紅葉から椿へ

掲載日 2021年12月15日

昨日は朝から冷え込んで、関東でも初雪が観測されました。
二十四節気では12月中旬のこの時季は「大雪(たいせつ)」にあたるそうです。

翌日の今日は晴れて、寒さは少し和らぎました。

駐車場がの入口から邸内へ。木漏れ日の竹林を歩くと
雨に洗われた樹々の香り、土の香りを感じます。

竹林を抜け、長いウッドデッキを渡ります。

ウッドデッキから階段をのぼると、次郎のガレージを改修したオープンカフェ。
クラッシックカーのPAIGEがお出迎えです。

囲炉裏にも火が入りました。
時おり、パチッ、パチッ、と炭のはぜる音が。

茅葺屋根は雨のあとで、まだ湿っているようです。

お庭(ミュージアムエリア)の奥側

モミジが見事に紅葉していました。
正子が「鈴鹿峠」の道標を置いた裏山の散策路です。

足元もなかなかの景色。

そして、紅葉が終わると、これからは椿の季節です。

茅葺の前の大木の「白侘助」。半分ぐらい咲きました。

白侘助よりは後に咲く「黒侘助」。ひとつ、ふたつと花開いてきました。

先ほどの長いウッドデッキの竹林側にある桃色の椿「数寄屋」。
もうすぐ咲いてきそうです。

ウッドデッキの反対側に「天輪寺月光」。
蝶のような小振の花が、これからたくさん花開きます。

「大唐子」。瓦門を入ってすぐ左側にあります。
幾重にもなった花弁が特徴。一輪一輪ていねいに咲かせているような雰囲気があります。

里山に、のびのびとした枝振りの椿はなかなか見応えがあります。
冬の間にぜひ足をお運びください。