『武相荘の秋』展 2025

会期: 2025年9月6日(土)〜11月30日(日)
尚、祝日を除く月曜は休館日です。
ミュージアム開館時間:10時~17時(入館は16時半までとなります)

囲炉裏の部屋
手前左の台/瀬戸馬の目皿(江戸時代後期)、籠、燭台
手前中央の台/唐津灰釉壺(江戸時代初期)、織部桐文台皿(江戸時代初期)
中央のお盆/瀬戸むぎわら手片口(江戸時代中期)、瀬戸むぎわら飯茶碗(江戸時代後期)
中央右の朱のお盆/古伊万里猪口四種、奧右側の台/瀬戸鉄釉菊文片口(江戸時代中期)ほか
〜特別展示『韋駄天お正の取材旅』〜 写真左側3点
日本各地へ旅をした正子がどんなものを見、感じたのか
原稿とともに残された取材ノートを展示しています
写真右・奥/正子が着用していたシャネル・スーツ
写真左/手前:紺紬地金箔吹寄文着物、奥:宗廣力三作・郡上紬格子文羽織
写真右上/次郎着用のハウンド・トゥース・チェック(千鳥模様)のツイードジャケット
写真右下/奥座敷・秋のきもの、帯各種の展示、皿:加藤重高

武相荘の秋 開催にあたって

夏も終わりに近づき、木犀の香りが漂いはじめ
秋の気配が感じられる頃になると、正子は気持ちや
身の回りを秋に向かって切り替えていくのでした。
ガラスの食器など夏を感じさせる品々は
秋を迎えるのにふさわしくないと、隅に追いやり
替わりにぬくもりの感じられる木地の品々や
秋草を活ける花器などで身辺をかため、
日本に四季のあることを喜んでおりました。

牧山桂子

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