3月13日(土)開催〈第12回〉お能への誘いの会
「三井寺」
掲載日 2021年2月3日
このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、Instagram、Facebook でもお届けしています。
お能を知りたい、体験したい、という方に絶対おすすめの武相荘の能楽講座。
今回は狂女物の傑作といわれる「三井寺」がテーマです。
人買いに幼子を拐われた母親が、我が子の行方を尋ねて京へ上っていました。清水寺に籠り観世音に願をかけていると、夢の中で「我が子に逢いたいと思うならば、三井寺へ参りなさい」というお告げを授かります。母親は、観世音さまが我が子にお合わせくださるのかもしれないと、お告げのままに近江の三井寺へと急ぎます。
場面は変わって秋半ばの八月十五夜(※旧暦)。三井寺では、この日ばかりの名月をお月見しようと、住僧たちが皆続々と庭に出て来ていました。やがて月が中天にかかる頃、境内へ笹を手にした狂女がさまよい現れます。——三井寺 前半のあらすじ
今回のテーマ曲は「三井寺」。秋の夜の満月の下、しかも舞台は湖西、琵琶湖のほとりの山寺です。本曲が名曲と言われる所以は、謡の言葉の表すその景色、透明感です。この度はその風情を深める三井寺の鐘の音に焦点を当てます。古くより三井寺の晩鐘としてその音は有名ですが、その鐘の音を舞台上でどのように聴かせるのでしょうか。謡の力による景色の広がりを視覚、聴覚、また秋の夜の風情の肌感覚を踏まえてお楽しみ頂きたいと思っております。
友枝雄人
講師は、シテ方喜多流 友枝雄人さんと小鼓方幸流 成田達志さん。お二人は以前より数々の大作を共にされている間柄です。ナビゲーターは青柳恵介さん。今回もお能の成り立ちやそのバックボーンとなる時代のことをリアルにお聞かせくださいます。
お能の世界に触れ体感していく楽しい会です。初めての方もぜひ奮ってご参加ください。
お申し込みは下記より。
過去開催のレポートもご覧頂けます。
前回「田村と白田村」、「お囃子の魅力」、「実盛」の会、「山姥」の回、「井筒」の回
会場にはウイルス対策を充分に施して開催致します。皆様におかれましても体調管理とマスクの着用をよろしくお願い致します。
開催概要
- 【講師】シテ方喜多流 友枝雄人氏、小鼓方幸流 成田達志氏、五蘊会会長 青柳恵介氏
- 【日程】2021年3月13日(土) 15:30—17:00
15:00受付開始(会場入口にて)、開始15分前までに受付をお済ませください。 - 【会場】旧白洲邸 武相荘 能ヶ谷ラウンジ
- 【定員】30名
次の場合、本会はキャンセルとなります。その場合にはご連絡の上払戻しを行います。
(1)新型コロナへのさらなる緊急対応が必要とされた場合。
参加料
〈特典1〉本会と同時申込みで、4月24日開催の能舞台「觀ノ会」の観劇券を1割引でお求めいただけます。觀ノ会の詳細はは下記リンク先をご確認ください(座席表あり)。
觀ノ会第四回公演「三井寺~鳰の湖、照らす心~」
- A. 講座参加のみ 3,300円
- B1. 講座 + 觀ノ会[SS席]チケット 14,100円
- B2. 講座 + 觀ノ会[S席]チケット 12,300円
- B3. 講座 + 觀ノ会[A席]チケット 10,500円
- B4. 講座 + 觀ノ会[B席]チケット 8,700円
- B5. 講座 + 觀ノ会[C席]チケット 6,900円
〈特典2〉茅葺の武相荘ミュージアムを2割引にてご観覧いただけます。
ミュージアムにて入場チケットをお求めの際、当イベントの参加者であることをお伝えください。
※ミュージアムは17時閉館ですので、必ずイベント開始よりお早い時間にご観覧ください。
お申し込み
- 定員に達したため、お申し込みは締め切りとなりました(2月19日)。ご参加の皆さまどうぞお楽しみに。
- 会場内ではマスクの着用にご協力お願いいたします。
- 購入にはクレジットカード決済がご利用いただけます。銀行振込がよろしい方は武相荘 (info@buaiso.com) までメールでお問い合わせください。
- 2021年3月8日(月)締め切り
講座後に武相荘レストランでディナーはいかがですか?
- 「お能の会 特別コース」 ¥3,800(ドリンク代別/税別)
イベント終了後 17:30〜。武相荘での一日を心ゆくまでお楽しみください。 - ※直接レストランへのお申し込みが必要です。お支払いは当日となります。
レストラン直通TEL.042-708-8633
お申し込み後のキャンセルにつきまして
お席の準備がございますので開催1週間前までに必ずご連絡お願い致します。