2022年の記事一覧

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2022年9月19日更新古美術・骨董展示即売会

11月12日(土)、13日(日)、武相荘・能ヶ谷ラウンジにて
ギャラリー辰巳さん主催で古美術・骨董展示即売会が開催されます。

島根より、新進気鋭「IMADO」「objects」の2店。
東京から、1673年創業の日本橋室町「海老屋美術店」と
古美術百貨店の異名をとる「古美術猫」の2店。

紅葉の始まる立冬の頃に開催。
どうぞお気軽にご来場ください。

本イベントに関するお問い合わせ先

ギャラリー辰巳
TEL.045-985-5966

2022年5月31日更新『武相荘の夏』展 2022〈開催終了いたしました〉

会期: 2022年5月31日(火)〜8月28日(日)
尚、祝日を除く月曜は休館日です。
ミュージアム開館時間:10時~17時(入館は16時半までとなります)

宮古上布と芭蕉布〈奥座敷〉

武相荘の夏 開催にあたって

夕方、カナカナ蝉が騒がしくなる頃です。
きまって山盛りの蚕豆の鉢とビールを目の前にならべ
いつの頃からか毎年植えるようになった
刻々と花びらをひろげていく夕顔を眺めながら、
人生でも夕方を迎えていた次郎と正子の二人は
過ぎ去った昔を語り合うのが常でした。

牧山桂子

夏のきもの、ガラスの器各種〈囲炉裏の部屋〉

2022年3月1日更新『武相荘の春』展 2022〈開催終了いたしました〉

会期: 2022年3月1日(火)〜5月29日(日)
尚、祝日を除く月曜は休館日です。
ミュージアム開館時間:10時~17時 (入館は16時半までとなります)

※下記は4月19日に入れ替えで追加した展示品です。

※下記の一部は、4月17日までの前半展示品です。

前半の展示より

正子は、毎年春の訪れを楽しみにしていました。冬が終わりを告げる頃、雑木林が芽吹く直前に淡い紫色に染まってくると、冬から春への季節の変貌を感じ、窓を大きく開け、眼を閉じて微かに漂う春の香りを嗅ぎ逃さないように神経を研ぎ澄ますのでした。

この様な楽しみが味わえるのは、長く寒い冬があってこそと冬感謝しておりました。木々や草花が花をつけ始めると、毎日時のたつのも忘れて眺めいり、「年を取ると次の年にはもう見られないかも知れないと思うと若い頃に眺めていた花々より数倍うつくしく見えるようになった」と、春の訪れと同時に年を重ねる事をも楽しんでいるようでした。

牧山桂子

白洲正子の初節句から大切にしてきたお雛様 京都の老舗 丸屋大木平蔵人形店製

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