2024年の記事一覧

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2024年6月24日更新学生とデニム展 武相荘ごと、藍に染めて。

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、InstagramFacebook でもお届けしています。

presented by 青山学院大学社会情報学部飯島ゼミ(@buaiso_next

7月21日(日)、服飾に関わる学生による衣装展示会を開催いたします。

武相荘を初めて訪れたとき、「自分なりにオシャレをして訪れるべき場所だな」と感じました。
このたびファッションを嗜好する、武相荘に魅了された学生たちがデザインを手掛けた作品を展示いたします。

サステナブルな素材にこだわった服や、”自分の好き”を表現した服など個性豊かな作品が能ヶ谷ラウンジに並びます。

「日本で初めてジーンズを着用した男」と言われる白洲次郎さん、また藍染めを好んだ正子さんにちなんで、デニム素材の衣装に限定しています。

白洲次郎さん・正子さんの美学や歴史と、新たなファッションに挑戦する学生の作品の両方をお楽しみいただけましたら幸いです。

【展示団体】

2024年5月28日更新『武相荘の夏』展 2024〈終了いたしました〉

会期: 2024年5月28日(火)〜8月25日(日)
尚、祝日を除く月曜は休館日です。
ミュージアム開館時間:10時~17時(入館は16時半までとなります)

夕方、カナカナ蝉が騒がしくなる頃です。
きまって山盛りの蚕豆の鉢とビールを目の前にならべ
いつの頃からか毎年植えるようになった
刻々と花びらをひろげていく夕顔を眺めながら、
人生でも夕方を迎えていた次郎と正子の二人は
過ぎ去った昔を語り合うのが常でした。

牧山桂子

2024年3月1日更新『武相荘の春』展 2024〈終了いたしました〉

会期: 2024年2月27日(火)〜5月26日(日)
尚、祝日を除く月曜は休館日です。
ミュージアム開館時間:10時~17時 (入館は16時半までとなります)

『源氏庭遊』(京都・丸平大木人形店製)
白洲正子の実家である樺山家誂えの日本人形
奥座敷/お雛様に替わって4月1日より展示中

正子は、毎年春の訪れを楽しみにしていました。冬が終わりを告げる頃、雑木林が芽吹く直前に淡い紫色に染まってくると、冬から春への季節の変貌を感じ、窓を大きく開け、眼を閉じて微かに漂う春の香りを嗅ぎ逃さないように神経を研ぎ澄ますのでした。

この様な楽しみが味わえるのは、長く寒い冬があってこそと冬感謝しておりました。木々や草花が花をつけ始めると、毎日時のたつのも忘れて眺めいり、「年を取ると次の年にはもう見られないかも知れないと思うと若い頃に眺めていた花々より数倍うつくしく見えるようになった」と、春の訪れと同時に年を重ねる事をも楽しんでいるようでした。

牧山桂子

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