『武相荘の夏』展〈開催終了しました〉
掲載日 2015年6月2日
会期:2015年6月2日(火) 〜 8月23日(日) 10時~17時(入館は16時半までとなります)
武相荘の夏 開催にあたって
夕方、カナカナ蝉が騒がしくなる頃です。
きまって山盛りの蚕豆の鉢とビールを目の前にならべ
いつの頃からか毎年植えるようになった
刻々と花びらをひろげていく夕顔を眺めながら、
人生でも夕方を迎えていた次郎と正子の二人は
過ぎ去った昔を語り合うのが常でした。
写真(上) 奥座敷の福沢諭吉書の下、右から「宮古上布」、「越後上布」のきもの。
写真(下) 向かって右側は今や貴重な「芭蕉布」、左側は作家もので、関口信男・作「めだか文」
夏は、ガラスの品々、正子所蔵の着物を多く展示。