2015年8月2日更新夕涼み。
ルドベキア「タカオ」。他の草木に競り勝つように、ぐっと背伸びしています。
竹林から鈴鹿峠へ、涼しさの感じられる散策路です。
ルドベキア「タカオ」。他の草木に競り勝つように、ぐっと背伸びしています。
竹林から鈴鹿峠へ、涼しさの感じられる散策路です。
8月4日(火)開始。午前11時〜開館日は毎日開催
ガレージを開放してビアガーデンを開催いたします。特製おつまみも用意して、皆様のご来場をお待ちしております。ご注文はペイジの奥にあるカウンターで承ります。
ビール・ワイン(白・赤)・ハイボール、各¥500/スパークリングワイン(ミニボトル1本) ¥1,000/ソフトドリンクも注文可
ソーセージ3種盛マリネ添え ¥800
枝豆/胡瓜の浅づけ2本/ミックスナッツ/やさいチップス/特製オレンジピール、各¥500
当日の様子をレポート記事でご覧頂けます。〈終了イベント〉
能楽師の友枝雄人さんと骨董評論家で作家の青柳恵介さんの対談。
お能の物語、歴史・背景をひも解き、シテである友枝さんの思いに触れるトークセッションです。
対談後は、お二人を囲んでディナー懇親会です。
またこのイベントには観劇チケットが付きます。友枝さんが初となる大曲「松風」を舞われる條風会(9月12日・喜多能楽堂)の指定席観劇チケットです。
お二人の対談・懇親会でお能の世界へイメージを膨らまし、
さらに実際の観劇へ臨むという、大変楽しみな流れとなっております。
詳細は下記のチラシをご参照下さい(クリックで印刷出来るPDFファイルが開きます)。
ご予約は、お申し込みフォームよりお願いいたします。
leaf_fix2_nou_web_0829.pdf(983KB/RGB)
8月10日まで掲載のチラシに記載の條風会・出演者名に、一部間違いがあり訂正致しました。
ご迷惑をおかけしまして、大変申し訳ございません。
※「武相荘の倶楽部」メンバーは割引きがございますので申し込みの際お伝え下さい。
※武相荘の倶楽部とは
年会費で武相荘へのフリーパス、会員専用ラウンジの利用、武相荘開催イベントの先行告知・優待が受けられるメンバーズ倶楽部です。ご興味の方はこちらをご参照下さい。
梅雨の晴れ間がのぞいた土曜日、6月27日。“音楽とお食事をゆったりと楽しむ夕べ” をコンセプトに企画された、第1回目の「能ヶ谷ラウンジ・コンサート」が行われました。
今年オープンしたイベント・スペース、能ヶ谷ラウンジ。音楽イベントは今回が初めてでしたが、続々とご来場のみなさんはコンサートにあわせてお洒落された方が多く、武相荘もいつもとは一味違う雰囲気となっていました。
お招きしたアーティスト、DISCA(ディスカ)さん。
Port of Notesでの活躍は言うに及ばず、数々のアーティストのプロデュースやギタリストとしてきらびやかな経歴を持つ小島大介(おしまだいすけ)さんと、気鋭のブラジリアン・ミュージック・シンガー Rica(リカさん)によるご夫婦ユニットです。
武相荘館長 牧山圭男の挨拶でスタート。
軽やかでありながらも切ないギターのフレイズ。
艶やかで優しいヴォーカル。
ラウンジは、圧倒的なスキルを持つ二人のスペシャルなパフォーマンスにつつみ込まれました。
オリジナルからおなじみのカヴァーまで、アンコールを含め45分を超えたアコースティック・ライブは心を癒し満たしてくれる感動的なステージでした(終演後の鳴り止まぬ拍手が印象的でした)。
「私はよく母にコンサートに連れて行ってもらいました。その度に母は “音楽とお食事はセットで楽しむものよ”、と言い、美味しいものをごちそうしてくれました。今日はそんな事を想い出しながらお料理を考えました。」
〜牧山桂子のそんな挨拶とともに、晩餐会が始まりました。
本日のメニューは「白洲家の夏の献立」。
牧山桂子とレストランの常川シェフが綿密に打ち合わせ、ご用意しました。
旬な素材をヴォリュームたっぷりに仕立てたコースに会話は弾み、
豊かで賑やかな、夏の武相荘の夜は過ぎて行きました。
ご参加いただきました皆様、本当に有り難うございました。
今後も音楽イベントは開催して参ります。
武相荘・能ヶ谷ラウンジにご期待下さい。
2015年6月21日(日曜)に開催致しました「酒ずしを食べる会」の様子をご紹介いたします。
この会は、鹿児島は東酒造さんの百周年にあわせて催されました。
酒ずしは薩摩ずしとも言い、鹿児島で古く江戸時代より親しまれて来た郷土料理です。
鹿児島特産の灰持酒(あくもちざけ)を用い、仕込みから半日を寝かして出来上がります。
(東酒造さんはこの灰持酒「高砂の峰」の蔵元です)
夕方の開宴に向けて、朝9時より仕込みが始まりました。
梅雨の最中、雨が降ったり止んだりのお天気でした。
いざ厨房へ。50人前の御飯に団扇するのは、東酒造の福元さんと、武相荘の牧山桂子、レストランのスタッフです。
酒ずしではお酢は使いません、冷ました御飯にたっぷりの灰持酒をあえます。
樺山家から使っていた桶に、御飯と具材を たいらに、交互に重ねて、詰めていきます。
具材は、本場鹿児島では、家々によって様々だそうですが、
山のもの・海のもの・さつま揚げを入れるのが一般的な伝統だそうです。
本日は鯛も鹿児島から。〜武相荘シェフの心意気です。
一番上の飾り付けが出来たら、ハランをしいて蓋を乗せ、重しをします。
桶よりひとまわり小さく作られた蓋は、重しで沈みこむようになっています。
重しをしてから少し待つと、桶の縁に出汁がにじんできます。
たまに様子を見ながら、しばらく置き、出汁が御飯へ吸い込まれて来たら再び重しを増やして出汁を出させます。それをまた御飯が吸って…を繰り返すことで「酒ずし」独特の味が出来ていくのだそうです。
途中で中を覗くことはしません。「酒ずしは、蓋を開ける時が一番のごちそう。」 と福元さん。同じ具材で作っても、その日の天気や少しの加減で味が変わってくるから、そこが心配でもあり、楽しみなところでもある。とのことでした。
夕方の出来上りが大変楽しみです。
雨が心配されたにも関わらず、
キャンセルも無く、皆さん続々とお集りいただきました。
有り難いことに雨も上がり、晴れ間も見えて来ました。
「昔、酒ずしを食べる時には、皆まくら持参で集った」そうです。
(とはいえ灰持酒のアルコール度は13度程度、うまみ成分であるアミノ酸が特別豊富)
開宴の挨拶は手短に、いよいよメインイベント、酒ずしの開封です。
さぁ、出来映えは・・・
お見事。
灰持酒の独特のふくよかな香りが広がります。
小皿へとりわけ、お好みで、高菜や浜防風をちらして、いただきます。
ご飯は想像したよりハリがあり、一方、海老やイカはかなり柔らかくなっています。味はさすがに一体感があります。
この上からさらに灰持酒をかける、という食べ方もあります。
灰持酒はお酒としてはかなり甘みがあるのですが、不思議と味が引き締まり、何杯でも食べられそうな(危ない笑)、ごちそうになりました。
さつま揚げに、鳥のたたき、ピーナッツ豆腐も。とっておきの食材が並びました。
鳥のたたきは、鹿児島つながりで、神宮前の名店「きばいやんせ」から。
今回は、レストラン屋内と、長屋門の下、ガレージのカフェに
一つずつ桶を配しての会場づくりを行ないましたが、
夜が更けるにつれ、多くの皆さんが戸外で楽しまれていました。
武相荘の緑の香りに浸りながら
仲間と、また知り合ったばかりの方と楽しんで頂けたようでした。
ご参加いただいた皆様、誠に有り難うございました。
今後ともどうぞ武相荘で楽しむイベントへご参加ください。
酒ずしを、お家でもやってみたいという皆様、
東酒造さんのホームページにレシピがございますので、どうぞご参考ください。
//www.higashi-sz.com/kurozake_recipie/
ちなみに灰持酒(黒酒・高砂の峰)は、現在主に直販のみでの販売となるそうです。
料理に便利で面白いお酒です。こちらもぜひホームページからご確認ください。
2015年7月19日(日曜)朝10時より
7月19日に、骨董市を開催いたします。
ペイジのあるガレージと、長屋門へ続く通路に、骨董屋さんが所せましと並びます。
TV「開運!なんでも鑑定団」鑑定士としてもご活躍中の自在屋四代目店主 勝見充男さんをはじめ、和骨董・西洋骨董・仏教美術まで武相荘ならではの出店を準備中です。
眼で見て触って、目利きを楽しむ骨董市。あなただけのほんものを見つけてください。白洲正子旧蔵の品々も出ます。
第1回の様子。あいにくの寒空も普段の武相荘とは違う熱気に包まれました。
※「武相荘の倶楽部」メンバーは、開場15分前よりご入場いただけます(同伴者は不可)。会員証をお忘れなく。
※武相荘の倶楽部とは
年会費で武相荘へのフリーパス、会員専用ラウンジの利用、武相荘開催イベントの先行告知・優待が受けられるメンバーズ倶楽部です。ご興味の方はこちらをご参照下さい。