お知らせ

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2017年11月17日 年末年始のスケジュールと 「武相荘の新年会」開催のお知らせ

武相荘の新年会 2018

あっという間に年の瀬が迫ってまいりました。
皆さま年末年始のご準備・ご予定はいかがでしょうか。

武相荘の本年最後の開館日は12月24日(日)です。
年末年始約2週間のお休みをいただき、新年は1月6日(土)より開館いたします。

新年初日は朝10時より「武相荘の新年会」を開催致します。

お神楽 武相荘

  • 開催日時: 1月6日(土) 10:00〜16:00ごろまで
  • お神楽があげられます。
  • ミュージアム入館チケットをお求めの方には、ドリンク1杯をサービス。

お正月の雰囲気に包まれるこの日だけの武相荘〜ぜひゆっくりお楽しみください。

2017年11月16日 椿と山茶花が開花しました。

あっという間に秋が深まってきました。

石仏 武相荘
石畳の往来を見守る石仏。
今日はひときわ、にこやかなお顔に見えました。

山茶花 武相荘
目線を上の方へ向けると、大木の山茶花。

白侘助 武相荘
白侘助。こちらも大きな椿の木。一斉に花開きはじめました。

白梅のつぼみ 武相荘
白梅。もう春の準備を始めていました。

中秋 武相荘

モミジはまだ青々しています。
例年11月下旬〜12月初めが見頃となります。

2017年11月12日 開催レポート 武相荘お能への誘いの会「清経」

九州から妻のもとへ届けられたのは、形見となった夫の黒髪だった。
生きて帰ると誓ったはずの夫の形見。受け入れられない妻は、
その髪を突き返してしまう…
「見るたびに心づくしの髪なれば、うさにぞかへす本の社に」

(お能「清経」はじまりの部分)

2017年10月14日(土)開催 第5回 武相荘お能への誘いの会 開催概要
能楽師 友枝雄人氏
能楽師 佐藤寛泰氏
解説・司会 青柳恵介氏
お能「清経」について/後半「オモテ = 能面」について実物を見ながらのお話

武相荘 お能への誘いの会「清経」
武相荘の囲炉裏の部屋(普段は展示室となっている)で特別に開催しました。

このページでは勉強会で特に印象的だったお話を、写真とあわせて皆様にご紹介いたします。

ものがたり・背景

青柳恵介氏

源氏に都を追われて、西海をただよう平家は、
九州で、最後の望みをかけて、宇佐八幡宮へお参りに行きます。
戦勝祈願に行くわけです。
相当の人数です。——その中には安徳天皇もいます。
ところがお祈りをして何日間か過ごしているうちに、
大将の宗盛がですね、夢を見るんです。
その中に宇佐の神様がでてまいりまして、
「世の中の。うさには神も。なきものを。なに祈るらん。心づくしに」
という歌を、告げるわけです。

「うさ」っていうのは、辛いっていう「憂し」という形容詞がございますが、
それと宇佐八幡の「宇佐」をかけ言葉にしてましてね。
この、あなたたちの辛い、この運命には、神様なんていない。
神は、加護しないのになんでみんな、そんなに一生懸命お祈りをしているんですか?
という、突き放されるような歌を、夢の中で、宗盛公は聞かされて、
「今、平家はずいぶん劣勢であるけれども、何とか!」という気持ちが、
だんだんもう萎えてきてしまった。

青柳恵介氏 写真右手

宇佐神宮には、神のご加護をいただこうというのと同時に、
実は九州には緒方惟栄(これよし)っていうですね、強力な武将がいるわけです。
平家に連なる武将だったんですけれども、ところが都からね、
後白河法皇の内々の、「平家に味方するな」と、こういう。
安徳天皇がいますから、平家に味方しない、なんてことはなかなか言えないんだけれども、
上皇からそいういう情報が入って、もう、平家はだめだと。
で、この緒方惟栄は、裏切るんです。平家を。

で、その緒方っていうのは、これは余計な話なんですが、
大神(オオガ)氏なんです。大神氏っていうのは、宇佐八幡の神職の家なんですね。
5代の孫に、緒方っていう苗字に変わったんです。
ですから、宇佐八幡っていうのは、神様に祈願するのと同時に、
緒方という武将の武力を、それを期待して行く。っていう両方の意味があったのです。

しかし、神様からは、そういう託宣を受けてしまった。

個人的にも好きな曲

友枝雄人氏

恋ノ音取(こいのねとり)っていう、笛の手があるらしいんですけれども
舞台で清経は、その笛に誘われて、こう、徐々に徐々に、幕から橋掛かりを歩んで、
奥さんの元に現れる。

それは、お囃子方の笛の人達の非常に技術的に難しい演出にもなっているんですけれど
とにかく、奥さんの夢枕に、こう、なんというかのかな・・・自然と・・・というか、
泣きながら寝てゆくなかに、こう現れるように、うまく出来てる。

その夢の中で、その「戦で死ぬならまだしも、戦わずして入水するっていうことは、
私の存在はどういうことなのか?」っていう、そんなやりとりがあって、
一方「うさにぞ返す・・・って言って、わざわざ届けた自分の鬢(びん)を、
返すことはないだろう」って言うと、
その形見こそね、忘れられないものになるんです。却って。
これこそ執心のものになって、いやだ。っていう。
――現代にも通じる、その、女性の思いだと思うんですよね。

それらが、こう掛け合いの中に、うまーくまとまっているところがあって

まぁまぁ、でもどうしてこうなったか話すから、
まあ、落ち着いてくれ。ってところから始まって、
その後半が、入水に至るまでの詞章がずーっと長々あって、
舞いながら、長い地謡が心理描写していくんですけれども、
ほぼほぼ僕は、あれはノイローゼの状態に近いんじゃないかなと
いつも思いなが舞っているんですれども、
「この世とても旅ぞかし。」っていう、
もうだから、何処にいても、もう最後は一緒だから、
あの世であろうが、この世であろうが、それはもう、
いつかまた何処かで会えるんだから・・・っていうような、
そんな思いに至って身を投げた。

友枝雄人氏 写真中央

僕なんかは、暗い海を、想像しながら舞いますね。

その、やっぱり「うさには神も。なきものを。」と、
まぁそこで「柳ヶ浦からいずくともなく漕ぎ出だす。」
という言葉があるんですけれども、

その。——源氏ってのは、白い、白旗があるんですよね。
そうすると、もうみんな、白いものを見ると、こう、怯えてるんですよね。
船の後にたつ白波。白鷺。全部・・・
もうずいぶん、それはね、本当に。ノイローゼだと思うんです。

でもう、そうなると。
そこから抜け出したいと思ったら、周りが海だったら、ここしか…
(青柳氏:行くところが無い…なるほどね。)
っていう。ええ。

常のものとは大分異なってくる動きや、緩急。

佐藤寛泰氏

(青柳氏: 佐藤先生ね、清経っていうのは、今も武勲が無いっていうか。
その、戦場で格好良く戦った、ってことは、何も語られていない。
その人を主人公に、持ってくるってことでしたけれども。
見ていて、清経っていうのは、なんか品のある人だったんじゃないかなぁ。という…)

そうですね。あまり「いくさ」を感じないというか。
能の状態で「修羅物」っていうことになると、だいたいが、
お囃子で舞うときに、「カケリ」という——修羅道に落ちた苦しみや
戦への執心について舞うことが多い中で、
清経の場合は、そういうものを舞わない。

また基本的に能の中では、死者、亡霊は、お坊さんの弔いなどによって、引かれて
出てくる場合が多いんですが、
清経の場合は、何もなく、ある日唐突にその『思い』だけで出てくる。
修羅物の中でも特異な例であります。

佐藤寛泰氏 写真左手

仕舞という——僕らは、物語のいろんな背景を知るよりかは、
まず肉体でこれを覚えなさい。この仕舞をこの稽古をしなさい。という中で、
清経というものは、比較的早い段階でやらせてもらうことが多いんですけれども、
舞ってる中でも、やはり、常のものとは大分異なってくる動きや、緩急。
そういうのが、非常に多い曲です。

私は、大先輩方が舞われている姿は、
舞台にいるよりかは楽屋内で見ることが非常に多かったんですけれども、
清経の場合は、クセという、ある種の聞かせどころ・舞いどころのところで、
能においては、かなり写実的な、動きをするんです。
——「腰より ようじょう(横笛)抜きいだし…」と、笛を、
扇をたたんで笛を抜いて、それを口元にあてて、笛を吹いてる様をつくる。
笛を、あしらい笛で吹くんですね。
そうすると本当に、その瞬間に、そういうところで、こう
ふわーと吹いているように見えてしまう。
というのが僕は清経が初めて。
そいういう能の中で、リアルに見えた瞬間、鮮明に覚えています。


前半「清経」のお話からは以上です。講師陣による大変興味深いお話。いかがでしたでしょうか。

能楽師のお二人が出演される「清経」の本番、は11月18日(土)、目黒駅近くの喜多能楽堂で開催されます。

「清経」「猩々乱」友枝雄人

さて後半は、能面を次々にご披露いただき、解説を受けながらの鑑賞を楽しみました。
今回、友枝家にのこされている面、佐藤寛泰氏が所蔵されている面とずいぶん沢山お持ちいただだきました。
よく「能面は見る角度によって表情が変わる。」などと聞きますが、
シテ方の友枝氏があやつるその角度の繊細さに驚きました。

後半の写真をお楽しみいただき、このレポートを終わりたいと思います。
ご参加いただきました皆様、先生方、誠にありがとうございました。

次回開催もどうぞご期待ください。

オモテ 能面 中将

オモテ 能面

オモテ 能面


2017年11月11日 岡島直樹さんワイン講座 「“挑戦”を応援するシャンパン! ~シャンパーニュ マムを味わう」

地域と結びつけて、ワインを楽しく美味しく学べる岡島直樹さんのワイン講座
第4回の主題は、シャンパーニュ マム。

マムは2015年までF1でシャンパンシャワーをしていた銘柄で、映画カサブランカで「君の瞳に乾杯」したシャンパンだそうです。このマムを中心に、シャンパーニュの伝統や楽しみ方について岡島さんに教わります。

“挑戦”を応援するシャンパン! ~シャンパーニュ マムを味わう 岡島直樹さんワイン講座 武相荘

尚今回はドレスコードありです。マムのラベル“コルドン・ルージュ”にちなんで「サムシング・レッド」でご参加ください。

試飲は、主役のマムはもちろん、関連する白ワイン・赤ワインが出ます。ワインを楽しむおつまみにもご期待ください。

講座終了後、希望者には特別ディナーもご用意いたします。
夜の武相荘を心ゆくまでお楽しみください。
前回のレポートはこちら

お申し込みは下記から。初めての方もぜひお気軽にご参加下さい。

開催概要・お申し込み

  • マムとシャンパーニュの基礎知識解説
  • ワイン数種のテイスティング
    (おつまみ付き)
  • 開催日時: 1月27日(土) 17:00〜18:30
  • 会場: 武相荘レストラン
  • ドレスコード: サムシング・レッド
  • 料金: お一人様6,480円(税込)
  • 講座終了後の特別ディナー 3,240円(税込)
  • お申し込みフォーム

岡島直樹 氏 プロフィール
1956年9月18日生まれ
高校入学する春休みにアルバイトとして飲食業に従事し、いつの間にか本業となる。フランス パリ、リヨンにてコックとして修行、イタリア プーリアでイタリア料理を修行も、コックとしての才能に見切りを付け、酒好きも手伝っていつしかソムリエの道へ。
日経レストラン第一回メニューグランプリ入賞1999年首都圏最優秀ソムリエ受賞。サントリーワインスクール、赤土ワインスクール、鶴見大学オープンカレッジ等で講師を務める。現在、際コーポレーション統括ソムリエとして活躍中!

Podium celebration with Mumm Formula E" width="590
Copyright © G.H. Mumm 2017

2017年10月18日 久しぶりの晴れ間

10月の晴れ間
久しぶりの晴れ間です。

ホトトギス
ホトトギス。秋の緑によく似合います。

コウヤボウキ
コウヤボウキ。とても小さな花です、ミュージアム奥の散策道に咲いています。


秋らしい姿の草は、何でしょうか。


南天の実。色づく途中のようです。

武相荘 母屋
茅葺屋根も久しぶりの日光浴です。


椿は、つぼみが膨らみ始めました。

爽やかな晴れ間、もう少し続いて欲しいですね。

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