2024年の記事一覧

2024年11月26日更新造り手とともに日本酒を味わう 
武相荘×酒舗まさるや 「蔵の会」第三回 
加賀の菊酒 菊姫

日本各地のこだわりの酒造から、酒造りに携わる蔵人(くらびと)をお招きして、お酒と料理を楽しむ会。酒舗まさるやとの共同開催です。
今回の造り手は、安土桃山時代に創業、以来加賀で伝統の酒造りを続けておられる『菊姫』です。

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手法の多様化した現代においても代々受け継いだ酒造りの道を決して踏み外さず、「本物の酒」を追求し続ける硬派の酒蔵、菊姫。
原料米、そして大幅に時間のかかる自家製米へのこだわり。管理の難しい山廃仕込みを選び、雪をたくわえた山々からの伏流水の恵に預かり、日々最上の酒造りを目指されています。
しかし中でも興味深いのは、吟醸酒に限り、全ての酒にアルコール添加をしているということ。そこには菊姫が独自に考えるという“吟味(ぎんあじ)”というものへの強いこだわりがあるようです。

今回も、蔵人をお招きし直々にお話を伺いながら、お酒を楽しんでいただきます。
吟味とはどんなものなのでしょう? 最上の「黒吟」「大吟醸」をはじめ数種のお酒を順に味わいつつ、ぜひご自身でお確かめください。

開催概要・お申し込み

開催
日時
2025年1月25日(土) 17:30〜
17:15開場 ※開始5分前をめどにご着席ください。
2時間半程度を予定
開催
内容
  • 菊姫の蔵人 和田松夫氏による「酒造りのお話」
    (30分程)
  • お酒とお料理のコース
    お酒は『黒吟』『大吟醸』等、菊姫のお酒数種が供されます。お酒によってワイングラス、骨董の猪口、武相荘牧山圭男作陶の器を使い分け、器を変えて味わいを感じていただきます。お料理は、この日のお酒にあわせた特別コースです。
会場
定員
  • 会場:旧白洲邸 武相荘 レストラン
    【ドレスコード】男性はジャケット着用にてご参加ください。
  • 定員:20名 先着順
参加費
  • 1名様 16,500円
    イベント参加費・ご飲食代込(税込)
  • 武相荘当日フリーパス(入場券)付
    イベント参加者は庭園内全域と、武相荘ミュージアムをご観覧いただけます。(通常別途有料)
    1. 入場時にチケット売り場でイベント参加者である旨をお伝えください。
    2. ミュージアム鑑賞はイベント開始前のお時間をご予定ください。(ミュージアムは17時終了のため)
お申し込み
  • お申し込みはこちらから/PassMarket
    クレジットカードまたはPaypayでの決済

    銀行振込がよろしい方は、上記PassMarket画面にてチケットの販売状況をご確認の上(売切れの場合がございます)、下記イベント専用窓口までメールでお問い合わせください。尚、銀行振込の場合、キャンセル時の返金手数料は自己負担となりますので予めご了承ください。

  • 武相荘イベント専用窓口
    email: contact@buaiso.com
    TEL.090-4367-9708(受付時間: 平日10:00-17:00)
募集締切とキャンセルにつきまして
  • 1月16日(木)最終締切
  • キャンセルは必ず上記締切までにご連絡ください。食材の準備等ございますため以降のキャンセルでは原則として払い戻しは致しかねます。

2024年11月22日更新武相荘の骨董市(第23回)

2025年1月26日(日) 朝10時開場・入場無料

武相荘の門前に所狭しと骨董屋さんが立ち並ぶ、楽しい骨董市。新年の1回目開催のご案内です。和骨董、西洋骨董から、仏教美術までさまざなジャンルの骨董が武相荘に集います。

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現代では作ることの出来なくなってしまった品々との時代を超えた出会い。
眼で見て触って、あなただけの「ほんもの」を見つけてください。

1月末の園内は、椿が花開き、早咲きの梅が香りはじめる頃。冬は意外と、花の楽しみが多い季節です。買い物が一段落したらぜひ邸内ゆっくり散策してみてください。

お車でお越しの皆様へ
当日、武相荘の駐車場は混雑が予想されます。満車の場合、路上でお待ちいただくことはできませんので、あらかじめ近辺のコインパーキング利用もご検討ください。武相荘近辺のコインパーキング参考情報はこちら

開催概要

日程

2025年1月26日(日)開催
開始時刻: 朝10:00 ※1,※2


終了時刻: 品物がなくなり次第終了(最終15:30頃)
会場 武相荘/参加無料・予約不要

※1) 入口2箇所(ユニクロ側・駐車場側)は同時刻に開門致しまします。
※2)「武相荘の倶楽部」メンバーは開場15分前よりご入場いただけます(同伴者は不可)。会員証をお忘れなく。

2024年11月21日更新秋雨・紅葉

今日は、邸内の奥の方から歩いてみます。

サラサラと冷たい秋雨が、降ったり止んだりの水曜日
意外と多くのお客様がご来館くださいました。

紅葉も上の方から始まってきました。
例年ですと12月5日〜15日ごろ真っ赤な紅葉が見られます。

足元には、ナラの実や、カシの実、いろいろ落ちています。

カフェ・レストランのご案内を待たれる方々。

レストランテラスの前では、ホトトギスの花が咲いています。
正子も好んだこの花、面白い姿をしています。意外にも日本在来種とのこと。

庭の反対側を見ると、山茶花が満開です。
細雨の中、大きな木が沢山咲かせた薄紅色が際立って見えました。

瓦門を抜けて外側へ。
カエデの紅葉と、たくさん咲いた小菊が綺麗です。

クラッシックカーPAIGEの停まる、オープンカフェの休憩所へ。
寒くなってきて、いよいよ、真ん中の囲炉裏に炭が入りました。

皆さん周りで寛がれていきます。

外階段を降りると駐車場まで長い遊歩道があります。

脇に柚子の木が1本あり、黄金色の果実が鈴なりになっていました。
鳥でしょうか、狸でしょうか。齧られたような跡もあります。

近日開催のイベント/企画展

■イベント
11月23日(土)・24日(日) 古美術展示即売会が開催されます。

■ミュージアム
11月28日(火)から企画展「武相荘—冬」がスタート。今回は奥座敷を中心に白洲正子のサンローランを豪華に展示いたします。

寒くなりましたが、夏の雑草が刈られてすっきりした景観に、紅葉や秋の花が綺麗です。レストランでも暖かいものを用意し、皆様のご来館をお待ちしております。

2024年11月8日更新食で長浜市に親しむイベント “Nagahama Tradition”

滋賀県長浜市と武相荘のコラボイベント第1弾として、食を通して長浜市を知るディナーイベントを2024年12月5日(木)に開催いたします。

観光連携協定の幕開けイベント。一般募集のお席のご用意は僅かとなってしまいますが、ご興味ご関心をお持ちいただける方のご参加を心よりお待ちしております。

開催内容の詳細と、応募方法は、下記のプレスリリースをご確認ください。

長浜市観光協会、白洲次郎・正子の終の棲家「旧白洲邸武相荘」とコラボイベント
“Nagahama Tradition”、開催決定!

観光連携協定を締結している滋賀県長浜市(公社)長浜観光協会と旧白洲邸 武相荘。両社は湖北長浜の食をテーマにしたレストランイベント“Nagahama Tradition”を12月5日に開催することを発表しました。

白洲正子はその代表作である「近江山河抄」をはじめ多くの著作で長浜市の風物を題材としており、また家族を連れ立って定期的に同地を訪れていました。そんなご縁がもととなり、2024年6月に両社は観光連携協定を締結しました。

両社の本格的なコラボレーションは今回が初、となります。

豊臣秀吉ゆかりの城下町として、また琵琶湖北岸の商業・観光都市として栄える長浜市は鴨や近江牛、そして琵琶湖産の魚類等、豊富な食材にも恵まれています。選びこまれた冬の長浜食材と武相荘レストランシェフによるオリジナル・コース料理…湖北長浜の粋を体感できるプレミアムなイベント、“Nagahama Tradition @武相荘”にぜひご参加ください。

開催概要

日時:令和6年12月5日(木)18時開場 18時30分スタート
場所:旧白洲邸 武相荘
TEL.042-735-5732 
内容:武相荘レストランシェフによる解禁したての鴨をはじめとする長浜市産物を用いたコース料理のご提供。初のコラボイベントにてスペシャルプライスにてお料理をご提供いたします。
参加費用:¥5,500(税込)
募集人数:5名限定
申し込み締め切り:11月28日

お申し込み

下記リンク先のPassmarketにてチケットをお求めください。
満席となりました。(11月9日)
応募URL: https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01pw1crqx9341.html
(クレジットカードまたはPaypayでの決済)

2024年10月24日更新フォトレポート
クラッシックカーを楽しむ会2024
(武相荘の倶楽部イベント)

2024年10月5日(土)、武相荘の倶楽部のメンバーで、埼玉県加須市にあるワクイ・ミュージアムを訪問しました。

ここには白洲次郎が英国留学時代(1920年代)に所有し、ヨーロッパ中を旅していた相棒のベントレー、その実物があります。

白洲次郎のベントレー(往時から変わらぬナンバーはXT 7471)

クラッシックのロールス・ロイスとベントレーを扱う企業/博物館として日本随一といえるワクイ・ミュージアム

今回も、創立者である涌井清春さんが直々に、数々の名車を熱量高く詳しくご案内くださいました。

吉田茂のロールス・ロイス(写真右側)
20世紀後半の最高傑作 Bentley R-Type Continental
Bentley R-Type Continental
1919 Rolls-Royce 40/50Hp Silver Ghost “Alpine-Eagle”

途中、涌井さんの計らいで、白洲次郎のベントレーにエンジンをかけていただくサプライズも!(ヘッドライトも可愛く点灯していました。)

轟音に唸る車体。皆さんは夢中です。

古くは100年近く前に作られた車たちですが、見事にメンテナンスされ殆どの車が現役で走ります。

ミュージアムの次は広い敷地内をしばらく歩いて、ヘリテージへ。

ワクイ・ミュージアム創設者 涌井清春氏(写真左手)

しなやかで力強いベントレーの車体のライン。ロールスロイスの溜め息の出るような美しさ…… まだ車というもののイメージもお手本もなかった時代に、どうしてこんなに美しい車を作ることが出来たのでしょうか?
一台一台の車に感動と学びがあります。

あいにくの天候でしたが、秋雨も心地よく感じられる大人のひとときになりました。

涌井様、ワクイ・ミュージアムの皆様、今回も本当にありがとうございました。

2024年10月17日更新秋色の邸内(柿の木についての記録)

入り口のショップ前の柿の木です。時折ハラハラと、枯葉が落ちてきます。

PAIGEのあるガレージ。窓から覗く景色もすっかり秋色に染まってきました。

ガレージの中央には暖炉があります。冬が近づくと炭を起こすのですが、
まだ出番ではなさそうです。まだもう少し、蚊取り線香が必要そうです。

邸内へ入る瓦門。白洲正子が気に入って武相荘へ移築したものです。

さて上の写真。ご存じの方は、もしかしたら景色の変化にお気づきでしょうか。
実は・・・少し前に大事件が発生していました。

武相荘の名物でもあったレストラン入り口前の、樹齢140年と言われる柿の巨木が地響きを立てて倒れました。このところ太い枝が垂れ下がりはじめ伐採工事をしたりしたのですが、ついに寿命が尽きたと言うことでしょうが、どなたもお怪我なく無事でした。手を入れ除去しますが、大分景色も変わるでしょう。(武相荘館長のFacebookより

白洲正子と、親しかった森林学者のどろ亀先生(高橋延清氏・東大名誉教授)との対談を読むと、森や木にも寿命があり生まれ変わりのサイクルがあるそうです。とても寂しいですが、新しい景色のことも考えようと話しています。

さて、武相荘の一番奥にある、散策路へ来てみました。
昔、正子もよく歩いたという道です。

秋になり、街中では見ることのない山野草が見られます。こちらはオケラ。

コウヤボウキ

ガマズミ。赤い実が綺麗です。

モミジの青葉が見える石段を降りて、邸内へ戻ります。

やっと涼しくなり、気持ちの良い日が多くなってきました。

武相荘のミュージアムでは「武相荘—秋」展を開催中です。
昔のままの自然を残す環境の中で、ランチ、カフェとあわせ是非ごゆるりとお楽しみください。

2024年10月23日更新第二回 古美術展示即売会

11月23日(土)24日(日)の2日間、武相荘・能ヶ谷ラウンジにて
ギャラリー辰巳さん主催で古美術展示即売会が開催されます。

皆様の熱いご要望にお応えして第2回の開催と相成りました。
紅く染まる初冬の武相荘に新旧の精鋭4店「海老屋美術店」「objects」「IMADO」「古美術猫」が集結。
美術・骨董品を展示即売いたします。
時を超えた美しさとその魅力は壮観まちがいなし。

本イベントに関するお問い合わせ先

ギャラリー辰巳
TEL.045-985-5966