白洲次郎 日本を復興させた男
日本がいま、最も欲しい男。
再生への命運がかかる1951年、この男が大舵を振るう!
商工省解体、通産省発足、電力再編、平和条約——。
やるべきことの信念は曲げず、手柄は他人へ。
既得権益をばっさり斬り、現場を信じつづけた手腕を見よ!
「電源開発でもっとも重要なのは開発地点の地元の人びととの関係だ。水利は国家の資源じゃないか。その資源を利用するにあたっては、まず地元の人びと、その県の人びと、その地方の人びとが恩恵に与るべしだ。田舎で起こした電気はすべて都会へ持っていく、都会の人は電灯をつけ、田舎ではランプ暮らしなんていうのはおかしいよ」
——本文「国家の資源」より
品名: 白洲次郎
日本を復興させた男須藤孝光 著
新潮社
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絶版