『武相荘—冬』展 2025-2026
会期: 12月2日(火)〜12月25日(日) その後冬季休館を挟んで、
2026年1月10日(土)〜3月1日(日)まで。
尚、祝日を除く月曜は休館日です。
ミュージアム開館時間:10時~17時 (入館は16時半までとなります)

左下:〜特別展示『韋駄天お正の取材旅』〜より『西行』の原稿
右:紬辻ヶ花文胴服(織・田島隆夫/染・古澤万千子)

右上:奥座敷の展示/きもの ①芹沢銈介染 ②織・柳悦博/染・古澤万千子『梅二月』
右下:次郎のウィスキーグラス、ゴルフクラブセット

左下:リビングのテーブルの展示/デルフトジョッキ(17−18世紀)ほか
右:李朝白磁壺、正子の冬の洋装(イヴ・サンローラン製)
家に居るよりも、それぞれ別々に外を駆け巡ることのほうが多かった父・次郎と母・正子ですが、晩年はこの「武相荘」で二人は静かに暮らしておりました。 父はガレージで大工仕事に励み、母は書斎で読書をする。ごく親しい人とだけ付き合い、静かで平和な暮らしを楽しんでおりました。
二人の趣味(hobby)は異なっているように見えますが、趣味(taste)は多分に共通していたと思います。二人のhobbyとtasteとを遺愛の品々から、見て取って頂ければ幸いです。
牧山桂子