味深いのは、吟醸酒に限り、全ての酒にアルコール添加をしているということ。そこには菊姫が独自に考えるという“吟味(ぎんあじ)”というものへの強いこだわりがあるようです。

今回も、蔵人をお招きし直々にお話を伺いながら、お酒を楽しんでいただきます。
吟味とはどんなものなのでしょう? 最上の「黒吟」「大吟醸」をはじめ数種のお酒を順に味わいつつ、ぜひご自身でお確かめください。

開催概要・お申し込み

開催
日時
2025年1月25日(土) 17:30〜
17:15開場 ※開始5分前をめどにご着席ください。
2時間半程度を予定
開催
内容
  • 菊姫の蔵人 和田松夫氏による「酒造りのお話」
    (30分程)
  • お酒とお料理のコース
    お酒は『黒吟』『大吟醸』等、菊姫のお酒数種が供されます。お酒によってワイングラス、骨董の猪口、武相荘牧山圭男作陶の器を使い分け、器を変えて味わいを感じていただきます。お料理は、この日のお酒にあわせた特別コースです。
会場
定員
  • 会場:旧白洲邸 武相荘 レストラン
    【ドレスコード】男性はジャケット着用にてご参加ください。
  • 定員:20名 先着順
参加費
  • 1名様 16,500円
    イベント参加費・ご飲食代込(税込)
  • 武相荘当日フリーパス(入場券)付
    イベント参加者は庭園内全域と、武相荘ミュージアムをご観覧いただけます。(通常別途有料)
    1. 入場時にチケット売り場でイベント参加者である旨をお伝えください。
    2. ミュージアム鑑賞はイベント開始前のお時間をご予定ください。(ミュージアムは17時終了のため)
お申し込み
  • お申し込みはこちらから/PassMarket
    クレジットカードまたはPaypayでの決済

    銀行振込がよろしい方は、上記PassMarket画面にてチケットの販売状況をご確認の上(売切れの場合がございます)、下記イベント専用窓口までメールでお問い合わせください。尚、銀行振込の場合、キャンセル時の返金手数料は自己負担となりますので予めご了承ください。

  • 武相荘イベント専用窓口
    email: contact@buaiso.com
    TEL.090-4367-9708(受付時間: 平日10:00-17:00)
募集締切とキャンセルにつきまして
  • 1月16日(木)最終締切
  • キャンセルは必ず上記締切までにご連絡ください。食材の準備等ございますため以降のキャンセルでは原則として払い戻しは致しかねます。

2024年12月10日 静岡県沼津市とのコラボイベント
『NUMAZU 富士の麓の美食体験会』

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、InstagramFacebook でもお届けしています。

新年1月18日(土)に静岡県沼津市と武相荘の共催で、“食”を通して沼津市の魅力に触れるプレミアムイベントを開催いたします。
僅かではございますが一般募集のお席も設けさせていただきましたので、ぜひ奮ってご参加ください。

開催内容の詳細と、応募方法は、下記のプレスリリースをご確認ください。

沼津市が白洲次郎・正子の終の棲家「旧白洲邸武相荘」とコラボイベント “富士の麓の美食体験会” 開催決定!

静岡県沼津市は、沼津市の豊かな自然に育まれた農産物や魚介類を使用した「沼津食材の美食体験」をテーマにしたレストランイベント”NUMAZU 富士の麓の美食体験会”を2025年1月18日(土)に武相荘レストランで開催します。

「武相荘」は、終戦後に吉田茂に請われてGHQとの折衝にあたり「従順ならざる唯一の日本人」と言われた白洲次郎と、女性として初めて能舞台に立ち、文壇や染織工芸の蒐集で多彩な活躍をしたその妻正子の終の棲家であり、現在は白洲夫妻のさまざまなゆかりの品を展示するミュージアムとレストランが併設されています。

沼津市に所在する沼津御用邸西附属邸は、もともと正子の祖父である川村純義伯爵の別荘であったという縁から、沼津市は正子が幼い頃より何度も訪れていた場所。沼津食材の魅力を発信する場として武相荘が選ばれたのにはそのような背景があり、沼津市と武相荘の本格的なコラボレーションは今回が初の試みとなります。

沼津市は富士山の麓に位置する良質な土壌と、日本でも有数の深度を誇る駿河湾に面した立地から、美味しい農産物と魚介類に恵まれた豊かな食材を数多く擁しています。今回の「美食体験会」はそのような沼津の食材を武相荘レストランシェフによるオリジナルコース料理としてご提供します。このプレミアムな「富士の麓の美食体験会」にぜひご参加ください。

開催概要

日時:令和7年1月18日(土)18時開場 18時30分スタート
場所:旧白洲邸 武相荘
TEL.042-735-5732 
内容:武相荘レストランシェフによる“あしたか牛”や“内浦駿河鯛”ほか沼津市産物を用いたコース料理のご提供
参加費用:¥5,500(税込)
募集人数:3名限定
申し込み締め切り:1月9日

お申し込み

下記リンク先のPassmarketにてチケットをお求めください。
満席となりました。(12月11日)
応募URL: https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01h8cnktxw441.html
(クレジットカードまたはPaypayでの決済)

2024年11月28日 入場料改定のお知らせ

武相荘は、2025年1月より有料エリアの範囲と入場料を改定いたします。

今から23年前、2001年10月のオープン時、武相荘は旧白洲邸であった庭園全域を有料エリアと定めスタートいたしました。その後、2014年の駐車場整備/レストランの本格オープンにあわせ、庭園の一部を開放し、茅葺き屋根の母屋ミュージアムを中心とする一部エリアのみを有料という体制に変えて今日まで運営してまいりました。

私設の記念館/ミュージアムとして運営を行っている武相荘ですが、この間、数年おきの茅葺き屋根の葺き替えをはじめ、建物のメンテナンス、樹木および庭園の管理等を継続し、お楽しみいただける環境を維持してまいりました。

この度、改めて120年の歴史を持ち、元は養蚕農家であって、白洲夫婦が自分たちのテイストで作り込んでいった茅葺を中心とする往時の建物と庭園、今では周辺からは消え去ってしまった動植物が息づいている自然環境でもあるこの武相荘を、これからの世代になんとか残していきたいという強い思いに端を発し、あらためて「全域が維持していくべき一つの価値である」という考えに基づき、庭園全域を有料とすることを決断いたしました。

大変有り難いことにオープンして23年を経た今、日本中から白洲次郎・白洲正子に関心を持ってご来館いただける方々があります。二人が住んだ住まいと自然環境に親しみを抱いてご来場いただける皆さま、白洲家エッセンスのもとに企画・開催する様々なイベントを楽しみに来ていただける新しい世代の皆さまも増えてきました。

武相荘を楽しみ、大切に思ってくださる皆さまに、今後もお応えしていけるよう、維持・発展に注力したく、この度の改定にご理解いただけましたら幸いです。

旧白洲邸 武相荘 牧山圭男

2024年11月21日 秋雨・紅葉

今日は、邸内の奥の方から歩いてみます。

サラサラと冷たい秋雨が、降ったり止んだりの水曜日
意外と多くのお客様がご来館くださいました。

紅葉も上の方から始まってきました。
例年ですと12月5日〜15日ごろ真っ赤な紅葉が見られます。

足元には、ナラの実や、カシの実、いろいろ落ちています。

カフェ・レストランのご案内を待たれる方々。

レストランテラスの前では、ホトトギスの花が咲いています。
正子も好んだこの花、面白い姿をしています。意外にも日本在来種とのこと。

庭の反対側を見ると、山茶花が満開です。
細雨の中、大きな木が沢山咲かせた薄紅色が際立って見えました。

瓦門を抜けて外側へ。
カエデの紅葉と、たくさん咲いた小菊が綺麗です。

クラッシックカーPAIGEの停まる、オープンカフェの休憩所へ。
寒くなってきて、いよいよ、真ん中の囲炉裏に炭が入りました。

皆さん周りで寛がれていきます。

外階段を降りると駐車場まで長い遊歩道があります。

脇に柚子の木が1本あり、黄金色の果実が鈴なりになっていました。
鳥でしょうか、狸でしょうか。齧られたような跡もあります。

近日開催のイベント/企画展

■イベント
11月23日(土)・24日(日) 古美術展示即売会が開催されます。

■ミュージアム
11月28日(火)から企画展「武相荘—冬」がスタート。今回は奥座敷を中心に白洲正子のサンローランを豪華に展示いたします。

寒くなりましたが、夏の雑草が刈られてすっきりした景観に、紅葉や秋の花が綺麗です。レストランでも暖かいものを用意し、皆様のご来館をお待ちしております。

2024年11月8日 食で長浜市に親しむイベント “Nagahama Tradition”

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、InstagramFacebook でもお届けしています。

滋賀県長浜市と武相荘のコラボイベント第1弾として、食を通して長浜市を知るディナーイベントを2024年12月5日(木)に開催いたします。

観光連携協定の幕開けイベント。一般募集のお席のご用意は僅かとなってしまいますが、ご興味ご関心をお持ちいただける方のご参加を心よりお待ちしております。

開催内容の詳細と、応募方法は、下記のプレスリリースをご確認ください。

長浜市観光協会、白洲次郎・正子の終の棲家「旧白洲邸武相荘」とコラボイベント
“Nagahama Tradition”、開催決定!

観光連携協定を締結している滋賀県長浜市(公社)長浜観光協会と旧白洲邸 武相荘。両社は湖北長浜の食をテーマにしたレストランイベント“Nagahama Tradition”を12月5日に開催することを発表しました。

白洲正子はその代表作である「近江山河抄」をはじめ多くの著作で長浜市の風物を題材としており、また家族を連れ立って定期的に同地を訪れていました。そんなご縁がもととなり、2024年6月に両社は観光連携協定を締結しました。

両社の本格的なコラボレーションは今回が初、となります。

豊臣秀吉ゆかりの城下町として、また琵琶湖北岸の商業・観光都市として栄える長浜市は鴨や近江牛、そして琵琶湖産の魚類等、豊富な食材にも恵まれています。選びこまれた冬の長浜食材と武相荘レストランシェフによるオリジナル・コース料理…湖北長浜の粋を体感できるプレミアムなイベント、“Nagahama Tradition @武相荘”にぜひご参加ください。

開催概要

日時:令和6年12月5日(木)18時開場 18時30分スタート
場所:旧白洲邸 武相荘
TEL.042-735-5732 
内容:武相荘レストランシェフによる解禁したての鴨をはじめとする長浜市産物を用いたコース料理のご提供。初のコラボイベントにてスペシャルプライスにてお料理をご提供いたします。
参加費用:¥5,500(税込)
募集人数:5名限定
申し込み締め切り:11月28日

お申し込み

下記リンク先のPassmarketにてチケットをお求めください。
満席となりました。(11月9日)
応募URL: https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01pw1crqx9341.html
(クレジットカードまたはPaypayでの決済)