『武相荘—春』展 2026

会期: 2026年3月3日(火)〜5月31日(日)
尚、祝日を除く月曜は休館日です。
ミュージアム開館時間:10時~17時 (入館は16時半までとなります)

お雛様(京都の老舗・丸屋大木平蔵人形店製)
白洲正子が幼少のころより大切にしてきたお雛様です 。
リビングのテーブル
オランダの器の数々
囲炉裏の間
正子の着物・洋装、器
囲炉裏の間
正子・次郎の洋装
(イヴ・サンローラン、ヘンリープール)
奥座敷
うつわのあしらい
着物の展示

正子は、毎年春の訪れを楽しみにしていました。冬が終わりを告げる頃、雑木林が芽吹く直前に淡い紫色に染まってくると、冬から春への季節の変貌を感じ、窓を大きく開け、眼を閉じて微かに漂う春の香りを嗅ぎ逃さないように神経を研ぎ澄ますのでした。この様な楽しみが味わえるのは、長く寒い冬があってこそと冬に感謝しておりました。

木々や草花が花をつけ始めると、毎日時のたつのも忘れて眺めいり、「年を取ると次の年にはもう見られないかも知れないと思うと若い頃に眺めていた花々より数倍うつくしく見えるようになった」と、春の訪れと同時に年を重ねる事をも楽しんでいるようでした。

牧山桂子

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