2022年の記事一覧

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2022年12月22日更新冬至近く、庭の様子

裏山の散策路の真っ赤なモミジの紅葉が終わった後
この日は、黄色のモミジが見ごろでした。

紅葉も終わり、いよいよ冬本番ですね。

正子が椿を好んで、沢山植えたこともあり
冬の武相荘は、椿の花が絶えない、庭の美しい季節です。

こちらは天倫寺月光(てんりんじがっこう)

小さく、ルビーのような赤い花が見頃です。
前回ご紹介した白侘助とおなじく今年は花のつきがよいようです。

こちらは数寄屋(すきや)
ウッドデッキの反対側、井戸水の上に枝を伸ばしています。

上の天倫寺月光とは対照的な形と色。
こちらは二分咲きといった感じ。
まだしばらく目を楽しませてくれそうです。

年末の忙しい時期となりましたが、ご来館をお待ちしております。
カフェ、レストランで自然の景色を眺めながらなど、お寛ぎください。

【年末年始の営業のご連絡】
武相荘は年内の営業は12月25日(日)まで、
年明けは1月7日(土)から開館いたします。

2022年12月21日更新フォトレポート 岩田桃楠×佐野幹仁ライブ@武相荘 冬

2022年12月4日(日)に開催いたしました、津軽三味線とパーカッションの共演
岩田桃楠×佐野幹仁 ライブのレポートです。

津軽三味線と現代的パーカッションという異色の音色の組み合わせ、セッション中心にソロもあり、息のあった二人の掛け合い、駆け引きで、パーフェクトに楽しい約2時間でした!

(ページの最後に演奏曲リストがございます)

  • 弥三郎節 /津軽民謡
  • 三下がり /津軽民謡
  • Minimum /作曲:岩田桃楠
  • 黒田節 Improvisation /福岡民謡・即興
  • 彗 /作曲:岩田桃楠
  • Percussion Solo /作曲:佐野幹仁
  • Improvisation 即興
  • カバー曲 数曲 /編曲:岩田桃楠
  • 飛魚 /作曲:岩田桃楠
  • コネマラの丘 /アイルランド民謡

ご参加の皆さま、誠に有難うございました。
岩田桃楠さん佐野幹仁さん、楽しい時間を有難うございました。
武相荘でのまたの開催を期待しております。

2022年11月30日更新紅葉、白椿

武相荘邸内へと続く遊歩道

何本かあるモミジが、だんだん赤く染まってきました。

クラッシックカー PAIGE の駐車するガレージ

椿・村下
筆先のように、すっと揃った花芯が特徴的。

茅葺き屋根のミュージアムの前は
石畳に無数の花が落ちています。

白い花は、椿・白侘助
椿としては大木。満開です。

山道の入口の紅葉は七部ぐらい
これからまだまだ紅色を深めていきます。

昨年は12月6日〜10日頃が紅葉のピークでした。
この分だと今年も同時期になりそうです。

ムラサキシキブ

11/29日より、ミュージアムでは「武相荘の冬」展が始まりました。
次郎と正子が楽しんだ、冬の暮らしを展示しています。
冬の庭とともに、ゆっくりとご観覧ください。

2022年11月19日更新〈第3回〉嗜好品研究家 井伊正紀氏・武相荘 牧山圭男 トークライブ 白洲次郎「阿らない男、究極のスタイルとは?」

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、InstagramFacebook でもお届けしています。

※チラシ画像初出時、タイトルのルビ「おもね(らない)」に誤植がございました。修正してお詫び申し上げます。

画像クリックで印刷用PDFを表示 (1.3MB)

登壇は、嗜好品研究家の井伊正紀氏と当館館長の牧山圭男。——徳川を支えた井伊家の血筋であり本邦・西洋を問わず服飾・嗜好品に造詣の深い井伊氏と、白洲家の女婿として次郎の近くで暮らし、仕事では70〜90年代に六本木WAVEやLOFTの開設にたずさわり都市文化形成の真っ只中にいた牧山圭男氏。二人が白洲次郎その人と、愛用の品々について、さらには独特な人脈との関わりを話題に、ブランドの社会的な存在価値について、白洲次郎が好んだスタイルとその根幹にあるプリンシプルについて語らいます。


登壇者プロフィール

井伊正紀

東京都出身/嗜好品研究家・ジャーナリスト
機械式時計、紳士靴、宝飾品、ハイブランド、サブカルチャーに至る見識からメンズ雑誌やモノ関連の媒体などでジャーナリストとして活躍。時計の仕事ではスイス・ジュネーブやバーゼルへの滞在も多い。

牧山圭男

東京都出身/旧白洲邸武相荘 館長
1961年〜ヤナセ 1970年〜西武百貨店(六本木WAVEや渋谷LOFTの開設に参画。) 1997年〜大沢商会 2001年〜武相荘運営。
海外の輸入品の貿易に関わるお仕事で自動車やファッション、レジャー用品など高品質な商品を国内で数多く紹介。

山内太郎(司会)

武相荘の倶楽部メンバー/Principle株式会社 代表取締役


開催概要

〈第3回〉嗜好品研究家 井伊正紀氏・武相荘 牧山圭男 トークライブ
白洲次郎「阿らない男、究極のスタイルとは?」

  • 【日程】2023年1月14日(土) 15:30—17:00(開場15:00/途中休憩有り)
    ※開演5分前までに入場ください。
  • 【会場】旧白洲邸 武相荘 能ヶ谷ラウンジ
  • 【チケット】3,300円(税込)/自由席40名
  • 【イベント参加者ディナー】要・別途お申し込み 5,500円(お食事・ドリンク代込/税込)
  • 【お申し込み締切】1月12日締切、ディナーは1月7日締切
  • 【イベント参加特典】武相荘ミュージアム当日鑑賞券2割引
    ミュージアムチケットご購入の際、当イベント参加者であることをお伝えください。
    なお鑑賞はイベント開始前のお時間にご予定ください。ミュージアム17時終了のため。

お申し込み(イベント)

  • お申し込みは締め切りとなりました(1月11日)。ご参加の皆さまどうぞお楽しみに!
  • 銀行振込の場合、キャンセル時の返金手数料は自己負担となりますので予めご了承ください。
  • 武相荘イベント専用窓口
    email: contact@buaiso.com
    TEL.090-4367-9708(受付時間: 平日10:00-17:00)

お申し込み(参加者ディナー)

  • 1名様 5,500円(お食事・ドリンク代込/税込)
    イベント終了後、参加者だけでのディナーを開催いたします。
    武相荘での一日を心ゆくまでお楽しみ下さい。17:30〜19:30/限定20席
  • ご予約はレストランへ直接お願いいたします。お支払いは当日となります。
    TEL.042-708-8633(レストラン直通) / レストランご案内ページ
    ※「1月14日・トークライブイベントのディナーを希望」とお伝えください。1月7日締切
    ※キャンセルの場合は、1週間前までに必ずご連絡ください。
    (以降はキャンセル料金が発生いたします)

会場にはウイルス対策を充分に施して開催致します。皆様におかれましても体調管理とマスクの着用をよろしくお願い致します。尚、次の場合、本会はキャンセルとなります。その場合にはご連絡の上払戻しを行います。 (1)参加応募が最少催行人数に満たない場合。 (2)新型コロナへのさらなる緊急対応が必要とされた場合。

2022年11月15日更新〈映像〉武相荘 能 経政 “Tsunemasa” Noh Festival at Buaiso 2022

【2023年10月までの限定公開!】——2022年10月、武相荘に舞台を立てて開催した野外能のドキュメンタリー。約25分間の映像です。是非ご覧ください。

本映像は公開終了となりました。

能 経政 武相荘 映像

世阿弥作と伝わる能「経政」は、源平の戦いで命を落とした平家の貴公子の物語です。琵琶の演奏に優れ、音楽を非常に愛した若者が、自身の弔いの場に集まった人々の前に姿を現します。

【2023年10月までの限定公開!】——2022年10月、白洲正子の旧邸・武相荘に舞台を立てて開催した野外能のドキュメンタリー。 能の主役であるシテ方は喜多流・友枝雄人氏(その他出演者は下記)。「白洲正子と能」についてのお話・青柳恵介氏。イベント主催は旧白洲邸武相荘(株式会社こうげい)、映像制作は Nicolas Datiche 氏。映像制作協賛・株式会社シグマ ©️2022株式会社こうげい ※本映像の許可無しでの転用・転載はお断りいたします。

2022年11月14日更新立冬を過ぎ

午前中。駐車場から続く遊歩道です。
紅葉した桂の葉が、冬の日差しで受けて綺麗です。

遊歩道は、竹林の中を抜けています。

竹林を抜け、畑と土手の間を歩きます。
枯れ草が片付けられ、すっきり。冬支度。

レストラン、中は忙しそう。11時の開店にむけて準備中です。

茅葺屋根のミュージアム

庭には冬の花がチラホラ、高いところで山茶花が満開です。

早咲きの椿も咲き始めました。
レストランテラスの斜向かいあたりにある背の高い椿、
大きめの白い花は、本白玉という品種です。

冬から春にかけて、武相荘は椿の季節。
よく見ると、沢山のつぼみに気がつきます。

赤紫の可愛らしい草花は、ゲンノショウコ。
昔は胃腸の薬に用いられた薬草です。

コウヤボウキ。
小さな花ですが、面白い形をしています。
ミュージアムの奥の散策路に点在しています。ぜひ探してみてください。

2022年10月19日更新能楽イベントの日

2022年10月15日に武相荘としては昨年に続いて2回目となる、野外能を開催致しました。
ご参加いただきました皆様、誠に有難うございました。

記事をご覧いただいている皆様に、当日の様子をご紹介したいと思います。

舞台設営は当日早朝から始まりました。

昨年は竹林を背景にした舞台でしたが、今回の舞台は茅葺の前。
武相荘の廊下が役者の登場する“橋掛り”となります。

組み上がり、美しい舞台が姿を見せました。

客席の配置も完成。前日までの雨が続き天候が心配でしたが、午後は晴れの予報。
しかし、茅葺に蓄えられた雫が舞台にポタポタと…一旦ブルーシートを敷きました。

こんな時は、庭の仏様の表情も、なんだか楽しげに見えます。

いよいよ11時となりオープンです。

舞台開場の14時まではゆっくりと。
能装束の特別展、茅葺のミュージアムの武相荘の秋展などをお楽しみいただきました。

特別展の様子です。素晴らしい装束を前に、能楽師の方々がそれぞれの意味を丁寧に解説下さいました。

いよいよ舞台開場。良いタイミングで空から雲が消えていました。

前半最初は、小鼓方 成田達志氏、大鼓方 亀井洋佑氏による、能のお囃子体験です。

能ならではのヨ〜〜!といった掛け声とともに、拍子を体験。

小鼓を打つ体験。それらしい音を出すだけでもなかなか難しい、ところが面白い。

前半二つ目は、能装束ワークショップ。
シテ方 佐藤寛泰氏が、実際に着付けを実演しながら、
能装束ならではの特徴について教えてくださいました。

休憩をはさんで後半

演能直前の講座は、武相荘ではお馴染み青柳恵介氏による“経政”の解説。平家物語から能の主人公に取り上げられた平経政の人物像や、この物語のキーアイテムとなっている“琵琶”について、時代背景をともなってイメージしやすく教えてくださいました。

そしていよいよ、シテ方 友枝雄人氏による、能 経政 舞台開演と続きました。
演能の様子は、後日、映像としてご紹介させていただく予定です。

どうぞお楽しみに。

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