2017年9月22日更新萩の花など
正門へと続く道に、こぼれるように咲いているのは萩です。ところどころ桃色の花も見えます。
花のつき方が面白い。名前も面白い、カラスノゴマ。
正門の後ろの蛇口を囲むように、紫の花はヤブラン、赤いミズヒキはあちこちで咲いています。
レストランテラスの前に少しだけ咲いているのはルコウソウ。
曇りがちの日、しっとりとした武相荘です。
正門へと続く道に、こぼれるように咲いているのは萩です。ところどころ桃色の花も見えます。
花のつき方が面白い。名前も面白い、カラスノゴマ。
正門の後ろの蛇口を囲むように、紫の花はヤブラン、赤いミズヒキはあちこちで咲いています。
レストランテラスの前に少しだけ咲いているのはルコウソウ。
曇りがちの日、しっとりとした武相荘です。
「クラッシックカーを楽しむ会2017」のフォトレポートです。
2017年9月10日開催(武相荘の倶楽部メンバー限定イベント)
倶楽部メンバーと牧山夫妻で、埼玉県加須市にあるワクイ・ミュージアムを訪問しました。
屋外で迎えてくれたのは、白洲次郎のベントレーと吉田茂のロールスロイス。
館長の涌井清春さん自ら、ご自身とワクイ・ミュージアムについてご紹介下さいました。
——EV、自動運転と、クルマの在り方が大きな転換期を迎えているが、
先人たちの思いと力が結集したクルマは、世界にとっても文化そのもので
継承していかなかければならないもの。—— 涌井さんの熱い気持ちが伝わってきました。
白洲次郎のベントレーは、涌井さんが日本にあるべき車の一つとして、
英国にあったオーナーとの約10ヶ月に及ぶ交渉の末ついに入手された車です。
そのご縁が、今回のイベントにつながっています。
さてさて、時間はちょうどお昼時となり、まずは腹ごしらえとなりました。
涌井さん行きつけのお店から、天ぷらうどんをご用意くださいました!
うどんは加須の名物なんですね。
うどんも天ぷらも小麦の風味が上質〜とっても美味しくいただきました。
デザートは、旬を迎えたばかりの葡萄を頂きました。
ゆっくり食事をいただいてから、そろそろ行きますか、という感じで見学開始です。
「今日はどこからでも自由に見てください」ということでしたが
スタートに、次郎のベントレーに、エンジンをかけて下さいました。
こ気味良いエンジン音。
時代がふわっと、当時に戻ったような錯覚を覚えます。
見た目にも十分美しいクラッシックカーですが、やはりエンジンがかかると印象がちがいます。
1924年製で“635”のシャーシナンバーを持つこのベントレーは、英国滞在中の白洲次郎の相棒となり、次郎の帰国後はベントレー・ドライバーズ・クラブのメンバーに引き継がれ、戦後ボディーとエンジンの改修がされていますが、ナンバーXT7471とステアリングは白洲次郎が愛用していた当時のままだそうです。
ワクイ・ミュージアムのクルマは、基本的にすべてエンジンかかる状態
クルマとして最高のコンディションが保たれているそうです。
場所を移動して「HERITAGE」へ。
ヘリテージには、次のオーナーを待つ車がピカピカに磨き上げられて並んでいます。
異国情緒もあり、どこか港のような雰囲気を感じました。
「FACTORY」は、メカニックから塗装、内装まで、超一流の技術者が集う匠の仕事場です。高度なメンテナンスが必要なクラッシックカーを扱うワクイ・ミュージアムには欠かせない施設です。
作業の現場が拝見できるようになっていて、今日は特別にご案内もして下さいました。
こちらはメンテナンス中でしょうか、ロールスロイスのエンジン。
人の手で作られているからか、とても有機的な印象がありました。
こちらは、今新たに取り組み中のプロジェクトの様子です。
外装を再現するのに、木枠を組んで、金属を叩いて、一から作る工程をお聞かせくださいました。
次回は完成系を拝見できるでしょうか?ものすごく楽しみです。
見学の最後は、あらためてMUSEUM へ。
ミュージアムには世界的な名車の数々が数十台並びます。
左側グリーンのベントレーは、1928年ル・マン優勝車「オールド・マザー・ガン」
こちらは、グラバー製ベントレー Rタイプ ドロップヘッドクーペ
晴天にひときわ美しく輝いています。
涌井さんが、1992年に購入して、丸3年の月日をかけフルレストアしたというクルマです。
先人の魂が宿るクルマたち、そしてそれを生かし続けているワクイ・ミュージアムの心意気を感じる会でした。
涌井さん、スタッフの皆々様、今回も大変お世話になり有難うございました。
ワクイ・ミュージアムの詳しい情報は下記より。車好きの方へはいわずもがな、
美術や骨董がお好きな方も、ぜひ一度この世界を体験して欲しいと思います。
http://www.wakuimuseum.com/
このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。
地域と結びつけて、ワインを楽しく美味しく学べる岡島直樹さんのワイン講座
第4回の主題は、シャンパーニュ マム。
マムは2015年までF1でシャンパンシャワーをしていた銘柄で、映画カサブランカで「君の瞳に乾杯」したシャンパンだそうです。このマムを中心に、シャンパーニュの伝統や楽しみ方について岡島さんに教わります。
尚今回はドレスコードありです。マムのラベル“コルドン・ルージュ”にちなんで「サムシング・レッド」でご参加ください。
試飲は、主役のマムはもちろん、関連する白ワイン・赤ワインが出ます。ワインを楽しむおつまみにもご期待ください。
講座終了後、希望者には特別ディナーもご用意いたします。
夜の武相荘を心ゆくまでお楽しみください。
(前回のレポートはこちら)
お申し込みは下記から。初めての方もぜひお気軽にご参加下さい。
岡島直樹 氏 プロフィール
1956年9月18日生まれ
高校入学する春休みにアルバイトとして飲食業に従事し、いつの間にか本業となる。フランス パリ、リヨンにてコックとして修行、イタリア プーリアでイタリア料理を修行も、コックとしての才能に見切りを付け、酒好きも手伝っていつしかソムリエの道へ。
日経レストラン第一回メニューグランプリ入賞1999年首都圏最優秀ソムリエ受賞。サントリーワインスクール、赤土ワインスクール、鶴見大学オープンカレッジ等で講師を務める。現在、際コーポレーション統括ソムリエとして活躍中!
Copyright © G.H. Mumm 2017
このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。
あっという間に年の瀬が迫ってまいりました。
皆さま年末年始のご準備・ご予定はいかがでしょうか。
武相荘の本年最後の開館日は12月24日(日)です。
年末年始約2週間のお休みをいただき、新年は1月6日(土)より開館いたします。
新年初日は朝10時より「武相荘の新年会」を開催致します。
お正月の雰囲気に包まれるこの日だけの武相荘〜ぜひゆっくりお楽しみください。
このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。
9月27日(水)—10月9日(月・祝)の期間
阪急うめだギャラリーにて「【特別展】白洲正子ときもの」が開催されます。
〈展示会紹介文より〉本展では、正子が母から受け継いだ帯や能舞台に立ったときのきもの、白洲邸武相荘での暮らしぶりを感じさせる季節ごとのきものや和装小物、日常に用いた器や書斎で愛用した品々など約150点を展観。
いまなお色あせることのない、正子の研ぎ澄まされた美意識を感じさせる“きもの”の世界をお楽しみください。