10月15日(土)開催「武相荘 能 経政」

掲載日 2022年9月1日

このイベントは終了いたしました。ご来場の皆様まことに有難うございました。
イベント情報は当サイトのほか武相荘公式Facebookでもお知らせしております。

遊びをせんとや生まれけむ。——梁塵秘抄の歌のごとく、能と古美術を通して室町時代に心を遊ばせたイベントから一年、武相荘にふたたび能舞台が立てられます。

今回は、友枝雄人氏による能「経政」を中心に、秋の静かな武相荘で、平家物語と能の世界に深く入っていきます。

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ご参加にあたってのご確認事項

  • 【開催日】 2022年10月15日(土) ※雨天も基本的には開催
  • 【開 場】11:00(16:30終了)
  • 【参加料】 1名様 16,000円(税込)定員: 100名
  • 【その他】イベント終了後、レストラン主催のディナーあり※要別途お申し込み
    1名様 5,500円(税込)定員: 25名
  • 当日は本イベントチケット無しでのご入場は不可となります
    〈年齢制限〉ご参加は中学生以上に限らせていただきます
  • 当日は武相荘の駐車場はご利用いただけません〈近隣施設・店舗等への無断駐車厳禁〉
    ご不便をおかけいたしますが、周辺のコインパーキング等をご利用ください
    コインパーキングご参考情報
  • 開催イベントの撮影および録音は、事前の許可を得ている場合を除きすべて禁止いたします
  • マスクの着用と手指消毒にご協力ください

お申し込み

※キャンセルにつきましては、開催1週間前までに、必ずご連絡お願い致します。
原則としてそれ以降のキャンセルはお受けできかねます。
ディナーのキャンセルは、レストランへ直接ご連絡ください。

お問い合わせ窓口

  • 武相荘イベント専用窓口
    email: contact@buaiso.com
    TEL.090-4367-9708(受付時間: 平日10:00-17:00およびイベント当日)

開催内容の詳細

◆展示(11:00—14:00)

能装束の特別展
(能ヶ谷ラウンジ)
友枝家所蔵の能装束を中心に展示。
美しい着物・道具の数々を目近にご観覧ください。
武相荘の秋展
(ミュージアム)
白洲次郎・白洲正子、二人の住まいであった茅葺きに、
きもの、うつわ、調度品等、秋の装いの展示
オープンから14:00まで、邸内のレストランも通常営業いたします。ランチ・カフェもお楽しみください。

◆能舞台(14:10—16:30 開場13:40, 途中20分休憩)

お囃子体験小鼓方幸流 成田達志氏ほか囃子方の皆さまによるワークショップ。
想像をかき立て、ものがたりの様々なシーンを描く音楽であるお囃子、その呼吸やリズムを実際に体感していただきます。
能装束ワークショップ喜多流能楽師の皆様による能装束の実演解説。
能装束の構成、実際の着付けについて、教えてくださいます。
解説「平家物語と能」
青柳恵介氏
「経政」を通して、数多くの能にとり上げられた「平家物語」について
さらに、平経政そして平家物語にゆかり深い“琵琶”という楽器について
お話くださいます。
能「経政」
シテ 友枝雄人氏
竹林を望む庭。この日限りの能舞台での演能です。

◆出演者プロフィール

友枝雄人能楽師 シテ方喜多流
1967年 東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。故友枝喜久夫の孫。伯父友枝昭世の養子となる。喜多流十五世宗家故喜多実に入門、友枝昭世に師事。
1970年 初舞台「鞍馬天狗」花見、1977年「経政」にて初シテ。1994年「猩々乱」、2002年「道成寺」、2005年「石橋(赤獅子)」2010年「翁」を披く。「五蘊会」主催、「條風会」同人。2009年小学館白洲賞受賞。重要無形文化財総合指定保持者。
成田達志能楽師 小鼓方幸流
1964年生まれ。
1974年 居囃子「女郎花」にて初舞台。 平成28年芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。 (公社)能楽協会 理事及び大阪支部長、(一社)映像実演権利者合同機構(PRE) 理事、大阪能楽養成会主任講師。重要無形文化財保持者(総合認定)。
青柳恵介古美術評論家。五蘊会会長。觀ノ会発起人。
1950年生まれ。東京都出身。
成城大学大学院博士課程修了。専門は国文学。古美術評論家。成城学園教育研究所、成城大学、東京海洋大学の講師を務めた。
著書に「風の男 白洲次郎」(新潮社 1997)、「骨董屋という仕事」(平凡社 2007)、「白洲次郎と白洲正子―乱世に生きた二人―」(新潮社 2008)などがある。