冬の花々・屋根の修繕
駐車場側から入ると、ナラの木の紅葉が、目に飛び込んできました。
武相荘への入り口は右手側、竹林を縫う遊歩道を歩いていきます。
竹林を抜けると、長いウッドデッキに出ます。
ウッドデッキの下側に降りて見上げてみました。(普段はごめんなさい立ち入り禁止です)
順々に早咲きの椿が咲き始めました。薄桃色の椿は「数寄屋」
こちらは「天輪寺月光」
こちらは椿ではなく「蝋梅(ろうばい)」
他の梅と同じように、花だけで咲くイメージありますが、異常気象のためか葉を残したまま咲いています。でも、いい香りです。
この建物は、地階がイベントスペースの能ヶ谷ラウンジ、地上一階がショップとなっています。
今日は「コンコンコン・・・」と小気味よく木を打つ、大工仕事の音が聞こえてきますが・・・
上へ上がってみると屋根を修繕中でした。武相荘ではミュージアムとなっている母屋の茅葺きの葺き替えも大事ですが、こういった細かな修繕も欠かせません。
瓦の下に美しい板が渡されていました。「杉ですか?」と大工さんに声をかけると「檜です」と快く教えて下さいました。修繕は本日完了するそうです。
門をくぐって、茅葺きの方へ進みます。
右の建物がレストラン。奥が、白洲夫妻が住居にしていた茅葺きです。
今はミュージアムとしてお楽しみいただいております。さらに奥へ進みます。
白い椿が満開です。「白侘助」
白洲正子が好んで大切にした木で、今はなかなかの大木となっています。
今年も残すところ10日余りとなりました。
武相荘の営業は12月24日(日)まで、新年は1月6日(土)に開館いたします。
年末年始もどうぞお気軽にご来館ください。