メンバーの声

メンバーにとっての「武相荘の倶楽部」とは?
——現役メンバーお二人からのメッセージをご紹介します。

かけがえのない特別な場所

白洲次郎さんのことを知ったのはもう十年以上前になります。外資系企業に勤めていた私は、次郎さんのプリンシプルを持った生き方を本で読み、大いに勇気づけられ、海外本社や外国人上司と議論、交渉する時など大変参考になりました。以来ずっと次郎さんが人生のお手本となり、勝手に「心の師匠」と慕っています。

私にとって武相荘は、心地よい風が吹く、心のふるさとです。自然豊かなお庭では四季折々の季節を愉しみ、館内では美を追求したこだわりの所蔵品を見て心洗われます。ただ優しいだけでなく、時には「そんなことでいいのか?」と‘風の男’に一喝されているような、凜とした強さも感じます。

二年前に「武相荘の倶楽部」が発足されると知ったときは、Play Fastで即日申し込みしました。入会とほぼ同じ頃に武相荘のすぐ近くに引っ越したこともあり、これまで数多くの倶楽部イベントにも参加しました。

倶楽部に入って一番良かったことは、なんと言っても牧山圭男さん、桂子さんから直接、次郎さんや正子さんのお話が聞けることです。一番身近で接していたお二人からお話を聞いていると、時々次郎さんや正子さんご本人とお話しているような錯覚に陥るほどです。

また個性豊かなメンバーと知り合えるのも魅力です。好きなものや感覚が似ている人が自然に集まるのか、世代や職種も超えて不思議とすぐに仲良くなれます。

今後も倶楽部のイベントなどを通じて、もっとたくさんのメンバーと知り合い、一緒に武相荘、そして「武相荘の倶楽部」を盛り上げていければと思っています。

武相荘は私にとって次郎さんの魂の残り香が感じられる、かけがえのない特別な場所です。今後も末長く、多くの人々に愛される記念館として、存在し続けて欲しいと思います。

吉岡 総一(第1期メンバー)

茅葺屋根の武相荘

「従順ならざる唯一の日本人」といわれる次郎さんに以前から胸キュンでしたので素顔を知りたいとの思いで入会しました。
恐る恐る様々なイベントに参加していくうちに、今まで関心を持つこともなかった世界に惹き込まれ、参加者ならではの醍醐味を楽しんでいます。
また、茅葺屋根の武相荘を訪ねるたびに豊かさの中で忘れてしまった素朴であたたかな生活をなつかしく思うようにもなりました。

お茶しながらレストランの中から庭をながめていると田舎の実家に帰ったようで心底リフレッシュでき、力が湧いてくるから不思議です。「何でも良いから一つ、好きなことに集中して井戸を掘りなさいよ。」とおっしゃった正子ワールドは底なしの知恵袋です。
今後、能ヶ谷ラウンジを起点にした体験型のイベントを楽しみにしています。牧山御夫妻とスタッフの方々そして私たち倶楽部メンバーがどのような化学反応を起こして変化(へんげ)していくのか、ほんとうに楽しみです。

矢野 淳子(第1期メンバー)

身にあまることの多いメッセージを頂戴し、ありがたい事です。これからも楽しいイベントを考えて行こうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。


■人気の陶芸教室
メンバーには作ることが好きな方も多い。


■メンバーズルーム
メンバーだけが使えるお部屋。ゆっくり読書をされる姿も。


■クラッシックカーを楽しむ会
メンバーで行く大人の遠足。