お知らせ

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2024年1月12日 SAGA BAR premium in 武相荘

こちらのイベントは終了いたしました。ご参加の皆様、誠にありがとうございました。

SAGA BAR は「佐賀を味わう」をコンセプトに、佐賀酒(さがさけ)をはじめとする県産食材、有田焼等の伝統工芸品など、佐賀の「ホンモノ」の魅力を体験していただくことにこだわり全国各地で開催されている企画です。

武相荘で初開催!

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、白洲正子は佐賀のやきものである唐津や伊万里の器を好み、著書でも繰り返しその眼で選び抜いた優品を紹介しています。やきものを通じた佐賀とのご縁もあり、今回、武相荘で SAGA BAR を開催できる運びとなりました。

武相荘レストラン

今最も注目を集める作陶家の二人が制作した酒器で佐賀酒(さがさけ)を味わう。ディナーは佐賀の幸をふんだんに盛り込んで。

今回は、佐賀をベースに活躍する二人の作陶家、矢野直人氏と浜野まゆみ氏が特別に制作した酒器(※)を使い、選び込まれた佐賀酒を料理とともにじっくり味わっていただきます。

お料理は季節の佐賀県産食材をふんだんに使った特別コース。武相荘レストランシェフが腕を振るいます。

※特別制作のオリジナル酒器セットは、お持ち帰りになれます(片口~矢野直人作・猪口~浜野まゆみ作)

SAGA BAR premium

佐賀県が自信を持って推薦する「ホンモノ」を贅沢に体験いただけるプレミアムイベント。
2月10日(土)、11(日)、各日15名限定で開催いたします。お申し込みは下記より。

作陶家プロフィール

矢野直人
1976 年 唐津市生まれ
1994年より5年間アメリカ留学
2002 年 佐賀県立有田窯業大学校卒業
2003年 佐賀県有田窯業大学校嘱託講師
2004年 自宅 殿山窯にて作陶始める
2008年 韓国 蔚山にて6ヶ月作陶
2015年 割竹式登窯築窯

浜野まゆみ
1974 埼玉県生まれ
1998 武蔵野美術大学日本画学科卒
2000 佐賀県立有田窯業大学校卒
2001 川越にて開窯
2014 佐賀県に移住

開催概要・お申し込み

日程

2024年2月10日(土)・2月11日(日)
18時30分スタート(開場18時)

会場 旧白洲邸 武相荘 邸内 レストラン&カフェ武相荘
定員 各日15名(完全予約制)
料金・
開催内容
  • 22,000円(税込・お食事/ドリンク/サービス料込)
  • 選びこまれた佐賀酒と武相荘のレストランシェフによる佐賀産物をフルに使った特別ディナー・コース
  • 佐賀を代表する作陶家、矢野直人氏と浜野まゆみ氏が制作したオリジナルの酒器セット付き
お申し込み
締切とキャンセルにつきまして 定員になり次第受付終了となります。
キャンセルは開催1週間前までに必ずご連絡ください。食材等準備がございますため、開催日の1週間前を過ぎてからのキャンセルの場合には料金の払戻しは行いません。

2023年12月20日 冬の花々・屋根の修繕

駐車場側から入ると、ナラの木の紅葉が、目に飛び込んできました。

武相荘への入り口は右手側、竹林を縫う遊歩道を歩いていきます。

竹林を抜けると、長いウッドデッキに出ます。

ウッドデッキの下側に降りて見上げてみました。(普段はごめんなさい立ち入り禁止です)

順々に早咲きの椿が咲き始めました。薄桃色の椿は「数寄屋」

こちらは「天輪寺月光」

こちらは椿ではなく「蝋梅(ろうばい)」
他の梅と同じように、花だけで咲くイメージありますが、異常気象のためか葉を残したまま咲いています。でも、いい香りです。

この建物は、地階がイベントスペースの能ヶ谷ラウンジ、地上一階がショップとなっています。
今日は「コンコンコン・・・」と小気味よく木を打つ、大工仕事の音が聞こえてきますが・・・

上へ上がってみると屋根を修繕中でした。武相荘ではミュージアムとなっている母屋の茅葺きの葺き替えも大事ですが、こういった細かな修繕も欠かせません。

瓦の下に美しい板が渡されていました。「杉ですか?」と大工さんに声をかけると「檜です」と快く教えて下さいました。修繕は本日完了するそうです。

門をくぐって、茅葺きの方へ進みます。
右の建物がレストラン。奥が、白洲夫妻が住居にしていた茅葺きです。
今はミュージアムとしてお楽しみいただいております。さらに奥へ進みます。

白い椿が満開です。「白侘助」

白洲正子が好んで大切にした木で、今はなかなかの大木となっています。

今年も残すところ10日余りとなりました。
武相荘の営業は12月24日(日)まで、新年は1月6日(土)に開館いたします。

年末年始もどうぞお気軽にご来館ください。

2023年12月18日 青柳恵介さんお話会
~白洲正子 日本の名宝100~
その9「法隆寺の五重塔と救世観音像」

こちらのイベントは終了いたしました。次回開催もどうぞお楽しみに!

“白洲正子の眼”を手がかりに、青柳恵介先生のお話で「日本の名宝100」を巡る武相荘の大人の講座 シリーズ第9回

青柳恵介さんお話会 ~白洲正子 日本の名宝100~ その9「法隆寺の五重塔と救世観音像」

白洲正子がかつてこれぞという日本の宝もの100点を選んだリストが存在します。本講座は、正子の友人であり国文学者・古美術評論家として活躍されている青柳恵介さんを講師に迎え、お話で、この100の宝の一つ一つを巡り、楽しみを深める講座です。

今回テーマは「法隆寺の五重塔」そして「救世観音像(ぐぜかんのんぞう)」です。二つの宝は正子のリストでは別個に選ばれていますが、青柳先生は今回ダブルで取り上げ、お話ししてくださいます。

創建は607年、今から1400年以上前です。皆様もご存知のように、絵葉書などでも見ることができる五重塔は、日本や奈良の一つのイメージとして、四季によりそう変わらぬ景色として、世界中の人々に親しまれています。
斑鳩では、五重塔が、今日も畑の向こうに、さも当り前のように見えていることでしょう。しかしふと1400年の時を思うとき、巨大な木造塔が変わらず立ち続けていることは、とても普通のことではないように思われてきます。
遠く飛鳥時代から、あまたの戦乱や火災を免れてきたことも奇跡的。ですが一方で五重塔は地震などにはびくともしない驚くべき設計を持つことが近代になって判明しています。
倒れることのない五重塔を作らせた強い思い、それはどのようなものなのでしょうか?優美な姿を構成する細部の見どころとあわせ青柳先生に伺っていきたいと思います。

創建からの長い歴史を経て、法隆寺に安置されている仏像は650体を数えるそうですが、その中でも最も古い時代、奈良時代に造られた仏像です。
聖徳太子の死後、太子をモデルに彫刻されたと言われるたいへん秀麗な像ですが、明治時代にフェノロサ*が調査で発見するまでは、200年もの間、秘仏として封印されていたそうです。
(*アーネスト・フェノロサ:明治政府の調査を担当し廃仏毀釈から仏教美術を守ることに尽力した)

法隆寺には、もうひとつ釈迦三尊像も聖徳太子をモデルに造られたと分かっていますが、こちらは堂々と、金堂の中央に鎮座し続けてきました。片や秘仏となった救世観音像は、一体どのような経緯を持っているのでしょうか。美術的な見どころとあわせ青柳先生のお話をじっくり伺っていきたいと思います。

正子と同じく、歴史の舞台へは自ら足を運ぶことを大切にされている青柳先生。
宝が辿ってきた場所へ実際に赴いて感じ得た本当のお話を聞いていると、現代の景色と当時の景色が重なり、人々の息遣いが感じられるような想いがしてきます。

白洲正子の遺したリストを地図に、青柳先生のナビゲートで、日本にまだまだある魅力を学び楽しむ講座です。武相荘で、いつもとは一寸違った頭の使い方を楽しんでみませんか?初めての方もどうぞお気軽にご参加ください。お申し込みは下記より。


青柳恵介(あおやぎ・けいすけ)

古美術評論家。五蘊会会長。觀ノ会発起人。
1950年生まれ。東京都出身。
成城大学大学院博士課程修了。専門は国文学。古美術評論家。成城学園教育研究所、成城大学、東京海洋大学の講師を務めた。
著書に「風の男 白洲次郎」(新潮社 1997)、「骨董屋という仕事」(平凡社 2007)、「白洲次郎と白洲正子―乱世に生きた二人―」(新潮社 2008)などがある。

開催概要・お申し込み

日程

2024年2月4日(日) 15:30—17:00

(開場15:00/途中休憩有り)※開演5分前までに入場ください。
会場 旧白洲邸 武相荘 能ヶ谷ラウンジ
定員 全席自由・40名
参加費
お申し込み
  • 4,000円(税込)/参考資料付
  • 【参加特典】武相荘ミュージアム鑑賞券2割引
    ミュージアム入口でチケット購入の際、当イベント参加者であることをお伝えください。
    ※ミュージアム鑑賞はイベント開始前のお時間をご予定ください。ミュージアムは17時終了のため。
  • 満席のため募集終了いたしました。ご参加の皆様どうぞお楽しみに!(記1/29)

    クレジットカードまたはPaypayでの決済
    銀行振込がよろしい方は下記イベント専用窓口までメールでお問い合わせください。尚、銀行振込の場合、キャンセル時の返金手数料は自己負担となりますので予めご了承ください。
  • 武相荘イベント専用窓口
    email: contact@buaiso.com
    TEL.090-4367-9708(受付時間: 平日10:00-17:00)
その他
  • イベント参加者ディナー開催!
    ※要別途お申し込み 7,700円 (お食事・ドリンク代込/税込)
    イベント終了後、参加者だけでのディナーを開催いたします。武相荘での一日を心ゆくまでお楽しみ下さい。17:30〜19:30/限定20席 ※お支払いは当日となります。
  • ご予約はレストランへ直接お願いいたします。
    TEL.042-708-8633(レストラン直通)
    「2月4日・青柳恵介氏お話会のディナーを希望」とお伝えください。
    キャンセルは1週間前までに必ずご連絡ください。
    (以降はキャンセル料金が発生いたします)
募集締切 講座2月2日締切、ディナー1月28日締切

2023年11月16日 冬支度

11月初旬まで夏に戻ったかのような陽気が続きました。
先週からいっきに平年並みの気温に戻り、コートが必要な晩秋の雰囲気になってきました。

茅葺のミュージアムの前
武相荘の庭を長年見続けてきた巨木

白樫の木です。根元まで近づくと、たくさん実を落としていました。

ミュージアムの奥は散策路になっています。
コウヤボウキの小さな白い花がたくさん咲いています。

ぐるりと回って石段を登ります。

上からの眺め。
この辺りのモミジは、毎年12月初旬に紅葉のピークを迎えます。

レストランのテラス前。
ホトトギスの花がよく咲いています。白洲正子が好んだ花、
意外ですが、日本原産の花ということです。

レストランの隣、Bar PlayFast へ上がる階段の脇、
大壺に野生的なノイバラのあばれ方が見事です。

レストランの向かい側、高木の上には桃色の花がチラホラ。
山茶花が咲き始めています。

椿も蕾が色づいてきました。

クラッシックカーPAIGEのあるオープンカフェ

囲炉裏にも炭が入りました。少し自然の多い当館で、
季節を感じながら、心身をリフレッシュいただけたらと思います。

2023年11月10日 開催レポート 武相荘の秋のなげいれの会

山野草をこよなく愛し、花師として活動されている齊藤謙大さんによる “武相荘の秋のなげいれの会” が2023年11月5日(日)に開催されました。

朝10時から夕方まで一日を、武相荘の植生を見ながら、植物を採集し、景色を切り取って草花を活ける。という大変興味深い催しでした。(写真提供・グリーンワイズ 竹内様)

武相荘の能ヶ谷ラウンジが、この日は素敵なスタジオに変わりました。

参加者に最初のレクチャーをする齊藤謙大さん。

イマジネーションを刺激する素晴らしい花器
齋藤さんがご用意してくださったものです。

レクチャーの後は、鋏とカゴを持ち、思い思いに武相荘邸内を散策。

採取中の植物を見せていただきました。

器と草花に向き合い真剣なみなさん。

作っている時間も素敵です。

仕上がりの鑑賞タイム。

参加者のみなさんの感想をうかがいますと、普段からお花に親しまれている方にとっても、里山からそのまま草花を摘んで活けるという機会はめずらしく、いつもとは違った気持ちで、生えている一つ一つの植物に向き合う時間が、大変興味深く感じられたようでした。

季節を変えての開催を望まれる声も、皆さんからいただきました。武相荘ならではのイベント、ぜひ継続していきたいですね。

ご参加の皆さま、講師の齋藤さま、誠に有り難うございました。

2023年10月26日 服飾ジャーナリスト 山本晃弘さんの「装いと暮らし。変わるもの、変わらないもの」Vol.2

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。
イベント情報は当サイトのほか武相荘公式Facebookでもお知らせしております。

日曜日の午後、友人の家を訪ねるような気持ちで武相荘にいらっしゃいませんか。もとは多摩の養蚕農家を白洲夫妻が長い時間をかけてカスタマイズしてきたここ武相荘で、晩秋の風情をゆっくりと感じてください。

服飾ジャーナリスト山本晃弘さんのトークイベント「装いと暮らし。変わるもの、変わらないもの」。今回のゲストは、モデルで文豪・国木田独歩の玄孫でもある国木田彩良さんです。イギリス生まれパリ育ち、美しさと知性を兼ね備える彼女と語る「装いと暮らし」。二人のトークセッションに耳を傾けると、何を変えたらいいか、何を変えないでいたいかが見えてくるかもしれません。

山本晃弘 Teruhiro Yamamoto

服飾ジャーナリスト。『メンズクラブ』『GQジャパン』などを経て、2008年に編集長として『アエラスタイルマガジン』を創刊。現在は、エグゼクティブエディター 兼 WEB編集長を務めている。2019年にヤマモトカンパニーを設立し、編集、執筆、コンサルティングを行う。また、ビジネスマンや就活生に着こなしを指南する「服育」アドバイザーとしても活動中。執筆著書に『仕事ができる人は、小さめのスーツを着ている。』がある。

国木田彩良 Saila Kunikida

イギリス生まれパリ育ち。 2014年にモデルデビューし、様々な雑誌や広告に起用される。2021年にクリエイティブエージェンシーNami Creativesを立ち上げクリエイティブディレクターとしても活動中。

〈開催概要〉

  • 服飾ジャーナリスト山本晃弘さんの「装いと暮らし。変わるもの、変わらないもの」Vol.2〈ゲスト〉国木田彩良さん
  • 開催日時2023年11月26日(日)14:00~15:30(13:30開場)
    ※受付は開場入り口にて。開始5分前までに受付をお済ませください。
  • 会場武相荘能ヶ谷ラウンジ/定員30名
  • 参加費3,300円(税込)
  • 特典イベント終了後、武相荘ミュージアムを無料で観覧いただけます。
    ※イベント受付時にミュージアム観覧パスを配布いたします。
  • 募集締切2023年11月23日
    キャンセルは開催1週間前までに必ずご連絡ください。原則としてそれ以降のキャンセル(料金の払い戻し)はお受けできません。

〈お申し込み〉

  • お申し込みはこちらから/PassMarket
    クレジットカードまたはPaypayでの決済
  • 銀行振込がよろしい方は下記イベント専用窓口までメールでお問い合わせください。
    尚、銀行振込の場合、キャンセル時の返金手数料は自己負担となりますので予めご了承ください。
  • 当イベント専用窓口
    email: money-m@ponycanyon.co.jp
    TEL.080-3482-8908(受付時間: 平日10:00-19:00)