2020年12月8日 モミジ
茅葺のミュージアムの奥、鈴鹿峠のモミジです。
例年より2、3日遅めとなりましたが、今年も見事な姿を見せてくれています。
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茅葺のミュージアムの奥、鈴鹿峠のモミジです。
例年より2、3日遅めとなりましたが、今年も見事な姿を見せてくれています。
立冬を過ぎてから、また10月並の暖かな日が続いていますが
紅葉はゆっくり楽しんでいただけそうです。
まだ青い、モミジや竹林と、金色の葉のコントラストが見事です。
南天の木、先端に赤い実をつけています。
今日も堂々たる姿。中学生の白洲次郎が駆っていたPAIGEです。
(常設の同型車)
柿の大木はすっかり葉を落として、早々に冬支度です。
熊笹が茂るミュージアム奥の遊歩道。
道の脇から顔をのぞかせる小さな花は、コウヤボウキ。
今日は午前中の邸内をゆっくり巡ってみました。
ミュージアムでは今月29日まで「武相荘の秋」展を開催中。
こちらのご紹介もぜひご覧ください。
このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、Instagram、Facebook でもお届けしています。
お能を知りたい、体験したい、という方に絶対おすすめの武相荘の能楽講座。
今回は能「田村」と「白田村」を題材に、能の演出効果についてのお話しです。
とある僧が、はるばる訪ねて来た清水寺で、美しい玉箒を持った少年に出会います。
僧が寺の縁起を尋ねると、少年はこの寺は坂上田村麻呂の請願によって建立された寺であると答えます。面白い方に出会えたと喜ぶ僧は、寺から見渡せる数々の名所についても尋ねます。
桜が咲きほこる境内で会話を楽しんでいるうちに日暮れが近づいてきます。二人は「春宵一刻値千金(しゅうしょういっこくあたいせんきん)…」と清水寺の春の宵をたたえる詩文を共にくちずさみながら、美しい清水寺の宵を楽しみます。やがて寺のお堂に去っていく少年に不思議さを感じる僧でしたが、彼こそ実は坂上田村麻呂の化身でありました。 (「田村」前半のあらすじ)
田村と白田村は、台本は全く同じものを使用しますが、『白』という一文字が加わり題名が変わる事で演出が変化します。
能において演出が変わるという事は装束や使用する能面も異なって参ります。演目の主題をより一層強調することが大きな目的ですが、それは同時に演者に求められる技量が数段高くなることでもあります。
今回は「能の演出」について、少し深く掘り下げてみたいと思っております。友枝雄人
講師は、シテ方喜多流 友枝雄人さんと小鼓方幸流 成田達志さん。お二人は以前より数々の大作を共にされている間柄です。ナビゲーターは青柳恵介さん。今回もお能の成り立ちやそのバックボーンとなる時代のことをリアルにお聞かせくださいます。
過去開催のレポートをご覧頂けます。前回「お囃子の魅力」、「実盛」の会、「山姥」の回、「井筒」の回
お能の世界に触れ体感していく楽しい会です。初めての方もぜひ奮ってご参加ください。
お申し込みは下記より。
会場にはウイルス対策を充分に施して開催致します。皆様におかれましても体調管理とマスクの着用をよろしくお願い致します。
〈第11回〉お能への誘いの会 「能の演出効果 ——田村と白田村」
【講師】シテ方喜多流 友枝雄人氏、小鼓方幸流 成田達志氏、五蘊会会長 青柳恵介氏
【会場】旧白洲邸 武相荘 能ヶ谷ラウンジ
【日程】2020年12月5日(土) 15:30—17:00
15:00受付開始(会場入口にて)、開始15分前までに受付をお済ませください。
〈特典1〉本会と同時申込みで、来年1/24日開催の能舞台「五蘊会」の観劇券が1割引となります。
五蘊会についてはこちら
〈特典2〉茅葺の武相荘ミュージアムを2割引にてご観覧いただけます。
ミュージアムにて入場チケットをお求めの際、当イベントの参加者であることをお伝えください。
※ミュージアムは17時閉館ですので、必ずイベント開始よりお早い時間にご観覧ください。
お申し込み後のキャンセルにつきまして
お席の準備がございますので開催1週間前までに必ずご連絡お願い致します。
オープンカフェの窓が、少しずつ秋色に染まってきました。
ここはもとは次郎のガレージだった建物。
傍らにはクラッシックカーのPAIGEが、いつも停まっています。
白洲夫妻の住まいだった茅葺きは、往時のそのままに二人の愛用品を展示したミュージアムになっています。(展示情報はこちら)手前はレストラン。
レストランテラスの向かい側は秋の草花が沢山。そろそろ手入れの時期です。
高いところへ目をやると、もう山茶花が咲いていました。
母屋のミュージアムのさらに奥へ進むと、山道の遊歩道があります。
山道をゆっくり歩いていると、いろいろ発見があります。
一際赤い実で目を引くのは、ガマズミ
こちらは青。青く煌くおおきな蝶が数匹飛んでいました。
後で調べてみると「ルリタテハ」という蝶だそうです。幼虫はホトトギス(植物)やユリを食べる、成虫は花よりも樹液を好む、とあり、なるほど。武相荘にいるはずです。
森が少しずつ色づき始めてきました。
気持ちの良い季節、目的を忘れて、ぜひゆっくりと散策してみてください。
群れになって飛んでいく鳥、きこえてくる虫の音色、木漏れ日に
武相荘もすっかり秋の雰囲気に包まれています
臼のポストがある瓦門の手前
黄色のルドベキアに混じって咲いているのは、アレチノノスビトハギ
その名前とは違って、なかなかお洒落な雰囲気です
針金のように伸びた茎に、赤い花を咲かせているのはミズヒキ
裏山の遊歩道にはもうドングリが落ちていました
柿の実も色づいています(今年は鮮やかな柿色が流行色らしいですね)
奥のお庭の仏様
茅葺のミュージアムでは秋の展示が始まりました
(こちらのリンク先にご案内がございます)
美しいものをじっくり見て、美味しいもの味わって、ぜひお楽しみください
夏が来るたび、次郎はこのアイスシェーバーで、近所の子供達にかき氷を振る舞うのを楽しんでいたそうです。暑いさなかに食べるかき氷は、今だって最高です。
瓦門の脇に咲きはじめた、ルドベキアタカオ。
夏の終わりから秋にかけて姿を現す黄色の花。
門をくぐると石畳の邸内へ。木陰を作っているのは、大きな柿の木です。
コツン、コン、コン、コン、コン…… 柿の実の落ちる音です。
まだ固い柿の実、踏んづけると転がりますので何卒ご注意を。
細い針金のような枝に紅色の小さな花は、ミズヒキ。
邸内のあちこちを優雅に飾ってくれています。秋の花です。
裏山の遊歩道、美味しい空気を思う存分味わってください。
色々なバタバタであっという間、夏展もあとわずかとなりました。
8月30日まで(詳細はこちら)
ご来館の際は、暑さ対策にご注意を。
蚊がおりますので虫除けスプレーをお持ちいただくと安心です。
マスクもご持参をよろしくお願い致します。
日本の名建築をテーマにしたテレビ大阪の新ドラマ「名建築で昼食を」に武相荘が登場します。
毎週土曜 深夜0時56分~1時26分放送、2020年8月15日(土)深夜0時56分スタートです。
詳細は番組ウェブサイトをご覧ください。
https://www.tv-osaka.co.jp/meikenchiku/
武相荘登場の回をどうぞお楽しみに。