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2015年6月16日 三線の音色〜「沖縄芸能 踊てぃ遊ば」公演・夕食会

夏の夕方、武相荘に三線の音色が響きます。

7月25日(土)に「沖縄芸能 踊てぃ遊ば」公演・夕食会を開催いたします。
気持ちの好い戸外で、お酒と夕食をお供に、本格的沖縄芸能をお楽しみください。

本会には、白洲正子と親しかった青柳恵介氏(「風の男-白洲次郎」著者)も登場、
ほろ酔いの先生が、沖縄と白洲正子についてお話下さいます。

詳細は下記のチラシをご参照下さい(クリックで印刷出来るPDFファイルが開きます。)

6/29: ご夕食のメニューを更新しました。
sansin2015.pdf(840KB/RGB)
沖縄舞踊を楽しむ夕べ「沖縄芸能 踊てぃ遊ば」公演

開催概要・お申し込み

  • 募集: 30名(全席自由)ご応募ありがとうございました。
  • 開催日: 7月25日(土)17:30開演(16:30受付開始)※要予約
  • 会場: 武相荘特設ステージ(ガレージ・カフェ正面)
  • 料金: 1名様 ¥6,000 税別(夕食・ワンドリンク付/泡盛は飲み放題〜)※

※「武相荘の倶楽部」メンバーは割引きがございますので申し込みの際お伝え下さい。

※武相荘の倶楽部とは
年会費で武相荘へのフリーパス、会員専用ラウンジの利用、武相荘開催イベントの先行告知・優待が受けられるメンバーズ倶楽部です。ご興味の方はこちらをご参照下さい。

2015年6月2日 『武相荘の夏』展〈開催終了しました〉

会期:2015年6月2日(火) 〜 8月23日(日) 10時~17時(入館は16時半までとなります)

exhibition2015summer_1

武相荘の夏 開催にあたって

夕方、カナカナ蝉が騒がしくなる頃です。
きまって山盛りの蚕豆の鉢とビールを目の前にならべ
いつの頃からか毎年植えるようになった
刻々と花びらをひろげていく夕顔を眺めながら、
人生でも夕方を迎えていた次郎と正子の二人は
過ぎ去った昔を語り合うのが常でした。

exhibition2015summer_2

写真(上) 奥座敷の福沢諭吉書の下、右から「宮古上布」、「越後上布」のきもの。
写真(下) 向かって右側は今や貴重な「芭蕉布」、左側は作家もので、関口信男・作「めだか文」

夏は、ガラスの品々、正子所蔵の着物を多く展示。

2015夏展、緑色ガラス鉢・中国明時代、デルフトの大皿、デルフトの色絵ジョッキ、李朝 絵堅手茶碗

2015年5月24日 「クラッシックカーを楽しむ会 2015」レポート

ロールス・ロイス、ベントレーを中心としたクラッシックカーの博物館で、
国内屈指のコレクションを誇る「ワクイミュージアム」。
ここには若かりし次郎の相棒となったベントレーの実物があります。

今回、武相荘 牧山夫妻の「涌井さん※のところへ遊びに行こう!」というかけ声で、
倶楽部メンバーを中心に、同好の方々をお誘いし
このクラッシックカーの殿堂を巡ることになりました。

※涌井さん = ワクイミュージアム館長 涌井清春氏

集合はJR鷲宮駅。続々4台のロールス・ロイスでのお出迎えは壮観でした。

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駅前に次々到着するロールス・ロイス

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乗り心地を楽しみながらミュージアムへ。

・・・これがロールス・ロイス。同行スタッフは初めての体験でした。
少し緊張しつつ乗り込みましたが、
すばらしく豊かな乗り心地。自然とリラックスしてしまい、みなさんとの会話も弾みます。

車中を楽しみながら15分(もっと乗っていたかった…)ワクイミュージアムへ到着しました。

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入口に待ち受けていたのは次郎のベントレーXT7471。
涌井さんの粋な計らいです。

そして、その後ろには、昼食も。
まずは皆でお昼を楽しみます。

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びっくりするほどおいしかった、うどんと天ぷら。
ここ加須市は、古くから小麦の名産地だそうです。

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加須市は「手書き鯉のぼり」の町としても有名、歴史息づく地域です。(写真はお土産のもなか)

涌井さん牧山夫妻との会話を楽しみながら
ゆっくりとお昼を頂戴し、いよいよミュージアム観覧をスタートです。

涌井さんのご案内に続いて、まずは資料館へ移動しました。
資料館は、古い時代の車のスケッチや機械の図面、絵本などがあり、
人々が車に向けて来た情熱を感じることの出来る、温かみのある場所でした。
そして次郎ゆかりのプライベートな品々も見ることが出来ました。

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ワクイミュージアムがプラダのファッションショーに協力した際、モデルが身につけたバッグ。

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くるまは機械。でもどんなくるまにもその時代の工夫と想いが込められています。(涌井さんのキャプションより)

資料館の次は、数百メートル離れたところにあるガレージへ。
(ガレージは、今回、特別に見学させて下さいました。)

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外観もイギリスを彷彿とさせる、無駄の無い美しい建物です。

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現役の名車、メンテナンス中の名車が所狭しと列んでおり壮観です。

ガレージを巡っていると「この車は…こっちは…」と、
涌井さんと牧山夫妻から、次々と話が飛び出します。
率直過ぎて、ここへは書けない話もありつつ 笑、
お話されている涌井さんからは、車達(もはやクラッシックカーと一括りには言えない)への
全身全霊の愛を感じました。

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ここにある車達は、みな幸せそうです。

ところで、それぞれ個性のある車。
ガレージを出る時、エンジニアの方に部品の交換について質問しました。
「個性的な車の部品、在庫が無くなったら工場で作ったりするのですか?」
お答えは
「ベントレーやロールス・ロイスといった超一流の車は、どんなに年式が古かろうと
全ての部品が、常にオリジナルを調達できる体制になっているんです。」
とのこと。驚きですね。

さて、ミュージアムへ戻り、今度は名車中の名車を堪能です。

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1928ルマン優勝車 ※右側
(4,1/2 Litre Old Mother Gun)

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ベイビー・ロールスの開祖
(1928 20HP Baker Style)

ぐるりと一巡した後、いくつかの車でエンジンをかけて下さいました!

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WO Bentleyが自身の最高傑作と評したラゴンダV12。パワーの塊のような爆音です。

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吉田茂のロールス・ロイス。アイドリングは今聞いても静かといえる、上品な音でした。

どの車もとてもスムーズにエンジンがかかります。

そして、ついに次郎のXT7471にエンジンがかかりました。

涌井さんが車庫から外へ移動させます。
—エンジンと駆動するタイヤの音だけが聞こえた、特別な瞬間でした。

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今まで写真では何度も見たことのあるベントレー、
こんな音で、こんな風に車体を震わせて走っていたんだ〜。

色褪せることを知らないホンモノに触れ、
新鮮で、少し甘美な気持ちを味わえた大人の遠足。
車を通して「夢」について考える会となった
と言ったら、大袈裟でしょうか。

皆さん思い思いに記念撮影を楽しまれ、電車の時間にあわせて解散となりました。
(帰りも、駅まで送って下さいました。
ワクイミュージアムの皆様、本当にお世話になりました!)

ワクイミュージアムのホームページ
WAKUI MUSEUM | ROLLS-ROYCE & BENTLEY Classic Car Museum JAPAN

2015年5月16日(土)開催「クラッシックカーを楽しむ会」のレポートは以上です。

2015年5月 武相荘スタッフ

ご参加いただいた皆様、有り難うございました。
本文を最後までお読みいただいた皆様、有り難うございます。
もしかしたら来年開催もあるかもしれません、どうぞ今後とも武相荘ウェブサイト/武相荘フェイスブックをチェック下さい。

「武相荘の倶楽部※」メンバーの皆様は「倶楽部だより」での先行募集とご優待をご活用下さい。

※武相荘の倶楽部とは
年会費で武相荘へのフリーパス、会員専用ラウンジの利用、武相荘開催イベントの先行告知・優待が受けられるメンバーズ倶楽部です。ご興味の方はこちらをご参照下さい。

2015年5月13日 樺山家思い出の「酒ずし」を食べる会

6月21日に、鹿児島は東酒造さんの百周年にあわせ「酒ずしを食べる会」を開催いたします。

酒ずし
薩摩ずし/写真・野中昭夫 —— 牧山桂子 著「白洲次郎・正子の食卓」より
※今回の酒ずしとは具や薬味の構成が異なります。

酒ずしは薩摩ずしとも言い、鹿児島で古く江戸時代より親しまれて来た郷土料理です。
鹿児島特産の「灰持酒(あくもちざけ)」を用い(東酒造さんはこの灰持酒蔵元です)、
仕込みから半日を寝かして出来上がります。
正子にとっても、樺山家でたびたび食した思い出の味です。

今回も、武相荘で朝より仕込みを行い、ほど良きころ合いでお召し上がり頂きます。

開催概要・お申し込み

  • 日時: 6月21日(日)17:00受付、17:30開始 ※要予約
  • 会場: 武相荘レストランにて
  • メニュー: 薩摩寿司を中心に、美味しいものあれこれ(ドリンク付)
  • 参加費: ¥8,000(税別)
  • 募集: 若干名
  • お申し込み受付は終了いたしました。

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