武相荘の倶楽部イベント「クラッシックカーを楽しむ会」の様子をご紹介いたします。
2016年5月25日(水)武相荘の牧山夫妻と倶楽部メンバーの有志で、埼玉県加須市にあるクラッシックカーの博物館「ワクイ・ミュージアム」を訪れました。
ワクイ・ミュージアム館長 涌井さん格別の計らい、ロールスロイスでのお出迎え。心躍ります。
高級車の乗り心地を楽しみながら、ゆっくりとミュージアムへ向かいます。
お昼前にミュージアムに到着。牧山がメンバーに館長の涌井清春さんをご紹介。涌井さんからごあいさつ、スタッフの皆さんのご紹介がありました。そして丁度お昼となり、まずはランチをいただきました。
芝生の上でランチ。ゆっくりご馳走になりました。風が心地よかったです。
特設のキッチンで茹で上げた、打ち立ての信州そば。ビュッフェにはおいなりさんや、新鮮な野菜・果物も。
見学の開始は、涌井さんに誘われて、ミュージアムから。
涌井清春 氏(写真中央)
クルマを真の意味で愛されている涌井さん、オープン当初から、クルマのミュージアムをやるなら、飾って置くだけでは意味が無い、当時のままに走行可能な状態でこそクルマなんだ。という思いをお持ちで、実際に、もうすぐ100歳を迎えようというクルマも含め、ワクイミュージアムのクルマは全て現役の状態を保たれています。
またクルマを通しての人との縁についても触れられていました。そうした中で、今も将来へ向けての大仕事が進行中とのこと、熱いまなざしが印象的でした。
こちらは、HERITAGE
相当の面積の中に、所狭しと名車が並びます。どの車も生き生きしているのが分かります。
ベントレー、ロールス・ロイスといった、先人達の魂が刻まれたクラッシックカー。この宝は、将来にわたり伝えなければならない。そのためにはどうしたら良いのだろう? 涌井さんは、この難題を乗り越えたくて、MUSEUM, HERITAGE, そしてメカニックの皆さんが働くFACTORYという、3つの施設を整えられたそうです。
こちらは、FACTORY
レストア中のベントレー、涌井さんが誇りにする、最高の技術を持つスタッフの皆さんの手で、ピカピカの状態を取り戻すことでしょう。
ミュージアムに佇む「XT7471」(写真中央)白洲次郎が英国で駆っていた車。左側 Old Mother Gun は’28年ル・マン優勝車、右側は吉田茂の所有していたロールス・ロイス、ドアの締まる音がとっても上品でした。
英国では、持ち主が変わっても、車のナンバーは変わらないんだそうです。
涌井さんは、それが良いんだと、しみじみ仰っていました。
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今回は休館日にも関わらず、大変温かいおもてなしを頂きました。
涌井さん、スタッフの皆さま、本当に有り難うございました。
またご参加いただきました武相荘の倶楽部メンバーの皆様、
(遠方からご参加いただいた皆様もいらっしゃいました)誠に有り難うございました。
2016年5月25日(水)開催「クラッシックカーを楽しむ会」のレポートは以上です。
武相荘の倶楽部では、今後も皆様と楽しむイベントを開催してまいります。