青柳恵介さんお話会 〜白洲正子 日本の名宝100〜
その4「信貴山縁起絵巻」
掲載日 2021年10月21日
このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。今後のイベント予定は当ウェブサイトのほか、Instagram、Facebook でもお届けしています。
美の楽しみを広げる武相荘の講座
シリーズ「白洲正子 日本の名宝100 〜青柳恵介氏お話会〜」第4回開催のお知らせです。
今回のテーマは「信貴山縁起絵巻」
現在も奈良県の信貴山山頂に立つ、朝護孫子寺に伝わった全3巻の絵巻物です。中には信貴山の中興となった命蓮上人の活躍ぶりが、当時の市井の人々や生活風景とともに、非常にいきいきと描かれています。
カメラもテレビも無かった遠い昔に描かれた絵巻。
作者は不明とされていますが、絵巻物が生まれた平安末期は、まさに乱世のさなか。一方、文化の面では様々な分野で、貴賤の垣根を超えた新しい潮流が生まれた時代でもありました。
白洲正子は、数ある宝物の中からこの絵巻物を自分の百宝の一つに選んでいます。
正子の眼はいったい何を捉えていたのでしょうか。今回も、日本の歴史と古美術の専門家である青柳恵介先生が、宝の見どころ、そして宝の生まれた時代や人物に迫るお話しを、お聞かせくださいます。
聞いているうちに、当時の人々が往来が聞こえてくる様な、遠い昔の世界が見えてくるような青柳先生のお話しです。時折こぼれる正子とのエピソードも必聴です。
冬にさしかかり、武相荘の庭には、椿が咲き、紅葉がピークを迎える季節です。ぜひこの機会に足をお運びください。
皆様のご来場をお待ちしております。
青柳恵介氏プロフィール
古美術評論家。五蘊会会長。觀ノ会発起人。
1950年生まれ。東京都出身。
成城大学大学院博士課程修了。専門は国文学。古美術評論家。成城学園教育研究所、成城大学、東京海洋大学の講師を務めた。
著書に「風の男 白洲次郎」(新潮社 1997)、「骨董屋という仕事」(平凡社 2007)、「白洲次郎と白洲正子―乱世に生きた二人―」(新潮社 2008)などがある。
会場にはウイルス対策を充分に施して開催致します。皆様におかれましても体調管理とマスクの着用をよろしくお願い致します。
開催概要
青柳恵介さんお話会 〜白洲正子 日本の名宝100〜 その4「信貴山縁起絵巻」
- 【講師】青柳恵介氏
- 【日程】2021年12月4日(土) 15:30—17:00
15:10受付開始(会場入口にて)、開始5分前までに受付をお済ませください。 - 【参加料】
- 講座参加
3,500円(税込) - 講座参加・ミュージアム鑑賞券セット
4,100円(税込)
当日ミュージアムをご観覧の方向け(計500円分のご優待)。
武相荘ミュージアムのご案内
※尚ミュージアムは17時閉館ですので、ご観覧はイベント開始前にご予定ください。
- 講座参加
- 【会場】旧白洲邸 武相荘 能ヶ谷ラウンジ
- 【定員】30名
次の場合、本会はキャンセルとなります。その場合にはご連絡の上払戻しを行います。
(1)参加応募が最少催行人数に満たない場合。→開催決定致しました(11/26追記)
(2)新型コロナへのさらなる緊急対応が必要とされた場合。 - 【締切】2021年
11月29日(月)締切日を変更致しました: 12月2日(木)締め切りです。
お申し込み
- お申し込みは締め切りとなりました(12月2日)。ご参加の皆さまどうぞお楽しみに!
- 武相荘イベント専用窓口
email: muromachi@buaiso.com
TEL.090-4367-9708(受付時間: 平日10:00-17:00)
講座後に武相荘レストランでディナーはいかがですか?
- ディナーをご希望の方は、レストランへ直接ご予約ください。
レストランご案内ページ
イベント終了後 17:30〜。武相荘での一日を心ゆくまでお楽しみください。
完全ご予約制。お支払いは当日となります。
レストラン直通 TEL.042-708-8633
キャンセルにつきまして
レストランのキャンセルは別途直接ご連絡いただく必要がございます。
お席の準備がございますので開催1週間前までに必ずご連絡お願い致します。